Vol.111
2024年10月号
彩の国さいたま芸術劇場
さいたまネクスト・シアターの最終公演が決定!
細川洋平(ほろびて)の書き下ろし作品を岩松了の演出で上演!
2021年8月5日(木)〜15日(日)
一般発売 | 2021年5月29日(土) |
メンバーズ発売 | 2021年5月22日(土) |
2009年に若手俳優育成プロジェクトとしてスタートした「さいたまネクスト・シアター」。集団を率いた蜷川幸雄氏との濃密な時間の中から生まれた作品は、2作品連続で読売演劇大賞優秀作品賞を受賞したほか、さいたまゴールド・シアターとの共演作『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』『リチャード二世』では海外公演を成功させるなど、目覚ましい成果をあげてきた。2016年に蜷川氏が逝去した後も新シリーズ「世界最前線の演劇」や外部公演などで、蜷川氏の薫陶を受けたメンバーたちはその存在感を遺憾なく発揮。
活動開始から13年目となる今年、平均年齢34歳、1期生から4期生までの14名のメンバーたちは8月に行う最終公演でネクスト・シアターの活動に区切りをつけることとなった。
脚本、演出には、集団の有終の美を飾るにふさわしい刺激的な組み合わせが実現。演出を務めるのは、ゴールド・シアターへ3作品を書き下ろし、蜷川氏の信頼も厚い岩松了。鶴屋南北戯曲賞を受賞したゴールド・シアター『薄い桃色のかたまり』(2017年)ではネクストメンバーの活躍も評判となった。脚本には「次代を担う劇作家を起用したい」という岩松からの発案を受けて、演劇カンパニー「ほろびて」を主宰する細川洋平が選ばれた。2020年に上演した『ぼうだあ』が複数の評論家から高い評価を受けるなど、いま演劇界で注目を集める劇作家だ。外部への作品提供は初めての細川が、ネクスト・シアターのために新作を書き下ろす。13年間の活動の集大成ともいえる最終公演にどうぞご期待ください。
公演日時 |
※8月13日(金)18:30の回は、映像収録のため場内にカメラを設置いたします。 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール |
作 | 細川洋平 |
演出 | 岩松 了 |
出演 | さいたまネクスト・シアター |
主催・企画・製作 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
託児 | 2歳以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
【託児お申し込み先】 |
料金 (税込) |
【全席指定】
*車椅子でご来場の方は前日までにSAFチケットセンターへご連絡ください。 ※営利目的でのチケットの購入、転売は固くお断りいたします。 |
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発売日 | 【一般】2021年5月29日(土) |
劇作家、演出家、俳優、ほろびて主宰。
1978年、埼玉県出身。早稲田大学第一文学部中退。在学中に早大演劇倶楽部内で、作・演出を務める劇団「水性音楽」を結成し、 2006年まで活動。また、「演劇弁当猫ニャー」に役者として2000年から2004年の解散まですべての公演に参加。 2009年にソロカンパニー「ほろびて」を立ち上げ、2015年より本格始動。俳優としても映像、舞台を中心に出演作多数。
劇作家、演出家、俳優。
1952年、長崎県生まれ。1986年、東京乾電池「町内シリーズ三部作」を皮切りに作・演出を手掛け、1989年『蒲団と達磨』で岸田國士戯曲賞を受賞。以後、数多くの作品を世に送り出す。1993年『こわれゆく男』『鳩を飼う姉妹』で紀伊國屋演劇賞個人賞、1998年『テレビ・デイズ』で読売文学賞を受賞。2017年のさいたまゴールド・シアター公演『薄い桃色のかたまり』(作・演出)で鶴屋南北戯曲賞を受賞。俳優としてもテレビドラマ、映画、舞台に多数出演。
「次代を担う若手俳優の育成」を目的に2009年に前芸術監督である蜷川幸雄が立ち上げた演劇集団。1,225名の応募者の中からオーディションで選ばれた44名で始動。第2回公演『美しきものの伝説』、第3回公演『2012年・蒼白の少年少女たちによる「ハムレット」』で2作品連続して読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。14年、さいたまゴールド・シアターとの共演作『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』で3カ国5都市を巡るワールドツアーに参加。15年の第6回公演『リチャード二世』でハヤカワ「悲劇喜劇」賞を受賞。同作は16年、「クライオーヴァ国際シェイクスピア・フェスティバル」の招聘を受け、ルーマニア公演も行った。17年、さいたまゴールド・シアター公演『薄い桃色のかたまり』ではゴールド・シアターとの見事なコラボレーションを見せた。18年より新シリーズ「世界最前線の演劇」を開始し、第1弾『ジハード-Djihad-』、第2弾『第三世代』、第3弾『朝のライラック』を上演。20年12月、リーディング公演『作者を探す六人の登場人物』を上演し、好評を博した。平均年齢34.1歳、1期生から4期生までの14名が所属(2021年4月1日現在)。
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