Dance Speaks 2024
ワルプルギスの夜/Malasangre/Traum-夢の中の夢-
2024年9月22日(日) 17:00開演
9月23日(月祝)14:00開演
彩の国さいたま芸術劇場
スターダンサーズ・バレエ団公演『Dance Speaks 2024』
Dance Speaks 2024
ワルプルギスの夜/Malasangre/Traum-夢の中の夢-
2024年9月22日(日) 17:00開演
9月23日(月祝)14:00開演
一般発売 | 2024年7月19日(金)10:00 |
メンバーズ発売 | 2024年7月19日(金)10:00 |
日本で上演機会の少ない世界の優れた作品を紹介してきた「Dance Speaks」シリーズが、気鋭の振付家、森優貴氏による世界初演作を加えて埼玉に登場!
グラデーションをなす女性ダンサーが華麗に舞うジョージ・バランシンの『ワルプルギスの夜』、世界注目のスペイン人振付家カィェターノ・ソトの話題作『Malasangre(マラサングレ)』に加え、欧州における日本人初の芸術監督を務めた気鋭の振付家、森優貴がスターダンサーズ・バレエ団のために振り付ける世界初演『Traum ―夢の中の夢―』の3作品を上演します。
ダンスは何を語るのか――
ダンスの幅と奥行きを体感できる貴重なプログラムをお見逃しなく。
<プログラム>
『ワルプルギスの夜』
ニューヨーク・シティ・バレエ創設者かつアメリカンバレエの⽣みの親である巨匠振付家ジョージ・バランシンの演⽬。
『ワルプルギスの夜』はオペラ『ファウスト』の最終幕の冒頭で披露されるバレエシーン。死者の魂が解き放たれてさまようと言われる伝統的な祝祭をファウストに見せるという場面。バレエは『ワルプルギスの夜』自体を描いたものではないが、陽気なお祭り騒ぎの雰囲気をベースにしている。
グラデーションを織りなす女性ダンサー24名による圧巻のフィナーレは必見。
スターダンサーズ・バレエ団では2012年に初演。
『Malasangre』(貞松・浜田バレエ団との共同制作)
ラ・ルーペという名で知られるキューバの歌手、グアダルーぺ・ビクトリア・ヨリ・レイモンド(1939~1992)へのオマージュ作品として、世界注目の振付家カィェターノ・ソトが振り付けた『Malasangre』。タイトルの「マラサングレ」はスペイン語で“悪い血”を意味し、ラテン音楽の軽快なリズムに乗せながら、偏見や先入観というネガティブな感情がもたらす影響力に焦点を当てている。
2022年3月に貞松・浜田バレエ団との共同制作により日本初演し話題となったが、今回は初演時より曲数を増やしての拡大上演となる。
『Traum-夢の中の夢-』(世界初演)
19世紀半ば、アメリカ文学の黄金時代を担った作家の一人、エドガー・アラン・ポー。推理小説、恐怖小説、詩など多彩な作品を残し、現代に至るまで世界の文学界に多大な影響を与え続けている。
『Traum-夢の中の夢-』は、ポーが亡くなる1849年に発表した詩「A Dream Within a Dream」から着想を得て創り上げる世界初演作。
喪失、過去との決別、そして虚構と現実の狭間。ポーの人生に重なるかのような詩を題材に、繊細かつダイナミックな演出手腕が光る気鋭の振付家・森優貴が描く世界とは。
■スターダンサーズ・バレエ団サイト
https://www.sdballet.com/performances/2409_dancespeaks/
日時 | 2024年 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール |
プログラム | 『ワルプルギスの夜』 『Malasangre』(貞松・浜田バレエ団との共同制作) 『Traum-夢の中の夢-』(世界初演) 照明:足立恒 |
主催 | 公益財団法人スターダンサーズ・バレエ団 |
提携 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場) |
後援 | さいたま市、一般社団法人日本バレエ団連盟 |
料金 (税込) |
【全席指定】 ※未就学児のお子様の入場はご遠慮ください。 |
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発売日 | 【一般・メンバーズ】 |
1978年生まれ。98年ドイツ・ハンブルクバレエ学校卒業後、ニュルンベルク・バレエ団を経て、シュテファン・トス率いるトス・タンツカンパニーに入団。11年間に渡り数多くの作品で主役を務め、振付家としても作品を多数発表。2012年9月よりレーゲンスブルク歌劇場ダンスカンパニー芸術監督に就任。欧州における日本人初の芸術監督となる。7年間に渡って多数の作品の演出振付を手がけ、『春の祭典』、『ベルナルドアルバの家』などの大作を発表するとともに、ダンスサスペンス『The House』、新改訂版『ドン・キホーテ』などの完全オリジナル作品や、ダンスオペラ『恐るべき子供たち』などダンスのみならずジャンルを超えた演出振付作品を発表し「緻密で繊細な演出と構成力を強みとし音楽性豊かにダンス作品を生み出す今最も注目するべき振付家が率いるダンスカンパニー」と評価される。2016年ドイツ舞台芸術界の栄誉あるファウスト賞振付家部門にて優秀作品賞受賞。『死と乙女』、ラクロ原作『危険な関係』全2幕を発表し2019年8月付けでダンスカンパニー芸術監督を退任。スイス、ザングト・ガレン芸術祭から招かれ新作『Desiderium』を発表、世界遺産であるザングト・ガレン修道院にて上演。現在日本に拠点を移し、次々と新作を発表しているほか、K-BALLET TOKYOが展開するK-BALLET Optoのアーティスティック・スーパーバイザーや宝塚歌劇団講師を務めるなど幅広く活動している。
受賞歴に第19回ハノーファー国際振付コンクール観客賞及び批評家賞、平成19年度文化庁芸術祭新人賞、「週刊オン★ステージ新聞」新人ベスト1振付家、平成24年度兵庫県芸術奨励賞、平成29年度神戸市文化奨励賞。