2022年3月21日(月・祝)15:00開演
彩の国さいたま芸術劇場
アンヌ・ケフェレック ピアノ・リサイタル
一般発売 | 2022年1月16日(日) |
メンバーズ発売 | 2022年1月15日(土) |
当日券あり
出演者のアンヌ・ケフェレック氏は3月16日、無事来日いたしましたので、予定通り、3月21日(月・祝)15:00より公演を開催いたします。
なお、出演者の希望により、演奏曲目・演奏曲順が一部変更となりました。 また、前半最初の5作品と後半の全作品は続けて演奏いたします。
お客様に公演をよりお楽しみいただきたいという演奏者の希望により、続けて演奏する作品間での拍手をご遠慮くださいますよう、お願いいたします。
開演後は、原則客席内への途中入場ができません。
何卒、ご理解・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
フランスはパリに生まれ、1968年ミュンヘン国際音楽コンクールにて満場一致の優勝、以来現在に至るまで世界中で活躍を続けるピアニスト、アンヌ・ケフェレック。名だたる指揮者や著名オーケストラとの共演、ソロや室内楽での精力的な活動で常に注目を集めるとともに、映画「アマデウス」で印象的なモーツァルト演奏を披露するなど、音楽ファンだけでなく、幅広い人々に親しまれてきました。
彩の国初登場となる今回のプログラムは実に多彩。前半にはバッハやヘンデルの美しい小品と、最新盤CDにも収録されているモーツァルトを。後半は、近代フランス音楽の珠玉の小品集。サティ、ラヴェル、ドビュッシーに加え、彼らと同時代を生きた作曲家による軽妙洒脱な、フランスの薫りあふれる作品たちをお贈りいたします。
アンヌ・ケフェレックさんから動画メッセージが届きました!
こんにちは。
皆さんとずっとお会いできていなかったので、こうしてまた日本に来ることができ、まるで夢のようです。日本の聴衆の皆さんからは音楽への深い愛情や美への尊敬が伝わってきて、それは私にとって本当に大切なことなのです。
皆さんが恋しかったです。そして今回、再び皆さんと共に音楽ができ、皆さんのために弾けること、音楽と共に歩むことはかけがえのない喜びです。
彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールでは、前半をバッハに捧げるプログラムをお届けします。バッハは崇高な力強さを私たちに与え、今日私たちに欠かすことのできないものを満たしてくれます。音楽の価値とは何か、そして人類にとって音楽は何を意味するのかを考え、「主よ、人の望みの喜びよ」を演奏することにしました。このような作品だけが私たちの平和への欲求を伝えることができるのではと思います。そしてモーツァルトの変ロ長調のソナタでは、光を表現しています。
後半はフランス作品を演奏しますが、拍手に邪魔されずに、様々な作品を私と共に歩くように楽しんでいただければと思います。それぞれ短い曲ですが、まるでフランス式庭園を皆さんと一緒に散歩するかのような曲の順番を考えました。
皆さんと共に音楽を共有し、再び演奏できることはかけがえのない喜びです。そしてコンサートの後には、もしかすると舞台上で、ようやく「お疲れ様でした」と言うことができます。
ビバ・音楽、そして日本との友情に万歳!
アンヌ・ケフェレック
日時 | 2022年3月21日(月・祝)15:00開演 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール |
曲目 | 当初発表した曲目の一部が変更となりました。何卒ご了承ください。 J. S. バッハ(ブゾーニ編曲):いざ来たれ、異教徒の救い主よ BWV 659 J. S. バッハ:《協奏曲 ニ短調》BWV 974より 第2楽章(原曲/マルチェロ:オーボエ協奏曲) J. S. バッハ:《協奏曲 ニ短調》BWV 596より 第4楽章(原曲/ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲 RV 565) ヘンデル(ケンプ編曲):《組曲 変ロ長調》HWV 434より〈メヌエット〉 J. S. バッハ(ヘス編曲):カンタータ「心と口と行いと生活が」BWV147より コラール“主よ、人の望みの喜びよ” モーツァルト:ピアノ・ソナタ第13番 変ロ長調 KV 333 (315c) サティ:グノシェンヌ 第1番 サティ:ジムノペディ 第1番 プーランク:バレエ音楽《ジャンヌの扇》より〈田園〉 セヴラック:《休暇の日々から 第1集》より 第6曲〈古いオルゴールが聴こえるとき〉 サティ:グノシェンヌ 第3番 アーン:《当惑したナイチンゲール》より 第52曲〈冬〉、第49曲〈夢みるベンチ〉 ドビュッシー:《ベルガマスク組曲》より 第3曲〈月の光〉 ラヴェル:《鏡》より 第2曲〈悲しい鳥たち〉 サティ:ジムノペディ 第3番 ケクラン:《陸景と海景》作品63より 第10曲〈漁夫の歌〉 フローラン・シュミット:《秘められた音楽 第2集》作品29より 第6曲〈弔いの鐘〉
【アンコール曲】 ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66 |
主催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
後援 | 一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ) |
託児サービス | 2歳以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。 |
感染防止策チェックリスト | こちら(PDF)をご覧ください。 |
当日券あり |
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料金 (税込) |
【全席指定】 *U-25・・・公演時、25歳以下の方対象/ご入場時、身分証明書をご提示ください。 ※バルコニー席はステージが見づらいお席です。予めご了承ください。 ※本公演は、出演者との距離を確保した上で、通常通りの配席で販売いたします。ただし、今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては変更となる可能性がございます。 |
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発売日 | 【一般】2022年1月16日(日) 【メンバーズ】2022年1月15日(土) |
パリ生まれ。パリ国立高等音楽院を首席で卒業後、ウィーンでパウル・バドゥラ=スコダ、イェルク・デームス、アルフレッド・ブレンデルに師事。1968年ミュンヘン国際音楽コンクールで満場一致で優勝を果たし、翌年リーズ国際ピアノ・コンクールでも入賞。一躍ヨーロッパで大きな注目を集め、世界各地で演奏活動を開始させた。
これまでに、ロンドン交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、フィルハーモニア管弦楽団、チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団、フランス国立管弦楽団、フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団、アカデミー室内管弦楽団等のオーケストラと、ピエール・ブーレーズ、ジョン・エリオット・ガーディナー、フィリップ・ジョルダン、デイヴィッド・ジンマン、クリストフ・エッシェンバッハ、イルジー・ビエロフラーヴェク、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、マレク・ヤノフスキ等の指揮者と共演している。
1990年、ヴィクトワール・ドゥ・ラ・ムジークの年間最優秀演奏家賞を受賞。フランス各地での主要音楽祭やBBCプロムス、日本では「ラ・フォル・ジュルネ」音楽祭に度々登場し高い人気を誇る。
エラート、ヴァージン・クラシックス、ミラーレから40枚以上の録音をリリースし、多岐に亘るレパートリーの録音を残している。ミラーレからの『サティと仲間たち』がディアパゾン・ドール賞を受賞。2017年には『ダンスに加わって』をリリースし、高評を得る。最新盤は2019年にリリースされた『モーツァルト:ピアノ・ソナタ集』。また、映画「アマデウス」ではサー・ネヴィル・マリナーとの共演でピアノ協奏曲を演奏し、話題を呼んだ。