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演劇学論叢第11号/演劇研究の現在
山崎正和他/著
- 棚番号
- 110502
- 資料番号
- 10010190
- 出版者
- 大阪大学大学院文学研究科 演劇学研究室
- 出版年
- 2010年
- 品番(ISBN/ISSNなど)
- 1346-6208
- 内容
-
演劇学論叢第11号/演劇研究の現在
◆能を演劇と見る芸能史学者-古い友人を新しい知己として/山崎正和
◆イプセン能覚書-「ふたりのノーラ」(「人形の家」による現代能)の制作と演出について/毛利三彌
◆世阿弥と三郎元重(その三)-世阿弥の芸論における「芸道への危機感」をめぐって/天野文雄∥解釈の理論/理論の解釈
◆野田秀樹の「ザ・ダイバー」における「演劇の修辞学」-能「海士」との関係性/山下純照
◆「初期花伝」の増補時期再検-増補記事の質をめぐって/尾本頼彦
◆二本のロープ-映画と演劇の時間経験に関する試論/木下耕介
◆「副言巻」の目指したもの-修羅能のアイ語りをめぐって/橋場夕佳∥演劇史研究の刷新
◆幕末維新期の外交官たちの横顔-日本の見世物芸を「輸出」する/三原文
◆大坂商人の演能活動-担い手から見る近世大坂能楽史/宮本圭造
◆能大夫藤林権左衛門の観世家入門-中津藩町方記録「惣町大帳」の記事を中心に/中尾薫
◆調査報告 岩倉使節団が観た演劇-アメリカとイギリス/堤春恵∥「間近代」の日本演劇
◆琵琶と活動写真/映画-明治末から大正期の状況/澤井万七美
◆カリカチュアの演技とその機能-トランク劇場・前衛座・心座の上演を中心に/正木喜勝
◆衣笠貞之助の連鎖劇制作/横田洋
◆三大狂言「序切跡」の分析-構成と演出による/多田英俊∥異文化の中の演劇
◆カッコウと原爆-アジアにおける内在するディアスポラ演劇/永田靖
◆中国における能楽研究-1949~2009/王冬蘭
◆ラインハルト演出「奇蹟」アメリカ公演(一)-その興行的戦略/大林のり子
◆最近の狂言翻訳および外国語による狂言上演-狂言の修行、紹介、実演、翻訳をめぐって/ヒーブル・オンジェイ∥上演研究の新展開
◆江戸中期上方話芸の様相-「浪速新内跡追」の再評価を中心に/中川桂
◆遅れてきた古典的実験作-マーティン・クリンプ作「アテンプツ・オン・ハー・ライフ」の上演より/平川大作
◆義太夫節創成期における竹本義太夫のうれい-曲節「ノル」「ノルフシ」を通しての一考察/細川久美子
◆ロベール・ルパージュ演出「アンデルセン・プロジェクト」-隠蔽された自己の表象/神崎舞∥資料紹介
◆永正三年笛彦兵衛伝書「龍吟秘訣」/天野サチ
◆茂山忠三郎家蔵「翁秘書」/茂山恭仁子∥表章先生集中講義録「能楽研究をめぐる諸問題(2)」/表章