彩の国さいたま芸術劇場

シネマ・イベント

彩の国シネマスタジオ
『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』

2021年12月
   8日(水)10:30/14:30
      9日(木)10:30/14:30
 10日(金)10:30/14:30
 11日(土)10:30/14:30★
 12日(日)10:30/14:30
(1日2回、計10回上映)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制

★12月11日(土)14:30の回上映終了後アフターセミナーあり。ゲスト:神田歩さん(埼玉福祉保育医療専門学校 社会福祉士養成科教員、ふじみの国際交流センター 生活相談スーパーバイザー)

【重要】彩の国シネマスタジオ/新型コロナ感染症拡大防止対策とご来場の皆さまへのお願い

 

 

一人の教師のアウシュビッツに関する”ある授業”が、

学校から見放された落ちこぼれたちの人生を変える…

パリ郊外の高校で本当に起こった

実話から生まれた奇跡のストーリー

 

実話を元にした『陽のあたる教室』『最強のふたり』に続き、出会いが人生の学びにもたらす感動作がまた一つ誕生。ある歴史教師との出会いが、生徒たちの人生を変える。

本作は、パリ郊外にある高校の落ちこぼれクラスで本当にあった、冒険のような物語です。と同時に、その映画化は、アハメッド・ドゥラメという当時18歳だった少年が、マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール監督へ送った一通のメールから始まり、その熱意に打たれた監督が動くことで、二人の出会いから生まれた奇跡のサクセスストーリーともなっています。アハメッドは、本作に出演するだけでなく、脚本も監督と共同執筆。さらにセザール賞有望男優賞にもノミネートされ、思い描いた夢を実現することになりました。そしてこの映画は、主演のアンヌ・ゲゲン先生を演じるセザール賞主演女優賞のフランスの名女優マリアンヌ・アスカリッドの迫真の演技によって観る者の胸を熱くする感動の作品となっており、カンヌ国際映画祭正式出品作品、ELLEシネマ大賞ノミネート、サンタバーバラ国際映画祭最優秀作品賞など、数々の映画祭で話題となりました。

実在する歴史教師にインスパイアされた物語は、アハメッド自身の高校一年生の時の体験をもとに描かれていますが、高校の落ちこぼれクラスを舞台に、劣等生たちの学校・社会に対するやり場のない怒りや、生徒同士の民族的・宗教的な対立という問題も描いているのです。そんな集団をアンヌ先生は指揮し、全国歴史コンクールに入賞するという目的に向かうクラスへと変貌させる訳ですが、学ぶことがいかに未来を変えるエネルギーになりえるのか、教育がいかに大切かを教えてくれる真摯な映画が、『奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ』なのです。

あらすじ

貧困層が暮らすパリ郊外のレオン・ブルム高校の新学期。様々な人種の生徒たちが集められた落ちこぼれクラスに、厳格なベテラン歴史教師アンヌ・ゲゲンが赴任してくる。

「教師歴20年。教えることが大好きで退屈な授業をしないつもり」という情熱的な彼女は、歴史の裏に隠された真実、立場による物事の見え方の違い、学ぶことの楽しさについて教えようとする。だが生徒たちは相変わらず問題ばかりを起こしていた。

そんなある日、アンヌ先生は、全国歴史コンクールに参加するように生徒たちを促した。しかし「恥をかくだけ」と反発する生徒たち。そのような生徒たちに対し、彼女は「アウシュヴィッツ」という難しいテーマを掲げて問いかけたのだった。「あなたたちを信じているのは私だけ?みんななら、このテーマを語れるはず」と。

後日、強制収容所の生き証人であるレオン・ズィゲルを授業に招待し、生徒の前でその体験を語ってもらうことに。大量虐殺が行われた強制収容所の生還者から語られた生々しい恐怖と希望の体験談は生徒たちを打ちのめすことになる。そして、この日を境に生徒たちは変わっていくことになるのだが‥‥。

 


 

【日 時】12月11日(土)14:30の回上映終了後

【ゲスト】神田 歩 さん(かんだ・あゆみ/埼玉福祉保育医療専門学校 社会福祉士養成科教員、ふじみの国際交流センター 生活相談スパーバイザー)              

 

今回のゲストである神田さんは、海外での活動経験が豊富な方です。
専門でもある「ソーシャルワーク」や「多文化共生」等をポイントに、
この作品の魅力をお話してもらう予定です。

 

 

 

公演インフォメーション

上映日時

2021年12月
 8日(水) 10:30/14:30
 9日(木) 10:30/14:30
   10日(金) 10:30/14:30
   11日(土) 10:30/14:30
   12日(日) 10:30/14:30

会場

彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール

作品情報

【監 督】 マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール

【脚 本】 アハメッド・ドゥラメ、マリー=カスティーユ・マンシオン=シャール

【出 演】 アリアンヌ・アスカリッド、アハメッド・ドゥラメ、ノエミ・メルラン、ジュヌヴィエーヴ・ムニシュ、ステファン・バックほか

 (2014年/フランス/105分)

主催

特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク

提携

彩の国さいたま芸術劇場

必ずお読みください

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チケットインフォメーション

料金
(税込)

【全席自由】

一般1,100円/小中高生550円*(何れも税込)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・各回入替制・整理券制

*学生証を確認する場合がございます。

 

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※当日券はご予約いただけません。