彩の国さいたま芸術劇場

音楽

彩の国さいたま芸術劇場開館30周年記念
バッハ・コレギウム・ジャパン 祝祭のオール・バッハ・プログラム

2024年9月28日(土)16:00開演

 

※9月22日(日)関連レクチャー開催!(要申込) 詳細はこちら

チケットインフォメーション

一般発売

2024年5月25日(土)

メンバーズ発売

2024年5月18日(土)

日本が世界に誇る古楽演奏団体として1990年の創立以来、作曲家が活躍した時代の楽器や奏法を追求し、作品誕生当時の衝撃や感動、作品がもつ本来のエネルギーを伝え続けてきたバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)。彩の国さいたま芸術劇場のリニューアルを経て、恒例のさいたま公演が約3年ぶりに戻ってきます。開館間もない頃から多くのコンサートやレコーディングでBCJの音をたっぷりと吸い込んできた劇場の30周年を記念し、バッハの名曲を集めたお祝いのプログラムを披露いたします。のちに「G線上のアリア」として知られる有名曲をはじめ、器楽曲と声楽曲を織り交ぜた華やかなプログラムは、古楽の愛好家はもちろん、初めて古楽に触れる方にも、存分にその魅力や奥深さを伝えてくれるに違いありません。
また、公演に先立ちBCJ音楽監督の鈴木雅明による恒例の作品解説レクチャーを開催いたします。鈴木自身が編んだプログラムについて自ら語る、大変貴重な機会です。劇場の30周年を彩る、この日限りの特別な本公演と共に是非、お楽しみください。

公演インフォメーション

日時

2024年9月28日(土)16:00開演

会場

彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

出演

鈴木雅明(指揮)
松井亜希、マリアンネ・ベアーテ・キーラント(ソプラノ)
アレクサンダー・チャンス(アルト)
櫻田 亮(テノール)
加耒 徹(バス)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱&管弦楽)

曲目

J. S. バッハ:

管弦楽組曲第3番 ニ長調 BWV 1068

モテット《歌え、主に向かい新しい歌を》BWV 225

2つのヴァイオリンのための協奏曲 ニ短調 BWV 1043

カンタータ第191番《いと高きところには神に栄光あれ》BWV 191

主催

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

助成

文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等機能強化推進事業(劇場・音楽堂等機能強化総合支援事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

後援

埼玉県合唱連盟

託児サービス

0歳6か月以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております)

 

【託児お申し込み先】
株式会社明日香
お電話又は問合せフォームへご連絡ください。
[電話] 0120-165-115(予約受付:土・日・祝を除く10:00~17:00)
[問合せフォーム] https://ws.formzu.net/dist/S8221706/
※お子さま1人につき2,000円の負担金をいただきます(料金を改定いたしました)。
※公演1週間前の17:00までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

 

チケットインフォメーション

料金
(税込)


※U25・・・公演時、25歳以下の方対象/ご入場時、身分証明書をご提示ください。
※バルコニー席はステージが見づらいお席です。予めご了承ください。

発売日

【一般】2024年5月25日(土)
【メンバーズ】2024年5月18日(土)

 

プロフィール

鈴木雅明(指揮) Masaaki Suzuki
profile

1990年“バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)”を創設以来、バッハ演奏の第一人者として名声を博す。グループを率いて欧米の主要なホール、音楽祭に度々登場しており、雄弁かつ透明なサウンド、本質に迫る演奏アプローチで、極めて高い評価を積み重ねている。録音も多く、ソロでは『J. S. バッハ:チェンバロ全曲録音シリーズ』、『J. S. バッハ:オルガン傑作集』『ブクステフーデ:オルガン名曲集』『スウェーリンク:ジュネーヴ詩編歌』『J. S. バッハ:オルガン作品集 Vol. 1、2、3、4』などがある。近年はモダン・オーケストラとも活発に共演し、多彩なレパートリーを披露。2022年12月NYフィルなどに客演。01年ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章、平成23年紫綬褒章など受賞。2012年バッハの演奏に貢献した世界的音楽家に贈られる「バッハ・メダル」、ロンドン王立音楽院・バッハ賞を受賞。13年度第45回サントリー音楽賞をBCJと共に受賞。15年ドイツ・マインツ大学よりグーテンベルク教育賞、21年Royal College of OrganistsよりRCOメダルを受賞。24年、令和6年春の叙勲において旭日小綬章を受賞。イェール大学アーティスト・イン・レジデンス、神戸松蔭女子学院大学客員教授、東京藝術大学名誉教授、オランダ改革派神学大学名誉博士。

 

バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱&管弦楽) Bach Collegium Japan
profile

1990年鈴木雅明により創設。音楽監督に鈴木雅明、首席指揮者に鈴木優人を擁する。世界各国から集まる古楽のスペシャリストとともに、オリジナル楽器を用いてバッハを中心とした音楽遺産の理想的上演を目指し演奏活動を行う。多数のCD録音が高い評価を受けるほか、BBCプロムスやカーネギーホールなど世界中で活発な演奏活動を展開。2022年秋のパリ、ウィーンなど9都市を巡る欧州公演においては、満席の聴衆から熱狂的な喝采を浴びた。2023年6月、ライプツィヒ・バッハ音楽祭フィナーレへも招聘されるなど、日本のみならず世界の音楽シーンを牽引している。第45回サントリー音楽賞を鈴木雅明と共に受賞。18年の年月をかけて完成した「バッハ:教会カンタータ全曲シリーズ」は、世界的にも貴重な成果として注目を浴び、「ヨーロッパのグラミー賞」と称されるエコー・クラシック賞を受賞。2020年秋上演の鈴木優人指揮・ヘンデル《リナルド》公演が第19回佐川吉男音楽賞を受賞。

 

松井亜希(ソプラノ) Aki Matsui
profile

東京藝術大学声楽科卒業、同大学院修士課程及び博士課程修了、博士号取得。日本ドイツ歌曲コンクール優勝、文部科学大臣奨励賞、日本R. シュトラウス協会賞受賞。日仏声楽コンクール優勝。日本音楽コンクール( 歌曲部門)入選。アカンサス音楽賞、同声会賞、三菱地所賞受賞。在学中よりBCJのメンバーとして国内外の公演やレコーディングに数多く参加、近年はソリストとして高い評価を得ている。特に22年秋欧州ツアー、23年6月ドイツツアー《ミサ曲 ロ短調》では絶賛された。

 

マリアンネ・ベアーテ・キーラント(メゾソプラノ) Marianne Beate Kielland
profile

ヨーロッパ最高の歌手の一人。ノルウェー人歌手としては唯一グラミー賞にノミネートされた。ハノーヴァー国立歌劇場のアンサンブル・メンバーを振り出しに、主要なオーケストラとたびたび共演、17世紀の作品から現代音楽まで幅広いレパートリーを持ち、多方面で活躍している。東京の新国立劇場でのアレッサンドリーニ指揮ヘンデル《ジュリオ・チェーザレ》題名役のほか、パーセル《ディドとエネアス》、モンテヴェルディ《オルフェオ》、ワーグナー《ラインの黄金》などに出演。その他オスロ・フィル、ウィーン響、マーラー室内管、18世紀オーケストラや、指揮者は、ビオンディ、ブロムシュテット、コルボ、ヘレヴェッヘらと共演。CD録音は50タイトル以上に及ぶ。BCJとも多く共演し、2023年ヘンデル《復活》、《ジュリオ・チェーザレ》等に出演。

 

アレクサンダー・チャンス(カウンターテナー) Alexander Chance
profile

1992年ロンドン生まれ。オックスフォード大学ニューカレッジに学ぶ。在学中よりサンフランシスコ・グレース大聖堂での《マタイ受難曲》公演に出演するなど、ソリストとして国内外で活躍の場を広げる。オックスフォード・ニュー・カレッジ合唱団のメンバーとして録音にも多数参加、タリス・スコラーズ、ヴォクス・ルミニスなどのグループで、ルネサンス作品にも熱心に取り組んでいる。これまでに、フライブルク・バロック・オーケストラとの《マタイ受難曲》ツアー及びバッハのカンタータの録音、エストニア・ヴォーチェス・ムジカーレとのヘンデル《メサイア》などに出演。BCJ とは22年秋ヨーロッパ公演、23年日本での《ジュリオ・チェーザレ》、24年《マタイ受難曲》などでも澄んだ歌声で聴衆を魅了した。

 

櫻田 亮(テノール) Makoto Sakurada
profile

東京藝術大学大学院修了後、渡伊。声楽を故平野忠彦、G.ファッブリーニ、W.マッテウッツィ、G. バンディテッリの各氏に師事。バロックから古典派の作品をレパートリーに国際的にも高い評価を得ており、国内外の古楽アンサンブルやモダン・オーケストラと共演。クレモナ音楽祭《ウリッセの帰還》、エディンバラ音楽祭《オルフェオ》等主要オペラでも活躍。日本イタリア古楽協会運営委員長としてイタリア・バロック音楽の普及に努める。21年《マタイ受難曲》公演でのエヴァンゲリストは国内外でオンライン配信も行われ、高評を得た。NHK『クラシック倶楽部』『ベストオブクラシック』出演。2002年ブルージュ国際古楽コンクール第2位(声楽最高位)。東京藝術大学教授。二期会会員。

 

加耒 徹(バリトン) Toru Kaku
profile

東京藝術大学大学院修士課程を首席で修了。修了時に大学院アカンサス賞受賞。二期会オペラ研修所マスタークラスを総代で修了。バロックから現代音楽、ミュージカルまで幅広いレパートリーを持ち、宗教音楽においては、BCJとの共演で多くの名演を共にしている。オペラではモーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》タイトルロール、《コジ・ファン・トゥッテ》、J. シュトラウスⅡ世《こうもり》、ヘンツェ《午後の曳航》などに出演。ベルク《ルル》では急遽代役として難役シェーン博士を演じ、表現豊かな演唱で観客を魅了。メディアでもテレビ朝日『題名のない音楽会』、NHK- FM『リサイタル・ノヴァ』などに出演し活動の場を広げている。洗足学園音楽大学非常勤講師。

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