Vol.111
2024年10月号
彩の国さいたま芸術劇場
2021年5月
19日(水) 10:30/14:30
20日(木) 10:30/14:30
21日(金) 10:30/14:30
22日(土) 10:30/14:30
23日(日) 10:30/14:30
(1日2回、計10回上映)
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
※上映会は当面のあいだ入場制限を継続します。
『世界の果ての通学路』監督パスカル・プリッソン監督 最新作
ケニア在住、通称 “ゴゴ(おばあちゃん)”。
子供3人、孫22人、ひ孫52人、助産師歴75年。
“ゴゴ”には大きな夢がある。
女子学生のための寄宿舎を建てること、そして小学校の卒業試験に合格すること。
おちこむこともあるけれど、”ゴゴ”は夢をあきらめない。
誰もが勇気をもらえる痛快で希望に満ちたドキュメンタリー!
危険な道のりを何時間もかけ命がけで学校に通うケニアの子どもたちの姿を描いた『世界の果ての通学路』(’12)で、世界中を感動で包んでパスカル・プリッソン監督。本作で追うのは、”ゴゴ”の愛称で親しまれる94歳の小学生。出演者と時間をかけて信頼関係を気づきあげ、そのリアルな姿をカメラに収めていく撮影スタイルは健在。数学や英語の授業、修学旅行、誕生日会、新しい宿舎の竣工式・・・ケニアの美しい自然を背景に、数々の歌と仲間たちの笑顔に彩られたゴゴの学校生活がありのまま切り取られる。
そこから浮かび上がってくるのは、貧困や慣習などの理由から未だアフリカに残る教育問題。ゴゴは映画というものを知らなかったが、プリッソンの熱心な説得を受け「世界に教育の大切さを伝えられるなら」と撮影を許可した。94歳にしてなお信念のもとチャレンジを続けるゴゴの姿は、閉塞感漂う現在を生きる我々に勇気と希望を与えてくれる。
“ゴゴ(おばあちゃん)”の愛称で親しまれる94歳のプリシラ・ステナイは、3人の子ども、22人の孫、52人のひ孫に恵まれ、ケニアの小さな村で助産師として暮らしていた。
あるとき、彼女は学齢期のひ孫娘たちが学校に通っていない姿を見て、自らが幼少期に勉強を許されなかったこともあり、教育の大切さを痛感していた”ゴゴ”は一念発起することに。周囲を説得し、6人のひ孫娘たちと共に小学校に入学した。
年下のクラスメートたちと同じように寄宿舎で寝起きし、制服を着て授業を受けるが、すっかり耳は遠くなり、目の具合も悪いため勉強するのは一苦労・・・・。それでもクラスメートたちにおとぎ話をきかせてあげたり、自分と同年代の友人とお茶を飲んで一息ついたり、助産師として自分がとりあげた教師やクラスメートたちに応援されながら勉強を続け、ついに念願の卒業試験に挑むことに。
上映日時 | 2021年5月 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール |
作品情報 | 【監 督】 パスカル・プリッソン 【出 演】 プリシラ・ステナイ、チェプコエチ、ディナ ほか
(2019年/フランス/84分)
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主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
提携 | 彩の国さいたま芸術劇場 |
必ずお読みください | ◆マスクを着用されていない方はご入場いただけません。会場内では常時マスクの着用をお願いいたします。 ◆受付時に検温を実施します。37.5度以上の熱があった場合は、入場をお断りさせていただきます。予めご了承ください。 ◆新型コロナ感染症拡大防止の対策のため、入場にあたってお名前と連絡先の記入をお願いしています。 ◆5月の上映会の入場制限につきましては、状況を見ながら改めてご案内します。 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止対策についての詳細はこちらもあわせてご確認ください。ご来場の前にご一読をお願いいたします。 |
料金 (税込) |
【全席自由】 一般1,100円/小中高生550円*(何れも税込) |
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