2025年
1月21日(火)~ 2月24日(月・休)
この曖昧な世界を、曖昧なまま受容する。
彩の国さいたま芸術劇場
ジャンル・クロス
現代アートチーム目[mé] LIFE SCAPER in SAITAMA ARTS THEATER
2025年
1月21日(火)~ 2月24日(月・休)
この曖昧な世界を、曖昧なまま受容する。
「さいたま国際芸術祭2023」でディレクターを務めた現代アートチーム目[mé]の作品を紹介する展覧会を彩の国さいたま芸術劇場で開催します。同芸術祭には当劇場芸術監督 近藤良平が演出として「SCAPER(スケーパー)」*というプログラムに参加。芸術祭の枠を超え多様で独創的な鑑賞体験を生み出す機会として注目されました。今回の目[mé]による展示のタイトルは「LIFE SCAPER in SAITAMA ARTS THEATER」。目[mé]と劇場が契約を交わし、会期中は劇場がスケーパーが出現する可能性を所有するというもの。劇場という、もともと虚実が入り混じる空間において立ち現れるスケーパーとはいかなるものか――その存在・不存在さえも曖昧な「スケーパー」を体験しに、劇場へ足を運んでみませんか。
*SCAPER(スケーパー)…景色を表す「scape」に人・物・動作を示す接尾辞「-er」を加えた目[mé]による造語。例えば「道端であまりに綺麗に並ぶ落ち葉」や「絵を描く姿さえ絵になっている風景画家」、「いかにもコンテンポラリーダンスを観に来た観客」といった、パフォーマンスなのかそうでないのか定かでない、人為と自然、虚構と現実の間の存在。
公演日時 | 2025年 各日9:00-22:00 ※劇場休館日を除く |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 ガレリア、光の庭 |
ディレクション | 現代アートチーム目[mé] |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金 |
料金 (税込) |
無料 |
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アーティスト 荒神明香、ディレクター 南川憲二、インストーラー 増井宏文を中心とする現代アートチーム。個々の技術や適性を活かしたチーム・クリエイションによる制作活動を展開。観客を含めた状況/導線を重視し、「我々の捉える世界の“それ“が、“それそのもの“となることから解放する」作品を様々な場所で発表している。主な活動に、個展「たよりない現実、この世界の在りか」(資生堂ギャラリー、2014年)、《Elemental Detection》(さいたまトリエンナーレ2016)、個展「非常にはっきりとわからない」(千葉市美術館、2019年)、《matterα》《matterβ》(ハワイ・トリエンナーレ2022)、《まさゆめ》(Tokyo Tokyo FESTIVAL スペシャル13、2019-21年/東京)(Engawa -A Season of Contemporary Art from Japan、2023年/リスボン)(ベラノス・デ・ラ・ビジャ、2024年/マドリード)などがある。
「さいたま国際芸術祭2023」ではディレクターを務めた。