Vol.111
2024年10月号
彩の国さいたま芸術劇場
2022年5月
25日(水)10:30/14:30
26日(木)10:30/14:30
27日(金)10:30/14:30★
28日(土)10:30/14:30
29日(日)10:30/14:30
(1日2回、計10回上映)
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
★5月27日(金)14:30の回上映終了後、アフタートークあり。【注】土曜日ではありませんのでご注意ください。
ゲスト:吉原 豊さん(ニューセレクト株式会社代表取締役)
フランス初登場1位の大ヒット!
ジュリエット・ビノシュ主演最新作
今じゃあり得ない!フランス女性の夢は”良妻賢母”だった!?
1967年、アルザス地方の花嫁学校
パリから届いた”自由”の風に乗り、先生と生徒たちの革命が始まる
フランスの名女優たちが奏でる
カラフル&キュートな人生賛歌!!
フランスを代表する大女優のジュリエット・ビノシュ。近年は『冬時間のパリ』(18)や『私の知らないわたしの素顔』(19)など、コメディとシリアスを軽やかに行き来し、デビュー以来変わらぬ魅力を振りまいている。最新主演作の本作では、ビノシュのフィルモグラフィ史上最もカラフルでキュートでドタバタなコメディに挑戦。第2次世界大戦後、理想の良妻賢母を育成する花嫁学校で、垢抜けない少女たちをビシバシと鍛える鬼校長を嬉々として演じているのだ。若い女優たちを従えての堂々たるクライマックスは、観客の度肝を抜くことまちがいなし!
ビノシュと共演する女優陣も超豪華だ。本作の監督であるマルタン・プロヴォと初タッグを組んだ『セラフィーヌの庭』(08)でセザール賞主演女優賞を受賞したのをはじめ、ジャン・ピエール=ジュネ監督作『ミックマック』(09)の料理番や『神様メール』(15)で母(女神)役を演じたヨランド・モローは、夢見る少女のまま中年になったギックリ腰気味の料理の先生に。日本でもヒットした若返りコメディ『カミーユ、恋はふたたび』(12)で監督、脚本、主演の3役をこなした才女、ノエミ・ルヴォウスキーは、迷信を信じる一方で、戦時中はレジスタンスとして戦った熱き修道女をそれぞれ演じている。本作でも衝撃の体当たりで爆笑を誘うので、お見逃しのないように。 さらに、本年度セザール賞では、ヨランド・モロー、ノエミ・ルヴォウスキーが助演女優賞に、ビノシュ扮するポーレット校長の昔の恋人を演じたエドゥアール・ベールが助演男優賞に本作でそれぞれノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞した。
1967年。美しい街並みとぶどう畑で有名なフランスのアルザス地方。小さな村にあるヴァン・デル・ベック家政学校に、18人の少女たちが入学した。校長はピンクのスーツを粋に着こなすポーレット(ジュリエット・ビノシュ)。経営者は夫のロベール(フランソワ・ベルレアン)だ。講師陣は迷信を信じる修道女、マリー=テレーズ(ノエミ・リヴォウスキー)と、ポートレットの義理の妹で料理長のジルベルト(ヨランド・モロー)だ。2年間で完璧な主婦に変身させる授業は、女性解放運動の風を感じる少女たちには時代遅れで、納得できないことばかり。美容師になりたい、法律を勉強したい、親が決めた結婚なんてしたくないと反発しながらも、お金も学歴もない彼女たちは大人の決めた道に進むしかなかった。
ある日、莫大な隠れ借金を遺してロベールが急死した。日々、夫の事業を支え、夜のお勤めにも渋々おつきあいしていたのに、こんなひどい仕打ちが待っていたとは……。ポーレットは破産寸前の学校を救うために、取引先の銀行に駆け込む。そこで待ち構えていたのは、第2次世界大戦で彼女と死に別れたはずの恋人、アンドレ(エドゥアール・ベール)だった。30年振りの再会に興奮を隠せない彼はウルトラC級の解決法を提案。ポーレットを破産危機から救出し、心の奥にしまっていた情熱に火をつけたのだった。
学校再建に必死なポーレットは経営を学ぶうちに、ロベールが前時代的な考えで自分とジルベルトを家に縛り付けていたことに気づく。そして、ある生徒の1人が起こしたトラブルをきっかけに、ポーレットと生徒たちは自分らしい生き方に目覚めていくのだった。
折しもパリを始めフランス全土では、社会変革を求める五月革命が勃発し、大混乱に陥っていた。ポーレット率いる新生ヴァン・デル・ベック家政学校の運命やいかに!?
上映日時 | 2022年5月 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール |
作品情報 | 【監 督】 マルタン・プロヴォ 【脚 本】 マルタン・プロヴォ、セヴリーヌ・ヴェルバ 【衣装デザイン】 マデリーン・フォンティーヌ(AFCCA) 【出 演】 ジュリエット・ビノシュ、ヨランド・モロー、ノエミ・ルヴォウスキー、エドゥアール・ベール、フランソワ・ベルレアン、マリー・ザブコヴェック、アナマリア・ヴァルトロメイ、リリー・タイエブ、ポーリーン・ブリアン、アルメール (2020年/フランス/109分)
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主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
提携 | 彩の国さいたま芸術劇場 |
必ずお読みください | ◆マスクを着用されていない方はご入場いただけません。会場内では常時マスクの着用をお願いいたします。 ◆受付時に検温を実施します。37.5度以上の熱があった場合は、入場をお断りさせていただきます。予めご了承ください。また、体調のすぐれない方はご来場をお控えください。 ◆新型コロナ感染症拡大防止の対策のため、入場にあたってお名前と連絡先の記入をお願いしています。ご提出いただいた情報はこの目的以外には使用せず、主催者が厳重に管理し、2週間経過後シュッレダーにて破棄いたします。なお、感染者が確認された場合、これら個人情報を保健所等の公的機関へ提供する場合があります。 ◆客席内、ロビー等での歓談はお控えください。 ◆ブランケットの貸出は中止しています。 ◆現在、シネマ上映では、原則、入場制限は求められていません。しかし、より快適で安心できる鑑賞環境を確保するため、1席ごとに着席できるように自主的に運用しています。状況によってはこの運用を停止する場合もありますので、ご了承ください。 ◆スタッフは毎日検温を実施し、健康状態を確認します。また、手洗い、手指消毒を徹底します。異常がある場合には職務につくことはございません。 ◆会場内各所に消毒用アルコールを設置しています。 ◆会場内のお客様が手を触れる箇所(座席、手すり、扉取手、トイレなど)は定期的に消毒を行っています。 ◆会場内は興行場法に基づき、内部の汚染空気の排除を目的とした適正な機械換気設備を設けています。また、開場中・休憩中もホールの扉を開放するなど、館内の換気を強化いたします。
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料金 (税込) |
【全席自由】 一般1,100円/小中高生550円*(何れも税込) |
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