作品が生まれた時代に想いを馳せる、
フォルテピアノの響き
2020年11月3日(火・祝)15:00開演
彩の国さいたま芸術劇場
ピアノ・エトワール・シリーズ Vol.40 川口成彦 フォルテピアノ・リサイタル
フランス語で「星」を意味し、世界の最高峰パリ・オペラ座のトップにも冠せられている「エトワール」。その名にふさわしく、きら星のごとく居並ぶ若手のなか でもひときわ輝く劇場厳選の新鋭ピアニストたちが意欲的なプログラムで競演を繰り広げるのが「ピアノ・エトワール・シリーズ」です。
40人目には第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール(2018年)で第2位に入賞し、一躍注目を集めた川口成彦を迎え、シリーズ初のフォルテピアノ 公演をお贈りいたします。今回は同時代を生きた2人の作曲家によるこだわりのプログラムが組まれました。名曲ショパン《24の前奏曲》と共に演奏されるの は、選び抜かれたアルカンの詩的な小品の数々。川口はこのアルカンについて、「彼の作品のグロテスクさとあの世的な世界観に着眼している」と語ります。
非常に繊細な表現が可能なフォルテピアノ。作品が生まれた時代の楽器で奏でられる音楽は新たな魅力を感じさせてくれることでしょう。
ショパン存命中に作られた1843年製プレイエルの匂い立つような美しい音色と、川口の探究と作品に寄せる深い共感から紡がれる知的でロマンティックな音楽をどうぞお楽しみください。
日時 | 2020年11月3日(火・祝)15:00開演(14:00開場) |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール |
曲目 | アルカン :
使用楽器●プレイエル(1843年 タカギクラヴィア所蔵)
【アンコール曲】フィルチ:舟歌 |
主催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
後援 | 一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ) |
協力 | タカギクラヴィア株式会社 |
託児サービス | ※現在、託児サービスを休止しております。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております) |
当日券あり |
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料金 (税込) |
チケット料金(税込) 【3公演セット券ご購入特典】Vols.39〜41セット券をご購入のお客さまに、ピアノ・エトワール・シリーズ オリジナルチケットケースを差し上げます。(セット券販売は終了しました)
(当初、購入先着300名限定としていましたが、ご好評につきセット券購入のお客さま全員にお渡しいたします) ※コンビニ等で【引換券】を発券してお持ちの場合は、公演当日のチケット引換時にチケットケースをお渡しいたします。
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発売日 | 【一般】 【メンバーズ】 ※1回券発売日が決定いたしました。詳細はこちら |
1989年生まれ。第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール・フォルテピアノ部門最高位。フィレンツェ五月音楽祭、「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭(ワルシャワ)をはじめ欧州の音楽祭にも出演を重ねる。協奏曲では18世紀オーケストラ、 {oh!} Orkiestra Historycznaなどと共演。2018年にはロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共に室内楽形式による協奏曲のリサイタルをオランダにて開催した。東京藝術大学大学院およびアムステルダム音楽院の古楽科修士課程を首席修了。CDは自主レーベルMUSISよりリリースした『ゴヤの生きたスペインより』(レコード芸術・朝日新聞で特選盤)他。2020年はACOUSTIC REVIVEよりショパンの『夜想曲集』がリリースされる。