Vol.110
2024年8月号
彩の国さいたま芸術劇場
一般発売 | 2020年10月18日(日) |
メンバーズ発売 | 2020年10月17日(土) |
日本が世界に誇る古楽アンサンブル、バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)による、毎年恒例の彩の国さいたま芸術劇場公演。今年は、生誕250周年を記念して、彩の国では初めてとなるベートーヴェン・プログラムをお届けいたします。
BCJは近年、その活動を古典派以降の作品にも広げ、充実した演奏で世界中からますます注目を集めています。今回演奏されるのは、作曲家自身が「運命はこのように戸をたたく」と語ったとされるエピソードでも有名な《交響曲第5番》と、ほぼ同時期に手がけられ、その革新性と緻密な美しさが魅力の《ミサ曲ハ長調》。後に「傑作の森」と称される、ベートーヴェン中期の充実した筆による2作品です。当時の楽器や演奏スタイルを追求し、作品が誕生した時のみずみずしい姿を蘇らせるBCJが、ベートーヴェンの豊かな「森」へと誘います。
公演に先立ち、彩の国公演ではお馴染みとなりました、BCJ音楽監督鈴木雅明による作品解説レクチャーを開催いたします。指揮者自らが語る言葉は、作品への理解をさらに深めてくれることでしょう。この記念すべき年に、人類の宝ともいえる偉大な作曲家に想いを馳せてみませんか。
日時 | 2020年11月29日(日)15:00開演(14:00開場) |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール |
出演 | 鈴木雅明(指揮)
※出演者が一部変更となりました。あらかじめご了承ください。 |
曲目 | ベートーヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67 【当日追加曲】 |
主催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業) |
後援 | 埼玉県合唱連盟 |
料金 (税込) |
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発売日 | 【一般】2020年10月18日(日) |
1990年「バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)」を創設して以来、バッハ演奏の第一人者として名声を博す。グループを率いて欧米の主要なホール、音楽祭に多く出演、極めて高い評価を積み重ねている。近年はモダン・オーケストラとも活発に共演し、多彩なレパートリーを披露。2001年ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章、平成23年紫綬褒章など受賞。2012年バッハの演奏に貢献した世界的音楽家に贈られる「バッハ・メダル」、ロンドン王立音楽院・バッハ賞を受賞。2013年度第45回サントリー音楽賞をバッハ・コレギウム・ジャパンと共に受賞。2015年ドイツ・マインツ大学よりグーテンベルク教育賞を受賞。イェール大学アーティスト・イン・レジデンス、シンガポール大学ヨン・シゥ・トウ音楽院客員教授、神戸松蔭女子学院大学客員教授、東京藝術大学名誉教授、オランダ改革派神学大学名誉博士。
鈴木雅明が世界の第一線で活躍するオリジナル楽器のスペシャリストを擁して結成したオーケストラと合唱団。バッハの宗教作品を中心としたバロック音楽の理想的上演を目指し、日本国内のみならずライプツィヒ・バッハ音楽祭、BBCプロムス、カーネギーホール、コンセルトヘボウ等、活発な演奏活動を展開。1995年から時系列順で取り組んできた「バッハ:教会カンタータ全曲シリーズ」が2013年2月に全曲演奏・録音を完遂し、2014年“ヨーロッパのグラミー賞”と称されるエコー・クラシック賞エディトリアル・アチーブメント・オブ・ザ・イヤー部門を受賞。2013年度第45回サントリー音楽賞を鈴木雅明と共に受賞。2017年7月には「バッハ:世俗カンタータシリーズ」全曲演奏・録音が完結。2017年9月『モーツァルト:ミサ曲 ハ短調』が権威ある英国の音楽賞グラモフォン賞を受賞。
北海道出身。北海道教育大学岩見沢校芸術課程音楽コース声楽専攻卒業。東京藝術大学修士課程音楽研究科声楽専攻独唱科、同大学院博士後期課程を修了。在学時、大学院アカンサス賞、三菱地所賞受賞。第14回日本モーツァルト音楽コンクール声楽部門第2位。第 78 回日本音楽コンクールオペラ部門にて入選。第 12 回中田喜直記念コンクールにて大賞を受賞。第25回ハイメス音楽コンクールにて声楽部門第1位。第3回ジュリアード音楽院コンクール第 1 位。第11回東京音楽コンクール声楽部門第3位。旭川新人音楽賞、第27回道銀芸術文化奨励賞受賞。宗教音楽からオペラ、現代音楽まで幅広い演奏活動をしていて、2019年から北海道上川郡鷹栖町ふるさと応援大使としても活動をしている。
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時にアカンサス音楽賞および同声会賞受賞。同大学大学院音楽研究科修士課程修了。オペラではモンテヴェルディ《ポッペアの戴冠》アモーレ・乳母、《オルフェオ》使者、ヘンデル《リナルド》ゴッフレード等を演じる他、ヘンデル《メサイア》、ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》、メンデルスゾーン《エリア》、ヴェルディ《レクイエム》等に出演するなどコンサートソリストとしても活躍。バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして国内外の演奏および録音に参加し、《パウルス》公演でソリストを務める。
声楽を故平野忠彦、G.ファッブリーニ、W.マッテウッツィ、G.バンディテッリの各氏に師事。第27回イタリア声楽コンコルソ、シエナ部門大賞、2002年ブルージュ国際古楽コンクール第2位(声楽最高位)など受賞多数。アカデミア・ビザンティーナ、ヴェニス・バロック・オーケストラなど一流の古楽アンサンブル、国内外のモダン・オーケストラ等と多数共演する他、クレモナ音楽祭《ウリッセの祖国への帰還》、エディンバラ音楽祭《オルフェオ》など主要なオペラ舞台でも活躍している。日本イタリア古楽協会運営委員長としてイタリア・バロック音楽の普及に務める。16年4月にウィーンやアムステルダムで行われたBCJ EUツアーに出演、また、18年6月のライプツィヒ・バッハ音楽祭のBCJ公演でもソリストを務め、喝采を浴びる。二期会会員。東京藝術大学准教授。
東京藝術大学大学院修士課程を首席で修了。大学院アカンサス賞受賞、武藤舞奨学金を受ける。二期会オペラ研修所マスタークラスを総代で修了し、最優秀賞および川崎靜子賞受賞。NEUE STIMMEN 2013国際コンクールセミファイナリスト。第20回友愛ドイツリートコンクール第2位。14年シャネル・ピグマリオン・デイズアーティスト。歌曲の演奏に定評があるほか、オペラでは日生劇場《ドン・ジョヴァンニ》タイトルロール、《コジ・ファン・トゥッテ》グリエルモ、二期会オペラ公演《ナクソス島のアリアドネ》などに出演。CD『Kaku Toru Début』『加耒徹×ドイツ歌曲』をリリース。NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」出演。声楽を福島敬晃、勝部太の両氏に師事。桐朋学園大学嘱託演奏員。二期会会員。
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