劇場が再び劇場として動き出します。補修工事、床の張り替え、設備更新などを終え、新たなる劇場の船出の準備ができました。出航です。そして舞台に集う人たちは、夢から夢へと繋いでいきます。2024年、劇場に一歩踏み入れるとまたそこから時間が刻みはじめます。
29年前にまっさらだった劇場は、ゆっくりと時間をかけ音の波紋、言葉の泡、人の躍動、高揚と興奮、永遠、律動、笑顔や喝采、そんな結晶を作ってきました。そして30年を経た今、再びオープンすることは、とても意味深いです。あらたな未来をさらに刻んでいければと思います。劇場が、みなさんとの拠り所、クロッシングする場としてこれからもあり続ければ幸いです。
彩の国さいたま芸術劇場芸術監督
近藤 良平
彩の国さいたま芸術劇場30周年おめでとうございます!
ご縁があり「30th」書きました!
グルングルンと思わず巻きこまれたくなる渦。
そしてワクワクする未来への入口。あたりをイメージして!
新しいサイゲイ! 楽しみです!
安田 有吾
(書楽家・コンドルズ)
3月 県民芸術劇場(仮称)基本計画策定
7月 財団法人埼玉県芸術文化振興財団設立
3月 埼玉県彩の国さいたま芸術劇場条例公布
4月 財団が埼玉県から「彩の国さいたま芸術劇場」の管理を受託
10月15日 彩の国さいたま芸術劇場開館
諸井誠が同館初代館長・芸術監督に就任
3月 ベートーヴェン オペラ《フィデーリオ》上演
4月 「ピアニスト100」がスタート
1月 蜷川幸雄が彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督に就任
「彩の国シェイクスピア・シリーズ」がスタート
1月 「彩の国キリアン・プロジェクト」がスタート
「ベートーヴェンの全32曲のピアノ・ソナタを語り・聴く会」がスタート
7月 国際共同制作 ピナ・バウシュ&ヴッパタール舞踊団『天地 TENCHI』上演
4月 財団が埼玉県から彩の国さいたま芸術劇場の指定管理者としての指定を受ける
(第1期2009年3月31日まで)
蜷川幸雄が2代目芸術監督に就任
「さいたまゴールド・シアター」発足
5月 「コンドルズ埼玉公演」がスタート
3月 「ピアニスト100」が完結
6月 「ピアノ・エトワール・シリーズ」がスタート
4月 財団が埼玉県から彩の国さいたま芸術劇場の指定管理者としての指定を受ける
(第2期2012年3月31日まで)
10月 「さいたまネクスト・シアター」立ち上げ公演
2月 彩の国さいたま芸術劇場施設改修工事開始
4月 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団へ移行
9月 彩の国さいたま芸術劇場リニューアルオープン
4月 財団が埼玉県から彩の国さいたま芸術劇場の指定管理者としての指定を受ける
(第3期2015年3月31日まで)
4月 財団が埼玉県から彩の国さいたま芸術劇場の指定管理者としての指定を受ける
(第4期2020年3月31日まで)
10月 吉田鋼太郎が彩の国シェイクスピア・シリーズ2代目芸術監督就任
12月 「1万人のゴールド・シアター2016」開催(会場:さいたまスーパーアリーナ)
9月 「世界ゴールド祭2018」開催
4月 財団が埼玉県から彩の国さいたま芸術劇場の指定管理者としての指定を受ける
(第5期2025年3月31日まで)
9月 彩の国さいたま芸術劇場オープンシアター「ダンスのある星に生まれて」がスタート
4月 近藤良平が3代目芸術監督に就任
ジャンル・クロスⅠ 近藤良平 with 長塚圭史『新世界』上演
10月 彩の国さいたま芸術劇場 大規模改修工事開始
2月「彩の国シェイクスピア・シリーズ」が完結
4月 「埼玉回遊」が始動
3月 彩の国さいたま芸術劇場 リニューアルオープン
5月 「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」がスタート
10月15日 開館30周年を迎える
彩の国さいたま芸術劇場30周年おめでとうございます。
「彩の国シェイクスピア・シリーズ」に携わらせていただいてから約30年、ともに歩ませていただきました。非常に思い出も深ければ、蜷川さんとの、印象に残るたくさんの苦しかった、でもすごく有意義だった、僕の財産になる仕事を数多くやらせていただきました。
これからも「彩の国シェイクスピア・シリーズ2nd」でお世話になると思います。たくさんのお客さんが入る、素晴らしい劇場であり続けることをお祈りしております。
吉田鋼太郎(俳優)
30周年、おめでとうございます。
この劇場の記念すべき年に主演を、しかも“ハムレット”をやらせて頂けていること、大変光栄に思っております。 これからも彩の国さいたま芸術劇場のファンの皆さま、そしてより一層多くの皆さまに喜んで頂ける作品をお届け出来るよう、頑張っていきたいと思います。 心からの応援、宜しくお願いします。
柿澤勇人(俳優)
開館30周年おめでとうございます。リサイタルや、室内楽を含むシリーズなど何度も大変お世話になった彩の国さいたま芸術劇場は、素晴らしい音響と温かいスタッフに迎えられる度に帰ってきたと思える場所です。ここでだからこそ生まれる音楽の対話やインスピレーションのお蔭で、いつも楽しい本番となりました。これからもアーティストたちが高め合い、音楽を深め、お客様と最高の芸術を共有できる素敵なホールでいてください。
小菅 優(ピアニスト)
彩の国さいたま芸術劇場30周年、おめでとうございます。
私は、もうかれこれ25年以上にわたって、演奏会・レコーディング・リハーサルなど様々な場面で、この素晴らしい空間を享受させて頂きました。これからもますます発展されることを心より願っております。この度は本当におめでとうございます。
バッハ・コレギウム・ジャパン 鈴木雅明
30周年おめでとうございます。私が初めて彩の国さいたま芸術劇場で踊ったのは、2000年のNDTの日本公演の時でした。そして、その12年後にNoismとして公演した時の感動は今でも忘れられません。劇場は芸術作品を生み出し、それらを社会と繋ぎ、人々の記憶を紡ぐ場所であると感じております。時代が変わっても、さいたま芸術劇場が「記憶」を次世代に長く受け継いでいく場所であることを、心より願っております。
Noism Company Niigata
国際活動部門芸術監督
井関佐和子
人が持つ喜怒哀楽感情の爆発を何度も何度も受けとめる劇場施設。その耐用年数が約30年なのは納得できます。今回のリニューアルは、さらなる大爆発を受けとめるためかと思います。どうかこれからも、「人の生きる熱量」を受けとめる場所であってください。
勝山康晴(コンドルズ・プロデューサー)
30年前というと、ちょうど演劇と出会って、始めた年になります。彩の国さいたま芸術劇場さんとは、2016年から関わらせていただき、別れも含めた沢山の出会いがありました。それこそ千人を超える高齢者の皆さんとの演劇は、ここだからこそ成し得た、世界でも類を見ない素晴らしい企画でした。今後もこの劇場が、素晴らしい出会いの場であり続けることを、そして私もまた何かでその一人になれることを願っております。いてくれてありがとうございます。そしておめでとうございます。
ノゾエ征爾
(脚本家・演出家・俳優・
劇団「はえぎわ」主宰)
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