絶望の淵に立つふたり
緊迫の一夜の物語
世界最前線の演劇シリーズ第3弾となる本作は、イスラーム国支配下のとある町で若い夫婦を襲った2015年9月の実話に着想を得て書かれました。宗教的にも社会的にも決して冒してはならない禁忌を孕んだニュースは、故郷パレスチナに心を寄せて活動する作者ガンナーム・ガンナーム氏を強く突き動かしました。
過激さで世界を震撼させる武装組織の支配下で、恐怖に包まれ暮らす人びとの声にならない叫び。同時代に失われていく無数の命とその痛みを言葉に変え、明るい未来が訪れるよう祈りを込めて描かれた本作に、どうぞご期待ください。
2019年7月18日(木)〜28日(日)
全公演、終演後アフタートークあり。
※当日券は各回開演の30分前より会場受付にて販売いたします。