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彩の国さいたま芸術劇場 |

劇場職員・スタッフお仕事紹介

さい芸劇場職員・スタッフお仕事紹介

2023年2月03日

2024年2月末まで大規模改修工事に伴い休館中の彩の国さいたま芸術劇場。演劇、舞踊、音楽公演などの舞台裏はもちろんのこと、様々な人たちがありとあらゆる仕事をしながら劇場を支えています。そんな劇場で働く「人」にスポットライトを当て、普段の業務の様子やちょっと意外な仕事内容、劇場で行われた思い出の公演などをご紹介します!

 

▼企画制作課(演劇担当)Mさん
▼利用調整課 Yさん
▼制作技術課(照明担当)Sさん

 

 企画制作課(演劇担当)Mさん

お仕事紹介の3回目は、彩の国さいたま芸術劇場で、演劇公演の企画制作業務を担うMさんにお話を聞きました。蜷川幸雄前芸術監督とのエピソードなども盛り込んでお届けします。

 

 

――普段はどのような仕事をしていますか?
演劇事業の予算管理・広報宣伝素材の作成・各種打ち合わせや取材の調整・ツアーのためのホテルや交通機関などの手配・けが人が出たときの病院の手配・各セクションの買い出しの手伝い・公演終了後の精算・助成金の申請書や実績報告書の作成・次年度以降の事業の準備など。演劇公演で言えば、舞台上に“ある”ものが出演者やスタッフのみなさんの仕事なら、“ない”ものに全般的に関わっています。

 

 

 

――具体的に好きな仕事内容があれば教えてください。
チラシのアイデアを考えるのは楽しいです。が、稽古場で具体的に動き出す前の作業なので、どんな作品になるかわからないなかで考える難しさはあります。さいたまネクスト・シアターの『カリギュラ』は、蜷川さんの思い入れのある戯曲だっただけに、最後まで蜷川さんの想いとのズレを埋められなかったように感じています。

 

――劇場で働いていて、どんな時にやりがいを感じますか?
カーテンコールで出演者や観客のみなさんの顔を見るとき。このために準備をして来たのだと感じます。その顔が満足そうであれそうでなさそうであれ、劇場に人がいて、作品から自由に何かを感じたり考えたりできる環境があることが大事だと思っています。

 

――劇場で上演されたもので好きだった公演、思い出の公演は何ですか?
さいたまネクスト・シアター第4回公演『2013年・蒼白の少年少女たちによる「オイディプス王」』のチラシはわりと良くできたかなと思っています。蜷川さんに「(ネクストが)かっこ良すぎるだろう」と言われましたが、チラシそのものも褒められたと解釈しました(笑)。

 

――最後に、前の方(利用調整課 Yさん)からの質問です。
映画や本、音楽で好きなジャンルやおすすめの作品を教えてください。(正直に、でも、ちょっと格好つけて、でもどちらでも。)
なぜかわからないですけど、古い作品が好きです。ビートルズもいつまで経っても飽きない。通勤時間にちょうどいいこともあり、『Abbey Road』の「Because」からのメドレーはよく聴きます。「Mean Mr. Mustard」「Polythene Pam」「She Came In Through the Bathroom Window」の流れが特に好き。映画は…文字数

 


 

 利用調整課 Yさん

お仕事紹介の2回目は彩の国さいたま芸術劇場でホールや稽古場など、施設の貸出業務を担うYさんにお話を聞きました。

 

 

――普段はどのような仕事をしていますか?

施設の貸出の仕事(「貸館(かしかん)」と呼びます)をしています。劇場には4つのホールに加え、6つの稽古場と6つの練習室、そしてガレリアなどの共通スペースがあります。それらの施設の予約受付から利用当日までの業務全般を担当しています。
ときには、地域の小学校の施設見学で劇場内をご案内することもあります。

 

 

 

――ご自身の仕事内容のなかで、こだわっていることはありますか?

利用者のご負担が少しでも軽くなるように心がけています。劇場を利用する方の中には、他のホールや施設の利用経験がある方もいらっしゃいます。利用方法は施設ごとに異なりますし、事務手続きは煩雑です。ご利用の内容を把握し理解して、お客様の物理的、精神的なご負担を減らせたら、と思っています。

 

 

――「こんなことまでやっているの!?」という、意外な仕事内容があれば教えてください。

コロナ禍では、稽古場・練習室でお客様が入れ替わる際には、ご利用後の椅子や譜面台、ピアノの消毒作業を行っています(それぞれ決められた方法で行います)。
コロナに関わらずホールについては、貸館ご利用後の楽屋・客席・ホワイエの最終確認は、備品の数が合っているかも含めて、私たちで行っています。

 

 

――前の方(制作技術課Sさん)からの質問です。
「仕事をしていて、一番怒られたことは何ですか?」

難しい質問ですね…(笑)。屏風のサイズについてお問合せを受け、張り切って詳細に伝えたところ、かえってよく分からないと言われてしまったことがあります。
自分が尋ねるのが下手で先に調べておきたいタイプなので、お伝えするときも情報過多になりがちです。言うべきか、言い過ぎかの塩梅をいつも悩んでいます。

 

 

――劇場で上演されたもので好きだった公演、思い出の公演は何ですか?

同じ苗字のお客さまが主催された音楽教室の発表会。「同じ〇〇ですね、よろしく」と言っていただき、連帯感を覚えました。初めての演奏会や公演の会場に当劇場をお選びくださった方の舞台も思い出深いです。上演されたものでは、自分の生活や経験の中では知りえないことが目の前の舞台で展開された作品が、印象に残っています。

 

 

【劇場の中で好きな場所】
雨や雪の日の光の庭。他にも大ホールホワイエ2F(西側)からの景色。晴れた日は秩父や奥多摩の山々が見えることを、お客さまから教えていただきました。また大階段上からの景色。さいたま新都心のビル群が一望できて爽快です。
劇場にご来場のみなさまの「好きな場所」も、ぜひ教えてください。


 

 制作技術課(照明担当)Sさん

新企画の記念すべき1回目は、彩の国さいたま芸術劇場で舞台の照明にまつわるあらゆる業務を担う、照明のスペシャリストSさんにお話を聞きました。

 

 

――普段はどのような仕事をしていますか?

舞台の照明に携わる仕事をしています。
お芝居など公演の担当になった場合、稽古を見ることから始まります。その後、公演に合った照明効果を表現するために必要な機材などを考え、図面を書くなどの準備作業を行います。
ホールに入ってからは、各セクションのスタッフと連携をとり、より良い公演ができるよう頑張っています。

 

 

――劇場で働いていて、どんな時にやりがいを感じますか?

公演の担当になった時。特に一番最初の本番(初日)が無事終わった時や、お客様が「いい公演だったね」と客席で話しているのを聞いた時です。

 

 

――「こんなことまでやっているの!?」という、意外な仕事内容があれば教えてください。

機材のメンテナンスや、劇場のライトアップ作業など、照明に関わる仕事は舞台にかかわらずやっています。

 

 

――私生活においてこれは職業病だなと感じることがあれば教えてください。

テーマパークのアトラクションや、お客さんとして行ったお芝居などで、どんな照明が使われているのか、天井の方ばかり見てしまうこと。
綺麗な夕焼けや、夜空など、舞台で表現するために写真を撮りまくること。

 

 

 

 

――劇場で上演されたもので好きだった公演、思い出の公演は何ですか?
彩の国シェイクスピア・シリーズ番外編『ロミオとジュリエット』
ワークショップ公演『ドコカ遠クノ、ソレヨリ向コウ 或いは、泡ニナル風景』
フィリップ・ドゥクフレ カンパニー DCA『CONTACT-コンタクト』などなど

 

 

【愛用している仕事道具】
この道具たちがないと仕事になりません

 

 

【劇場の中で好きな場所】
シンボルタワー
一番上からの景色