Part.2 ピアノ四重奏
2024年11月23日(土・祝)15:00開演
彩の国さいたま芸術劇場
彩の国さいたま芸術劇場開館30周年記念 エトワール・シリーズ プラス 佐藤晴真(チェロ)
一般発売 | 2024年6月1日(土)10:00 |
メンバーズ発売 | 2024年5月25日(土)10:00 |
フランス語で「星」を意味し、世界の最高峰パリ・オペラ座のトップにも冠せられている「エトワール」。その名にふさわしく、きら星のごとく居並ぶ若手のなかでもひときわ輝くピアニストを紹介してきたシリーズが、劇場開館30周年を機に大きく展開します。装いを新たにした「エトワール・シリーズ プラス」ではピアノに限らず、様々な楽器で活躍する劇場厳選の気鋭アーティストが「リサイタル」「室内楽」という異なる2つのスタイルで意欲的なプログラムに挑戦します。
シリーズ第一弾は実力と華やかさを兼ね備え、近年ますます目が離せないチェリスト佐藤晴真。Part.1「無伴奏チェロ・リサイタル」の対となる室内楽では、名手たちとともに珠玉の「ピアノ四重奏」をお贈りいたします。豊かな響きを誇る当音楽ホールで、どうぞお楽しみください。
佐藤晴真さんからコメントをいただきました!
5月のPart.1では無伴奏チェロの作品をご紹介しましたが、今回のPart.2では素晴らしい共演者を3人お招きし、ピアノ四重奏の名作たちをお送りします。
ピアノが入る演奏形態は他にも有名ですが、三重奏はそれぞれがソリスティックに、五重奏はピアノコンチェルトのような響きが聴こえてくることも。しかしピアノ四重奏では、一人一人が絶妙なバランスで対等に渡り合い、演奏する際には特に室内楽的で緻密な音楽作りが求められます。ある意味で無伴奏とは対極の、アンサンブルの面白さを最もよく味わえる形態だとも言えるでしょう。
ウィーンで活躍した純粋で気品を感じるモーツァルト、ドイツロマン派を代表するシューマン、そしてイングランドの仄暗さをも彷彿とさせるウォルトン。3人の作曲家が描いた色鮮やかな四重奏の世界を、どうぞお聴き逃しなく!
佐藤晴真
日時 | 2024年11月23日(土・祝)15:00開演 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール |
出演 | 前田妃奈(ヴァイオリン) |
曲目 | モーツァルト:ピアノ四重奏曲第2番 変ホ長調 KV 493 シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47 ウォルトン:ピアノ四重奏曲 ニ短調 |
主催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金 |
後援 | 一般財団法人日本チェロ協会、一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ) |
託児サービス | 0歳6か月以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
【託児お申し込み先】 |
料金 (税込) |
【全席指定】 *U-25・・・公演時、25歳以下の方対象/ご入場時、身分証明書をご提示ください。 ※バルコニー席はステージが見づらいお席です。予めご了承ください。 |
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発売日 | 【一般】2024年6月1日(土)10:00 【メンバーズ】2024年5月25日(土)10:00 |
2022年第16回ヘンリク・ヴィエニアフスキ国際ヴァイオリンコンクールで優勝し、国際的に注目を集める新進気鋭のヴァイオリニスト。
13年全日本学生音楽コンクール全国大会小学校の部第1位をはじめ、19年日本音楽コンクール第2位及び岩谷賞(聴衆賞)、20年東京音楽コンクール第1位及び聴衆賞など輝かしい受賞歴を誇る。11歳で関西フィルと共演したのをはじめ、これまでに国内外で協奏曲、リサイタル、室内楽やアウトリーチに積極的に取り組んでいる。22年から23年には20カ国、60地域での演奏会、東京、大阪でのリサイタル、オーケストラと共演した。現在、小栗まち絵、原田幸一郎、神尾真由子の各氏に師事。
令和4年度(2022年度)大阪文化祭奨励賞受賞。第25回(2023年度)ホテルオークラ音楽賞受賞。第33回出光音楽賞受賞。公益財団法人江副記念リクルート財団第48回奨学生。
現在、東京音楽大学アーティストディプロマコース在学中。
桐朋女子高等学校音楽科を経て同大学卒業。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリンマスター課程修了。Quartet Amabileのヴィオラ奏者として、第65回ARDミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門第3位に入賞、2019年YCA国際オーディション優勝、その他多数優勝。第22回ホテルオークラ音楽賞受賞。今井信子、マルタ・アルゲリッチ、ダン・タイソンの各氏と共演。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「リサイタル・パッシオ」などに出演。B→C、ヴィオラスペース、東京・春・音楽祭、宮崎国際音楽祭、霧島国際音楽祭、北九州国際音楽祭、その他多数出演。CHANEL Pygmalion Days室内楽アーティスト。Music Dialogueアーティスト。
使用楽器は宗次コレクションより特別に貸与されたMontagnana。
2019年、ミュンヘン国際音楽コンクールチェロ部門において日本人として初めて優勝。18年にはルトスワフスキ国際チェロ・コンクール第1位および特別賞を受賞。第83回日本音楽コンクールチェロ部門第1位および徳永賞・黒柳賞など受賞多数。国内外の主要オーケストラと共演しており、リサイタル、室内楽でも好評を博している。20年、名門ドイツ・グラモフォンよりデビューアルバムをリリースし、23年4月には3枚目のアルバムとなる『歌の翼に~メンデルスゾーン作品集』をリリースした。第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第30回出光音楽賞、第32回日本製鉄音楽賞受賞。21年度文化庁長官表彰(国際芸術部門)。
使用楽器は宗次コレクション貸与のE.ロッカ1903年。
秋田市出身。高校在学中の2001年、日本音楽コンクール第1位。東京藝術大学を首席で卒業後渡欧、ドイツ・ハノーファー音楽演劇大学ならびにウィーン国立音楽大学で研鑽を積む。その間、2007年シューベルト国際コンクール第1位、2010年エリザベート王妃国際コンクール入賞、2011年カントゥ国際コンクール第1位など受賞多数。これまで、NHK交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、広島交響楽団、シドニー交響楽団、ベルギー国立管弦楽団等と共演。2007年にソロデビューアルバム「ラ・カンパネラ~珠玉のピアノ小品集」(ナミ・レコード)をリリース以来、レコーディング活動にも力を入れており、日本と欧州で多数のCDを発表。2014年より「佐藤卓史シューベルトツィクルス」を展開、ライフワークとしてシューベルトのピアノ曲全曲演奏に取り組んでいる。室内楽、作編曲など幅広い分野で活躍している。
公式HP www.takashi-sato.jp