彩の国さいたま芸術劇場

シネマ・イベント

彩の国シネマスタジオ
『人生はシネマティック!』

2022年1月
 19日(水)10:30/14:30
 20日(木)10:30/14:30
 21日(金)10:30/14:30
 22日(土)10:30/14:30★
 23日(日)10:30/14:30
(1日2回、計10回上映)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制

★1月22日(土)14:30の回上映終了後、アフターセミナー開催。ゲスト:氏家理恵さん(聖学院大学人文学部教授)

【重要】彩の国シネマスタジオ/新型コロナ感染症拡大防止対策とご来場の皆さまへのお願い

 

 

みんなでつくる「最高の結末」!

映画が何よりも娯楽だった時代の熱気と興奮

執筆経験ゼロの女性脚本家が魅力的でクセのある仲間と

繰り広げ夢の映画製作現場

映画好きのためのベストワン・ムービーがここに誕生!

 

 

本作は、豪華な英国俳優陣がユニークな映画人たちに扮し、世界が認める実力派女性監督によって製作、全米やヨーロッパ各国の映画祭で絶賛された、映画好きにはたまらない、まさに”映画好きのためのベストワン・ムービー”だ。

舞台は、1940年第二次世界大戦下のロンドン。ドイツ軍の空爆が日毎に激しさを増す中、戦意高揚のためにイギリス政府が計画した<ダンケルクの戦い>に力を貸した双子の姉妹の話を映画化するプロパガンダ映画の製作現場だ。クセ者ながら魅力的な登場人物が繰り広げる、軽妙洒脱でウィットに富んだセリフの数々。プロパガンダ映画の劇中劇を織り交ぜた、独創性あふれる設定。映画が何もより娯楽だった時代の熱気が描かれており、一筋縄ではいかない製作現場で繰り広げられる映画人たちの人間模様に思わず魅了される。彼らは現実と映画の世界を行ったり来たりしながら、恋をしたり、喧嘩をしたり、笑って、泣いて、歌ったりと、戦争という暗い時代で誰もが明日の命さえ保証されない中で苦しみ喘ぎながらも、たくましく前を向いて生きようとする人々の輝きが描かれている。とりわけ、情熱的な新人女性脚本家と仲間が決してあきらめずにベストを目指して奮闘する姿は、思わずグッと胸に迫ることだろう。

監督は、『幸せになるためのイタリア語講座』(’00)でベルリン国際映画祭銀熊審査員賞した、世界的に注目される女性監督ロネ・シェルフィグ。キャリー・マリガン主演の『17歳の肖像』(’09)ではサンダンス映画祭観客賞を受賞し、アカデミー賞でも作品賞を含む3部門にノミネートされる快挙を達成したほか、サン・ハサウェイが主演し話題を呼んだ『ワン・ディ 23年のラブストーリー』(’11)では日本でも多くの女性から熱烈に支持されるなど、これまで数々の名作を生み出してきた監督が、本作でも物語を鮮やかに紡いでいる。

極上のユーモアと愛で彩られた本作は、まるで”シネマティックに”(映画のように)あなたの人生も輝かせてくれるのではないだろうか。

あらすじ

1940年、第二次世界大戦下のロンドン。連戦連勝のドイツ軍から絶え間ない空爆にさらされている街は、男性が次々と徴兵され、女性や子ども、老人ばかりが残されていた。そんな中、イギリス政府は国民を鼓舞するために戦意高揚映画(プロパガンダ映画)を日夜製作していた。

ある日、コピーライターの秘書カトリンが徴兵されたライターの代わりに書いた広告コピーが、情報相映画局の特別顧問バックリーの目に留まり、彼女は新作映画の脚本家としてスカウトされる。彼女が描くのは、双子の姉妹が父親の漁船で海に漕ぎ出し「ダンケルの戦い」でドイツ軍の包囲網から撤退するイギリス兵を救う物語だった。出向先の制作会社ベイカー・プロで執筆を開始したカトリンは、バックリーとパーフィットの3人の共同で脚本化に挑戦する。

開始早々、情報局や共同脚本家からのダメ出し、厳しい検閲や政府の要望を受けるたびに衝突しながらも作業は進んでいった。ロケが始まってからも、不安だらけ。ドラマ製作の経験のない監督。かつてのプライドを捨てきれず老人役はいやだと駄々をこねる落ち目の役者、演技経験のないアメリカ人パイロットの追加キャスティング‥‥。製作陣の足並みが揃わない中でも、少しづつ絆を深めながら撮影は進んでいくのだった。そして、カトリンにとっても、映画づくりは確実にやりがいのあるものになっていく。そして仕事をしていく中で、共同脚本家バックリーとも互いに親しみと好感を抱くようになっていった。

そして、脚本が完成に近づき、撮影も終盤に差し掛かったころ、ロンドンは大規模な空爆に襲われる。破壊しつくされた街にうちひしがれるカトリンであったが、それでも最後まで映画を完成させようとあきらめずに奮闘するのであった。

しかし、最悪なことに、カトリンたちの前には最大の困難が待ち受けていた‥‥。

はたして脚本は無事完成し、映画を国民に届けることはできるのか‥‥?!

 


 

1月22日(土)14:30回の上映終了後、アフターセミナーが開催されます。

ゲスト: 氏家理恵さん(聖学院大学人文学部教授)

テーマ: 1940年のイギリスとプロパガンダ映画

 

 

公演インフォメーション

上映日時

2022年1月
   19日(水) 10:30/14:30
   20日(木) 10:30/14:30
   21日(金) 10:30/14:30
   22日(土) 10:30/14:30
   23日(日) 10:30/14:30

会場

彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール

作品情報

【監 督】 ロネ・シェルフィグ

【脚 本】 ギャビー・チャッペ

【出 演】 ジェマ・アータートン、サム・クラフリン、ビル・ナイ、ジャック・ヒューストン、ヘレン・マックロリー、ポール・リッター、レチェル・スターリング、リチャード・E・グラント、エディ・マーサン、ジェレミー・アイアンズ、ジェイク・レイシーほか

  (2016年/イギリス/117分)

 

 

主催

特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク

提携

彩の国さいたま芸術劇場

必ずお読みください

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チケットインフォメーション

料金
(税込)

【全席自由】

一般1,100円/小中高生550円*(何れも税込)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・各回入替制・整理券制

*学生証を確認する場合がございます。

 

オンラインチケット予約
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※当日券はご予約いただけません。