Vol.111
2024年10月号
彩の国さいたま芸術劇場
2019年8月
21日(水) 10:30/14:30
22日(木) 10:30/14:30
23日(金) 10:30/14:30
24日(土) 10:30◆/14:30/18:00
25日(日) 10:30/14:30★
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
◆音声ガイド:8月24日(土)10:30の回は、「鴻巣うさぎのみみ」さんによる音声ガイド付き上映となります。
★トーク&ミニコンサート:8月25日14:30の回の終了後、「南風三線教室」さんによるお話と三線演奏会を開催します。
最愛の人を失うのは誰しも悲しい。だが、数年後、その人にもう一度会える神秘な風習、”洗骨”。死者の骨を洗い、祖先から受け継がれる命の繋がりを感じる・・・。
JAPAN CUTS 観客賞、シネマジア映画祭審査員特別賞を受賞。ユーモアと感動で世界各国の絶賛を浴びた珠玉のヒューマンドラマ!
初監督作から12年に渡り、地道に自主制作の短編映画などを作り続けた照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)監督。2017年の国際的な短編映画祭で数々の賞を受賞し、大きな話題となったの短編映画『born、bone、墓音。』で遂に才能が認められた。その短編を原案に長編映画として新たに生まれたのが本作『洗骨』だ。
主演に奥田瑛二を迎え、実力派の筒井道隆、河瀬直美監督作『光』で堂々の主演を演じた水崎綾女、他に大島蓉子、坂本あきら、鈴木Q太郎、筒井真理子などが脇を固める。
そして、2018年8月に開催された北米最大の日本映画祭 ”JAPAN CUTS" では28本の新作日本映画の中から見事観客賞を受賞。モスクワ、上海、ハワイなどの国際映画祭に正式出品され、軒並み高い評価を受けている。世界各国で賞賛された、笑って泣ける珠玉のヒューマンドラマがここに誕生した。
【洗骨(せんこつ)とは】
今は殆ど見なくなった風習で、沖縄の離島、奄美群島などには残っているとされる。沖縄の粟国島(あぐにじま)では島の西側に位置する「あの世」に風葬された死者は、肉がなくなり、骨だけになった頃に、縁深き者たちの手により骨をきれいに洗ってもらい、ようやく「この世」と別れを告げることになる。
沖縄の離島、粟国島・粟国村に住む新城家。長男の新城剛(筒井道隆)は、母・恵美子(筒井真理子)の ”洗骨" のために、4年ぶりに故郷・粟国島に戻ってきた。
実家には、剛の父・信綱(奥田瑛二)がひとりで住んでいる。生活は荒れており、恵美子の死をきっかけにやめたはずのお酒も隠れ飲んでいる始末。
そこへ、名古屋で美容師として活躍している長女・優子(水崎綾女)も帰って来るが、優子の様子に家族一同驚きを隠せない。
様々な人生の苦労とそれぞれの思いを抱え、家族がひとつになるはずの ”洗骨” の儀式まであと数日、果たして彼らは家族の絆を取り戻せるのだろうか?
音声ガイド付きの上映回があります。FMラジオとイヤフォンをご持参ください。貸出用も若干数ご用意があります。
【日 時】8月24日(土)10:30の回
【ガイド】鴻巣うさぎのみみ
『南風三線教室』さんによるお話と三線のミニコンサートが開催されます。お楽しみに!
【日 時】8月25日(日)14:30の上映回終了後
【ゲスト】南風三線教室
上映日時 | 2019年8月 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール |
作品情報 | 【監督・脚本】照屋年之 【音 楽】佐原一哉 【主題歌】『神童』(歌:古謝美佐子) 【出 演】奥田瑛二、筒井道隆、水崎綾女、大島蓉子、坂本あきら、古謝美佐子、鈴木Q太郎、筒井真理子、ほか (2018年/日本/111分) |
主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
提携 | 彩の国さいたま芸術劇場 |
料金 (税込) |
【全席自由】 |
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