Vol.111
2024年10月号
彩の国さいたま芸術劇場
2022年
9月1日(木)★・2日(金)◉19:00開演
9月3日(土)・4日(日)14:00/18:00開演
【9月2日(金)追加開催決定!】
9月1日(木)、2日(金)19:00公演終了後、ポスト・パフォーマンス・トークを実施いたします。
★9月1日(木)岡田利規、湯浅永麻、太田信吾
◉9月2日(金)湯浅永麻、太田信吾
該当日の公演チケットをお持ちの方はどなたでもご参加いただけます。
※当日券は、開演の1時間前より小ホール入口受付にて販売します[1日(木)は一部見切れ席の可能性がございます。予めご了承ください]。
一般発売 | 2022年7月3日(日) |
メンバーズ発売 | 2022年6月26日(日) |
当日券あり
「わたしたちはナラティヴに振り付けられて現実を生きている」
―岡田利規(『明日を探る身体』公演プログラムより)
2021年3月、彩の国さいたま芸術劇場の育成・創造プロジェクト「さいたまダンス・ラボラトリVol.3公演『明日を探る身体』」にて、ワーク・イン・プログレスとして発表された『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』。
テキスト(言葉)と身体との従来の関係を更新し続け、現代社会の課題に批評的な視点から切り込んできた演劇作家・小説家の岡田利規。その岡田がテキスト・演出を担い、ダンサー・振付家の湯浅永麻がそれらを身体に取り入れ語り、踊ったワーク・イン・プログレスでは、作品全体の第一部が披露されました。SNS上で展開する主張を導入として、湯浅の身体をフィールドに他者たちの言説が飛び交った第一部に加え、この秋、第二部、第三部を岡田が新たに書き下ろす完成版の上演が決定。更に岡田作品でも俳優として特異な存在感を示す太田信吾が舞台上に加わります。言葉が誘発する、新たな〈ダンス〉のかたち。どうぞご期待ください。
【本作品の上演に向けて】
「さまざまなナラティヴ――人の思考を規定するための物語――が世界にあふれ、できるだけ多くの支持を得ようとバトルを繰り広げています。そしてそのバトルが繰り広げられる場所、すなわちバトルフィールドになっているのはわたしたち自身にほかなりません。出演者であるダンサー、湯浅永麻さんの身体をバトルフィールド――すなわち諸状況に翻弄されまくる場所――ととらえてダンス作品をつくります。もう一人の出演者、俳優の太田信吾さんは翻弄する者、状況を引っかき回す者として作品に登場する予定です。
身体がナラティヴのバトルフィールドであるということ。それはダンサーにだけ起きていることではむろんありません。わたしたち誰しもの日常で頻繁に熾烈に生じていることです。このダンス作品は、ダンスと日々を生きるわたしたち――たとえダンスをしない人であっても――とも関係があるのだという当たり前のことを、しかしあらためて明らかにしたい、そのためのものでもあります」
―岡田利規
【トレイラー】テキスト・演出:岡田利規『わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド』
日時 | 2022年 ※演出の都合により開演時間に遅れますとご予約席へのご案内ができない場合がございます。 【9月2日(金)追加開催決定!】 |
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上演時間 | 約65分(休憩なし) |
会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール |
テキスト・演出 | 岡田利規 |
共同振付 | 岡田利規、湯浅永麻、太田信吾 |
出演 | 湯浅永麻、太田信吾 |
主催・企画・制作 | 彩の国さいたま芸術劇場(公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団) |
助成 |
Dance Reflections by Van Cleef & Arpels |
託児サービス | 本公演への未就学児の入場はご遠慮ください。
【託児お申し込み先】 ※お子さま1人につき1,000円の負担金をいただきます。 |
感染防止策チェックリスト | こちら(PDF)をご覧ください。 |
当日券あり |
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料金 (税込) |
【全席指定】
※U-25は、公演時、25歳以下の方が対象です。入場時に身分証明書をご提示ください。 |
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発売日 | 【一般】2022年7月3日(日) |
演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰。“想像”を用いた独特な言葉と身体の関係性による方法論や、現代社会への批評的な眼差しが評価され、国内外で注目を集める。2005年『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞を受賞。主宰する演劇カンパニー・チェルフィッチュでは2007年に同作で海外進出を果たして以降、世界90都市以上で上演。近年では欧州の公立劇場のレパートリー作品も手がける。2005年7月『クーラー』で「TOYOTA CHOREOGRAPHY AWARD2005 ー次代を担う振付家の発掘ー」最終選考会に出場。森山未來、酒井はな、湯浅永麻などダンサーとのコラボレーションも多数。
ダンサー・振付家。モナコ公国プリンセスグレースアカデミーを首席卒業後、ネザーランド・ダンス・シアターに約11年間所属。退団後、マッツ・エック版『Juliet & Romeo』ジュリエット役、サシャ・ヴァルツ『Körper』等に客演。シディ・ラルビ・シェルカウイ率いるEASTMAN にも所属、異ジャンルアーティストとのコラボレーションプラットフォームXHIASMA(キアスマ)プロジェクトを立ち上げ数々の作品を発表。第13回、15回日本ダンスフォーラム賞を受賞。現在はダミアン・ジャレ/ 名和晃平の新作に参加するなど国内外で多岐にわたって活動している。
映画監督・俳優。大学では哲学・物語論を専攻。処女作の映画『卒業』がイメージフォーラムフェスティバル2010優秀賞・観客賞受賞。初の長編映画『わたしたちに許された特別な時間の終わり』が山形国際ドキュメンタリー映画祭2013 で公開後、世界12カ国で公開。近作に映画『解放区』など。俳優としてはチェルフィッチュ『三月の5日間』香港公演(2010年) にて初舞台出演後、演劇作品のほか、映像作品等に出演。2022年、志賀直哉の短編小説に着想を得た『現代版 城崎にて』が公開予定。また、パフォーマンス作品『最後の芸者たち』が三都市上演決定。
【チケット取扱い】
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・電話 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00〜19:00)
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■窓口
・彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く10:00〜19:00) アクセス
・埼玉会館(休館日を除く10:00〜19:00)アクセス
■プレイガイド
・イープラス https://eplus.jp
・チケットぴあ https://t.pia.jp
【お問い合わせ先】
SAFチケットセンター 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00~19:00)
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