彩の国さいたま芸術劇場

音楽

ピアノ・エトワール・シリーズ Vol.45
松田華音 ピアノ・リサイタル

2022年9月17日(土)15:00開演

 

※当日券は音楽ホール入口にて開演1時間前より販売します。

【重要】新型コロナウイルス感染症対策とご来場の皆さまへのお願い

 

チケットインフォメーション

一般発売

2022年6月25日(土)

メンバーズ発売

2022年6月18日(土)

チケットの購入方法

当日券あり

フランス語で「星」を意味し、世界の最高峰パリ・オペラ座のトップにも冠せられている「エトワール」。その名にふさわしく、きら星のごとく居並ぶ若手のなかでもひときわ輝く劇場厳選の新鋭ピアニストたちが意欲的なプログラムで競演を繰り広げるのが「ピアノ・エトワール・シリーズ」です。

Vol.45には、魂が震える情熱的なピアニズムが魅力の俊英 松田華音を迎えます。6歳でモスクワにわたり長年研鑽を積み、2014年には名門ドイツ・グラモフォンよりCDデビュー。これまでに多くの著名な指揮者やオーケストラと共演を果たしてきました。

今回のプログラムは彼女の音楽ルーツにちなんだもの。前半は生誕150周年にあたるスクリャービンに加え、チャイコフスキー、ラフマニノフの小品を。続いて後半はチャイコフスキーの「大ソナタ」。彼女が「皆様にロシア音楽の様々な魅力を感じていただけますよう心を込めて演奏したい」と語る、選りすぐりの作品の数々にどうぞご期待ください。 


松田華音さんからコメントをいただきました!

今回のプログラムは、私が子供のころから過ごしたロシアの作曲家の作品で組みました。
前半と後半両方にチャイコフスキーの作品を入れましたが、同じチャイコフスキーでも18の小品とグランド・ソナタは全く違う作品で、ロシア音楽の色々な顔を楽しんでいただけたら嬉しいです。
今年はスクリャービン生誕150年にあたりますので、彼の作品を選ばせて頂きました。また彼のモスクワ音楽院の同級生のラフマニノフの作品も演奏いたしますが、同じ時代でも全く違う表現の仕方があることを感じていただけるのではと思います。
また、プログラムの後半で取り上げるチャイコフスキーのグランド・ソナタは、私がとても気に入っているメロディーが4楽章に出てきます。希望に満ちていて、明るい未来を楽しみに待っているような、まるで春のそよ風が吹いたかのような清々しさも感じられるメロディーです。お聴きいただければ「これだ!」とすぐにわかっていただけると思うので、そのメロディーが出てくるのを待っていただく、そう言った楽しみ方もあるソナタだと思います。 皆様にロシア音楽の様々な魅力を感じていただけますよう心を込めて演奏したいと思います。

松田華音

公演インフォメーション

日時

2022年9月17日(土)15:00開演

会場

彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

曲目

スクリャービン:2つの詩曲 作品32

スクリャービン:2つのマズルカ 作品40

スクリャービン:ワルツ 変イ長調 作品38

チャイコフスキー:《18の小品》作品72より 第2番〈子守歌〉、第3番〈穏やかなおしかり〉、第8番〈対話〉

ラフマニノフ:《楽興の時》作品16より第4番、第5番、第6番

チャイコフスキー:ピアノ・ソナタ ト長調 作品37

【アンコール曲】
チャイコフスキー :《18の小品》作品72より18番〈踊りの情景(トレパークへの誘い) 〉
シチェドリン:バッソ・オスティナート

主催

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

助成

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

後援

一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)

託児サービス

2歳以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております)
 
【託児お申し込み先】
株式会社コマーム
048-240-5000(土・日・祝日を除く9:00〜18:00)
※お子さま1人につき1,000円の負担金をいただきます。
※公演1週間前までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

感染防止策チェックリスト

こちら(PDF)をご覧ください。

 

チケットインフォメーション

当日券あり

料金
(税込)

【全席指定】
正面席 3,600円(メンバーズ 3,300円)
バルコニー席 2,600円
U-25(バルコニー席)1,000円  

*U-25・・・公演時、25歳以下の方対象/ご入場時、身分証明書をご提示ください。

※バルコニー席はステージが見づらいお席です。予めご了承ください。

※本公演は、出演者との距離を確保した上で、通常通りの配席で販売いたします。ただし、今後の新型コロナウイルス感染症の状況によっては変更となる可能性がございます。

発売日

【一般】2022年6月25日(土)

【メンバーズ】2022年6月18日(土)

 

プロフィール

松田華音(ピアノ) Kanon Matsuda, piano

香川県高松市生まれ。4歳で細田淑子に師事、ピアノをはじめる。
2002年秋、6歳でモスクワに渡りE. P. イワノーワ、M. ヴォスクレセンスキー、E. ヴィルサラーゼ各氏に師事、翌年ロシア最高峰の名門音楽学校、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校ピアノ科に第一位で入学。2004年 エドヴァルド・グリーグ国際ピアノ・コンクール(モスクワ)、グランプリ受賞。2006年 TVロシア文化チャンネル主催、くるみ割り人形国際音楽コンクール、ピアノ部門第一位受賞。
2009年 AADGT 国際Young Musician Competition(ニューヨーク)第一位受賞。2010年 才能ある青少年の国際コンクール&フェスティバル「クラシカ2010」グランプリ受賞(カザフスタン)。2011年12月、国立アレクサンドル・スクリャービン記念博物館より2011年度の「スクリャービン奨学生」に選ばれる。
2013年2月、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校で外国人初の最優秀生徒賞を受賞。翌年同校を首席で卒業。同年9月、モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学し、2019年6月首席で卒業した。(グネーシン、モスクワ音楽院共に、ロシアで成績優秀者に贈られる「赤の卒業証書」を授与された。)同年、モスクワ音楽院大学院に入学、2021年6月修了。
2014年11月ドイツ・グラモフォンよりCDデビュー。2017年6月に最新アルバム「展覧会の絵」をリリースした。
オーケストラとの初共演は8歳。これまでにミハイル・プレトニョフ、マルク・ゴレンシュタイン、ワレリー・ゲルギエフ、アンドレア・バッティストーニ、秋山和慶、円光寺雅彦、尾高忠明、小林研一郎、高関健各氏などの指揮者、ロシア・ナショナル管弦楽団、ロシア国立交響楽団、キエフ国立フィルハーモニー交響楽団、マリインスキー歌劇場管弦楽団、NHK交響楽団、京都市交響楽団、札幌交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、広島交響楽団、読売日本交響楽団、大阪交響楽団などと共演。
2018年かがわ21世紀大賞受賞。

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「埼玉アーツシアター通信」No.100
p.14-15ピアノ・エトワール・シリーズ V ol.45 松田華音 ピアノ・リサイタル 松田華音Interview ロシアの伝統 ── それは言葉にできないもの 取材・文◎後藤菜穂子(音楽ライター) Photo◎Ayako Yamamoto

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