Vol.111
2024年10月号
彩の国さいたま芸術劇場
2019年7月
17日(水) 10:30/14:30
18日(木) 10:30/14:30
19日(金) 10:30/14:30
20日(土) 10:30◆/14:30/18:00
21日(日) 10:30/14:30★
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
◆音声ガイド:7月20日(土)10:30の回は「鴻巣うさぎのみみ」さんによる音声ガイド付き上映となります。
★アフタートーク:7月21日(日)14:30の回終了後、 本作品監督・脚本の佐向 大さんによるトークがあります。お楽しみに!
大杉漣、最初のプロデュース作にして最後の主演作!
なぜ、生きるのか。教誨師、死刑囚6人との対話が始まる。
主演の佐伯に大杉漣。その膨大なセリフ量とユニークな内容ゆえ、「役者にケンカを売っているのかと思った」と評した脚本を全身全霊賭けて体現、圧巻の存在感を見せる。対する死刑囚役に光石研、烏丸せつこ、古舘寛治*といったベテラン俳優や映画初出演となる劇団”柿喰う客”の玉置玲央らが扮し、限りある命を持つ者同士、激しい火花を散らす。
ほぼ全編が教誨室という限られた空間での会話劇ながら息つく暇もなく、時にユーモアを交えて展開される魂のぶつかり合い。次第に浮き彫りとなるそれぞれの人生、そして人間の本質。”死”の側からとらえた強烈な”生”の物語が誕生した。
監督、脚本は死刑に立ち会う刑務官を描いた『休暇』(08)の脚本を手掛けた佐向大。
◆教誨師(きょうかいし)とは、受刑者に対して道徳心の育成、心の救済につとめ、彼らが改心できるよう導く人。わが国ではおもに諸宗教の聖職者がボランティアでその任にあたる。
*古舘_治の舘は、舎に官が正式表記。
牧師の佐伯は、半年前に着任したばかりの教誨師。彼が面接するのは一癖も二癖もある6人の死刑囚。真剣に思いを吐露する者もいれば、くだらない話に始終する者もいる。一方の佐伯は彼らに寄り添いながらも、自分の言葉が本当に届いているのか、死刑囚たちが心安らかに最後を迎えられるよう導くのは正しいことなのか苦悩する。その葛藤を通し、彼もまた自らの人生と向き合うことになる・・・。
音声ガイド付きの上映回があります。FMラジオとイヤフォンをご持参ください。
貸出用も若干数ご用意はあります。
【日 時】7月20日(土)10:30の回
【ガイド】鴻巣うさぎのみみ
本作品監督・脚本の佐向大さんをゲストにむかえ、お話しをお伺いします。どうぞお楽しみに!
【日 時】7月21日(日)14:30上映回終了後 【ゲスト】佐向大(さこう・だい 映画監督)
上映日時 | 2019年7月 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール |
主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
提携 | 彩の国さいたま芸術劇場 |
料金 (税込) |
【全席自由】 |
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