Vol.112
2024年12月号
彩の国さいたま芸術劇場
2020年2月
12日(水) 10:30/14:30
13日(木) 10:30/14:30
14日(金) 10:30/14:30
15日(土) 10:30/14:30/18:00
16日(日) 10:30/14:30★
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
★アフターセミナーあり。2月16日(日)14:30の回終了後
ゲスト 本間 香さん(ほんま・かおり 埼玉県子ども食堂ネットワーク代表/さいたま子ども食堂代表/古民家カフェ藍代表)
”子ども食堂”が必要とされる現代社会を
子どもたちの視点から描いた物語
僕はいつも知らんぷりしていた。
希望を捨てたくないこどもたちは驚くべき行動に・・・
豊かに見える今の日本社会のひずみを受け、満足な食事をとることのできない子ども達がいることをご存じでしょうか。そんな子どもたちの拠り所となる”子ども食堂”が、地域の新たなコミュニティの場として全国各地に広がっています。
なぜ今”子ども食堂”が必要とされているのか・・・・。
そのテーマを子どもの視点から描き出したのは、『火垂るの墓』で戦火のなか精一杯生きる兄妹と向き合った日向寺太郎監督と、2014年『百円の恋』(武正晴監督)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した足立紳。2年に渡る脚本づくりを経て、傍観者に過ぎなかった少年が、車中生活をする少女と出会い、心の中に芽生えた葛藤や、親たちの戸惑いを目の当たりにし、大人たちに一石を投じるべく自ら行動を起こすという、子どもたちの健気な姿をとらえた作品です。
そしてダブル主演の藤本哉汰、鈴木梨央らの瑞々しい姿、食堂を営むユウトの両親を演じる吉岡秀隆と常盤貴子の温かい眼差しが心を打ちます。
小学5年生の高野ユウトは、食堂を営む両親と妹と健やかな日々を過ごしていた。一方、ユウトの幼馴染のタカシの家は、育児放棄の母子家庭で、ユウトの両親はそんなタカシを心配し、頻繁に夕食を振る舞っていた。
ある日、ユウトとタカシは河原で父親と車中生活をしている姉妹に出会った。ユウトは彼女たちに哀れみの気持ちを抱き、タカシは仲間意識と少しの優越感を抱いた。あまりに”かわいそう”な姉妹の姿を見かねたユウトは、怪訝な顔をする両親に2人にも食事を出して欲しいとお願いをする。久しぶりの温かいご飯に妹のヒカルは素直に喜ぶが、姉のミチルはどことなく他人を拒絶しているように見えた。
数日後、姉妹の父親が2人を置いて失踪し、ミチルたちは行き場をなくしてしまった。
これまで面倒なことをさけて事なかれ主義だったユウトは、姉妹と意外な行動に出始める……。
さいたま市で子ども食堂を運営し、埼玉県における子ども食堂のネットワークの活動にも尽力されている本間香さんに、お話しいただきます。
【日 時】2月16日(日)14:30上映回終了後
【ゲスト】本間 香さん(ほんま・かおり 埼玉県子ども食堂ネットワーク代表/さいたま子ども食堂代表/古民家カフェ藍代表/藍建築工房株式会社代表)
上映日時 | 2020年2月 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール |
作品情報 | 【監 督】 日向寺太郎 【原作・脚本】 足立 紳 【出 演】 藤本哉汰、鈴木梨央、吉岡秀隆、常盤貴子、浅川蓮、古川凜、田中千空、降谷建志、石田ひかり ほか
(2018年/日本/93分)
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主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
提携 | 彩の国さいたま芸術劇場 |
料金 (税込) |
【全席自由】 一般1,100円/小中高生550円*(何れも税込) |
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