Vol.112
2024年12月号
彩の国さいたま芸術劇場
2021年1月
13日(水) 10:30/14:30
14日(木) 10:30/14:30
15日(金) 10:30/14:30
16日(土) 10:30/14:30
17日(日) 10:30/14:30
(1日2回、計10回上映)
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
【急告】1月7日の緊急事態宣言発出に伴う本上映会の対応について
※新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言発出に伴う国・埼玉県のイベント取扱い方針に基づき、1月の上映会については、来場者の皆さまの安全に配慮しながら、次のとおり対応させていただきます。
1)上記全10回は予定どおり上映いたします。
2)ただし、各回とも入場可能人数を制限いたします(映像ホールの通常定員数の50%まで)。
3)各回上映終了後、客席等の消毒は従前どおり実施します。また客席内は4~10分程度で全空気が換気されます。
「長くつ下のピッピ」「やかまし村の子どもたち」「ロッタちゃん」など、
世界中で愛される児童文学作家
アストリッド・リンドグレーンの知られざる人生
暗闇から明るみへと物語が私を導く
自由奔放な少女アストリッドが伝説の作家リンドグレーンになるまでの物語
北欧を代表する才能が集結して誕生した感動作!
母国スウェーデンでは紙幣になるほど存在の大きい国民の誇りである児童文学作家、アストリッド・リンドグレーン。数々の著作は、世界70か国以上翻訳、100以上の国で出版され、日本を含め世界中で愛され、読み継がれている。多くの子どもたちに本の世界へ扉を開き、その後の人生や価値観に大いなる影響を与え続けてきた。「長くつ下のピッピ」「ロッタちゃん」「やかまし村の子どもたち」シリーズをはじめ、すべてが代表作と呼べるほど有名な作品ばかりだが、どの作品においても、やんちゃな子どもたちの生命力や豊かな世界観、大人顔負けの意志の強さ、子どもならではの自由な発想力に満ちあふれており、世界中の読者を夢中にさせてきた。なぜ、アストリッドは最も革新的で影響力のある希有な作家になり得たのか。なぜいつまでも子どもの心を忘れず、理解できるのか・・・その創造の源の答えがこの映画の中にある。
本作の監督・脚本は、長編監督デビュー作『A SOAP』(06)がいきなりベルリン国際映画祭銀熊賞及び最優秀新人作品賞に輝いたベアニレ・フィシャー・クリステンセン。監督は”私を形作った人”とリンドグレーンを敬愛しており、”その人を形作ったものは何か”を飽くなき探究心で追求したのが本作である。描くのは、16歳から10年に満たない彼女の人生の激動期といえる若かりし日々で、アストリッドを生き生きと演じるのは、巨匠ビレ・アウグスト監督の娘である新星アルバ・アウグスト。共同脚本で名を連ねるのは『A SOAP』でもタッグを組んだキム・フォップス・オーカソン。絵本「おじいちゃんがおばけになったわけ」で日本でも知られるデンマークを代表する作家の一人である。その他スウェーデン、デンマークを中心に北欧の才能が集まり、北欧最大の誇りであり、心であるアストリッド・リンドグレーンの知られざる半生と名作誕生のルーツに迫った感動作が映画「リンドグレーン」だ。
自由闊達な少女時代を経て中学を卒業したアストリッドは、かつて新聞に掲載された作文がきっかけで、地方紙ヴィンメルビー新聞社で助手をするチャンスを得る。父の知り合いのブロムベイル編集長に知性と文才を見込まれ、ほどなく秘書兼記者へ。モダンで大胆なショートボブに髪を切り、生き生きと取材・執筆に精を出し始める。
先妻に先立たれて7人の子どもを抱え、神経症ぎみの後妻と離婚話でもめているブロムベイルは、颯爽と活躍するアストリッドに好意を抱き始める。やがて彼の愛を受け入れたアストリッドだったが、予期せず妊娠。父親を明かさずに済む隣国デンマークで出産を決意し、ひとりコペンハーゲンへ渡り、温かく向かい入れてくれた里親マリーに見守られて出産。19歳で未婚の母となってしまう。
身を切られる思いで赤ん坊ラッセをマリーに託して帰省するも、アストリッドから報告を受けた彼女の母は、「ブロムベイルとも結婚せず、子どものことも忘れろ」と助言。その言葉に激高したアストリッドは、啖呵を切って実家を飛び出したのだった・・・
王立自動車クラブに職を得たアストリッドは、ようやく金銭的な余裕ができ、家を借り、喜びに溢れて2歳半になったラッセを引き取りに行くが、マリーにすっかり懐いたラッセに激しく拒絶され、失意の中、連れて帰ることを断念するのだった。
そんなある日、里親マリーが重病で倒れたと連絡が入る・・・。
上映日時 | 2021年1月 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール |
作品情報 | 【監 督】 ペアニレ・フィシャー・クリステンセン 【脚 本】 キム・フォップス・オーカソン、ペアニレ・フィシャー・クリステンセン 【出 演】 アルバ・アウグスト、マリア・ボネヴィー、マグヌス・クレッペル、トリーネ・ディアホム、ヘンリク・ラファエルセン ほか (2018年/スウェーデン=デンマーク/123分) |
主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
提携 | 彩の国さいたま芸術劇場 |
必ずお読みください | ◆マスクを着用されていない方はご入場いただけません。会場内では常時マスクの着用をお願いいたします。 ◆受付時に検温を実施します。37.5度以上の熱があった場合は、入場をお断りさせていただきます。予めご了承ください。 ◆新型コロナ感染症拡大防止の対策のため、入場にあたってお名前と連絡先の記入をお願いしています。 ◆1月7日の緊急事態宣言発出に伴う国・埼玉県のイベント取扱い方針に基づき、入場可能人数をホール定員数の50%とさせていただきます。 ※新型コロナウイルス感染症拡大防止対策についての詳細はこちらもあわせてご確認ください。ご来場の前にご一読をお願いいたします。 |
料金 (税込) |
【全席自由】 一般1,100円/小中高生550円*(何れも税込) |
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