Vol.112
2024年12月号
彩の国さいたま芸術劇場
2021年9月
1日(水)10:30/14:30
2日(木)10:30/14:30
3日(金)10:30/14:30
4日(土)10:30/14:30
5日(日)10:30/14:30
(1日2回、計10回上映)
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
【重要】彩の国シネマスタジオ/新型コロナ感染症拡大防止対策とご来場の皆さまへのお願い
※上映会は当面のあいだ入場制限を継続する予定です。
『みんなのアムステルダム国立美術館へ』監督の最新作
「光と影の魔術師」の異名を持つオランダの巨匠画家、レンブラント!
その作品の美と魅力、彼の作品に魅了される人々の情熱と
そこに生まれる物語。
驚きの展開が待ち受けるドラマティック・ドキュメンタリー!!
『みんなのアムステルダム国立美術館へ』(’14)で美術館の舞台裏に深く切り込み、アート好きだけではなく、多くの映画ファンの心をつかんだオランダのドキュメンタリー作家、ウケ・ホーヘンダイクの最新作。
本作では、バロック絵画を代表し、没後350年以上経った今でも絶大な人気を誇るオランダの巨匠画家、レンブラントの新発見された絵画をめぐって繰り広げられる人々の狂騒曲を描いている。新作品を見出そうとする画商、所蔵画を愛してやまない貴族、コレクターは買い求め、美術館は競い合う姿が映し出される。
そこで展開されるレンブラント作品に魅了される人々の情熱と生み出される物語はドラマティックだ。
美術界に生きる人々の愛と欲望を大胆に暴きながら、芸術とビジネスの複雑な関係に着目し、1枚の絵画に億単位の金が動く美術界の矛盾と可笑しさを、皮肉とユーモアたっぷりに描き出している。と同時に、何百という美術品を個人所有者から購入し美術館で共有するコレクターや代々引き継がれた肖像画を家族の一員のように愛し、自分のためだけに飾り鑑賞する貴族の姿も描くことで、「なぜ、レンブラントはこれほど人々を惹きつけるのか?絵画はいったい誰のためのものなのか」を問いかける。レンブラントをめぐって展開される人間喜劇は、見ている私たちに、芸術についての根源的な問いを投げかけてくる。
美しい絵画を巡って、アートにほれ込んだ人間たちの愛と欲がエキサイティングに交錯するドラマティック・ドキュメンタリーが『レンブラントは誰の手に』だ。
貴族の家系に生まれ、レンブラントが描いた貴重な肖像画のある家で育った、若き画商ヤン・シックス。彼はある日、ロンドンの競売クリスティーズに出されていた「若い紳士の肖像」に目を奪われる。これはレンブラントが描いたものだと本能的に感じた彼はその絵画を落札する。
しかし、レンブラント作品は贋作が多いことでも知られており、本物か偽物かで注目を浴びることに。本物であれば、巨匠レンブラントの知られざる新たな作品が44年ぶりに発見されたことになるだけに、専門家や美術史家らも、アートを愛するがゆえに、この絵を巡ってヒートアップする事態に。しかも思いもよらぬ横やりまで入ってしまう・・・・・。
一方で、フランスの富豪ロスチャイルド家が何世代にもわたって所有していたレンブラントの絵画2点「マルテンとオープイェ」が売りに出されることに。その売価は、1億6000ユーロ(約200億円)という高値だ。にもかかわらず、めったに市場には出回らない見事な2枚の絵画を獲得するために、世界で最も入場者数の多いルーヴル美術館とレンブラントの作品を多数収蔵するアムステルダム国立美術館が動き出す。いつしか、絵の価値などわからない国の要人まで乗り出す事態に発展し・・・・・。
上映日時 | 2021年9月 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール |
作品情報 | 【監督・脚本】 ウケ・ホーヘンダイク 【出 演】 ヤン・シックス、エリック・ド・ロスチャイルド男爵、ターコ・ディビッツ(アムステルダム国立美術館)、エルンスト・ファン・デ・ウェテリンク教授、バックルー公爵
(2019年/オランダ/101分)
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主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
提携 | 彩の国さいたま芸術劇場 |
必ずお読みください | ◆マスクを着用されていない方はご入場いただけません。会場内では常時マスクの着用をお願いいたします。 ◆受付時に検温を実施します。37.5度以上の熱があった場合は、入場をお断りさせていただきます。予めご了承ください。 ◆新型コロナ感染症拡大防止の対策のため、入場にあたってお名前と連絡先の記入をお願いしています。 ◆上映会は当面のあいだ入場制限を継続する予定です。 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止対策についての詳細はこちらもあわせてご確認ください。ご来場の前にご一読をお願いいたします。 |
料金 (税込) |
【全席自由】 一般1,100円/小中高生550円*(何れも税込) |
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