Vol.111
2024年10月号
彩の国さいたま芸術劇場
『めにみえない みみにしたい』のスタッフ・キャストが贈る、子どもから大人まで一緒に楽しむ演劇。
[さいたま公演]
2020年5月3日(日・祝)〜6日(水・休)<全7回>
[吉川公演]
2020年5月9日(土)・10日(日)<全3回>
※推奨年齢4歳以上
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一般発売 | 2020年3月7日(土) |
メンバーズ発売 | 2020年2月29日(土) |
おかあさんは 知っていて わたしはまだ知らないこと
気鋭の演劇作家・藤田貴大(マームとジプシー)による、子どもから大人まで一緒に楽しむ演劇に、待望の新作が登場します。
前作『めにみえない みみにしたい』は、演劇ならではの見立て、じゃんけんやしりとりといったゲームなど、多様な手法で子どもたちを作品に引き込む一方、少女の成長や自立、戦争といった普遍的なモチーフを用いて、大人にも見応えのある作品として高く評価されました。2019年の再演では、北海道から沖縄まで全国14会場を巡演、延べ4,000人を超える観客を魅了しました。
新作では「かがみ(鏡)」「まど(窓)」「とびら(扉)」という、日常生活に欠かせない物から物語が始まります。これらはすべて、自分と何かを分ける“境界線”。外の世界には何が待っているのか? 今年のゴールデンウィークは、劇場でしか味わえない、想像力を駆使した冒険に出かけましょう!
■藤田貴大(作・演出)コメント
いま、ありとあらゆる目に見えない線が、たとえばわたしとあなたのあいだにも複雑に張りめぐらされている。そしてその線という線は、それぞれあっちとこっちの境界になってしまっている。でもおもうのだ、そもそもさいしょは境界なんてなかったのではないか。生まれたばかりのあのころ、まだ見ぬ向こうがわを想像してはわくわくしていた。線は、さいしょは境界ではなかった。けれども線は、やがて面となって、そして立体が構成されていく。そこには内と外があるのだと知る。かがみのなか。まどのそと。とびらのむこう。わたしたちは生まれてからここまで、なんどくりかえして、辿りついただろう。きょうもまた内から外へ。ここまで足を運ぶことができたから、こうして待ち合わせることができた。
おかあさんも だれしもが寝静まった夜
わたしはそっと お布団からぬけだして
かがみのなかには もうひとりのじぶん
まどのそと どこからか 夜の音がする
とびらには もちろん鍵がかかっている
かがみのなか
まどのそと
とびらのむこう
おかあさんは 知っていて
わたしはまだ知らないこと
日時 | 【さいたま公演】2020年5月3日(日・祝)〜6日(水・休)
【吉川公演】2020年5月9日(土)・10日(日)
※各会場、開場は開演の20分前 |
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上演時間 | 約60分 |
会場 | 【さいたま公演】
【吉川公演】 |
作・演出 | 藤田貴大 |
スタッフ | 音楽:原田郁子 衣装:suzuki takayuki 照明:南 香織 音響:竹内和弥 映像:召田実子 舞台監督:須田雅子 |
出演 | 伊野香織、川崎ゆり子、成田亜佑美、長谷川洋子 |
主催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
共催 | 吉川市教育委員会(吉川公演) |
後援 | 埼玉県教育委員会、公益社団法人全埼玉私立幼稚園連合会、埼玉県保育協議会、さいたま市教育委員会 |
企画制作 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
託児 ※さいたま公演のみ | 2歳以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。 |
レストラン・サービス※さいたま公演のみ |
※本公演のチケット半券提示で、公演終了後に下記のサービスを実施します。 |
料金 (税込) |
【さいたま公演】
【吉川公演】 ※推奨年齢4歳以上 |
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発売日 | 【一般】2020年3月7日(土) |
1985年生まれ。マームとジプシー主宰、劇作家、演出家。2007年にマームとジプシーを旗揚げ。象徴するシーンのリフレインを別の角度から見せる映画的手法が特徴。2011年に3連作『かえりの合図、まってた食卓、そこ、きっと、しおふる世界。』で第56回岸田國士戯曲賞を26歳で受賞。『cocoon』(今日マチ子原作)の再演(2015年)で第23回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞。今もっとも注目を集める若手演劇人の一人。2月、村上春樹の小説『ねじまき鳥クロニクル』舞台化に脚本・演出で参加(演出・美術・振付:インバル・ピント)。
福岡生まれ。1995 年にスリーピースバンド「クラムボン」を結成。歌と鍵盤を担当。バンド活動と並行して、さまざまなミュージシャンと共演、共作、ソロ活動も精力的に行っている。2004年「ピアノ」、2008年「気配と余韻」「ケモノと魔法」「銀河」の4枚のソロアルバムを発表。2010年、吉祥寺のイベントスペース&カフェ『キチム』の立ち上げに携わる。マームとジプシー/藤田貴大の公演では、2013年&2015年の『cocoon』、2018年&2019年の『めにみえない みみにしたい』の音楽を担当。今年の夏に新演出で再上演の『cocoon』でも音楽担当が決まっている。
東京を代表するファッションブランドの一つ。デザイナーのスズキタカユキは、2009年にVogue Italiaが選ぶ世界の新鋭デザイナー10 名の中の一人として選ばれ、ミラノでの合同ショーに参加。様々な企業とのコラボレーションや、ダンス・ミュージシャン・舞台の衣装、美術なども多数手がけている。近年ではインドネシア、ASEAN 内でも精力的に発表をし、ファッション分野に限らず幅広い活動を行っている。
【チケット取扱い】
●さいたま公演
■SAFチケットセンター
・電話
0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00〜19:00)
※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。
・SAFチケットオンライン
ご購入はこちら
※初めてご利用になる方は利用登録(無料)が必要です。
■窓口
・彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く10:00〜19:00) アクセス
・埼玉会館(休館日を除く10:00〜19:00) アクセス
●吉川公演
■SAFチケットセンター
・電話 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00〜19:00)
※一部携帯電話、PHS、IP電話からはご利用いただけません。
・SAFチケットオンライン
ご購入はこちら
※初めてご利用になる方は利用登録(無料)が必要です。
■窓口
・彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く10:00〜19:00) アクセス
・埼玉会館(休館日を除く10:00〜19:00) アクセス
・吉川市教育委員会
・吉川市民交流センターおあしす
【お問い合わせ】
●さいたま公演
SAFチケットセンター 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00〜19:00)
※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。
●吉川公演
・SAFチケットセンター 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00〜19:00)
※一部携帯電話、PHS、IP電話からはご利用いただけません。
・吉川市教育委員会 048-984-3563(土日祝日を除く8:30〜17:00)
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