彩の国さいたま芸術劇場

演劇

さいたまネクスト・シアター_(ゼロ)
世界最前線の演劇1 [ベルギー]     『ジハード —Djihad— 』

さいたまネクスト・シアターが新たな取り組みをスタート!
「世界最前線の演劇」をお届けします。
 
2018年6月23日(土)~7月1日(日)   
※全日程アフタートーク、
6月25日(月)19:00〜関連企画日仏対談シリーズ「ル・ラボ」あり。
詳しくは下記「関連企画」欄をご覧ください。

※当日券は、各回開演の30分前より会場受付にて販売いたします。

チケットインフォメーション

一般発売

2018年3月24日(土)

メンバーズ発売

2018年3月17日(土)

ヨーロッパで累計約30万人動員の話題作、ついに日本初演!

 

彩の国さいたま芸術劇場は2018年度よりさいたまネクスト・シアターの新たな取り組みとして、「世界最前線の演劇」をスタートします。
予断を許さない状況が続く世界情勢の中、紛争、テロ、難民問題などを抱える地域ではそうした現状を背景にした戯曲が多数生み出されており、ニュースでは届けられない人々の姿が等身大で描かれています。

『ジハード ーDjihadー』は、作者イスマエル・サイディが自分の元同級生がイスラム国の戦闘員となってテレビに映し出された姿を見て、“イスラム教徒の移民コミュニティで育った若者たちがいかにジハード(聖戦)に関心を示し、なぜ加担してしまうのか”を演劇を通じて多くの人に伝える必要があると考え、生まれた作品です。
2014年12月にベルギーで初演されると多くの議論と共感を呼び、ベルギー政府公認のもと国内の学校で教育の一環として上演されているほか、現在もヨーロッパ各地で上演され続けています。2016年12月、国際演劇協会日本センターによる「紛争地域から生まれた演劇」シリーズで翻訳・リーディング上演された本作を、さらにブラッシュアップして日本初演致します。

あらすじ

ベルギーのブリュッセルに住む移民2世の若者、ベン、レダ、イスマエル。3人は「ジハード(聖戦)」に参加するため、内戦の続くシリアに旅立とうとしている。ベルギー社会とイスラム教コミュニティのはざまで、自分の愛するものを禁じられ、行き場のない思いを抱える彼らは「ここではないどこか」を求めていた。彼らは戦場で何を見つけるのか、そして愛と情熱の行方とは────。

 

 

 

 

公演インフォメーション

公演日時

※開場は開演の20分前です。
※開場時間よりチケットに記載されている整理番号順のご入場となります。開場時間を過ぎますと整理番号は無効になります。

※各回終演後にアフタートークを開催いたします。詳細は下記「関連企画」欄をご確認ください。

会場

彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO (大稽古場)

※特設劇場での上演のため、椅子の形状が通常と異なります。
※車椅子でご来場の方は、公演前日までに彩の国さいたま芸術劇場0570-064-939(休館日を除く10:00〜19:00)までご連絡ください。

イスマエル・サイディ

翻訳

田ノ口誠悟

演出

瀬戸山美咲

出演

さいたまネクスト・シアターØ(ゼロ)
堀 源起 竪山隼太 鈴木彰紀 /小久保寿人

主催・企画・制作

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

助成

文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会

企画協力

公益社団法人国際演劇協会 日本センター

後援

ベルギー大使館

 

チケットインフォメーション

料金
(税込)

【全席自由】整理番号付
一般 3,000円/メンバーズ 2,700円/U-25 2,000円
※U-25:25歳以下対象/劇場のみ取扱/要身分証明書

*開場時間よりチケットに記載されている整理番号順のご入場となります。
*開場時間を過ぎますと整理番号は無効になります。

発売日

【一般】2018年3月24日(土)
【メンバーズ】2018年3月17日(土)

 

プロフィール

Isma_l Saidi(イスマエル・サイディ)

劇作家、演出家、俳優。1976年、モロッコ系移民の子として、ベルギー首都圏のサン=ジョス=タン=ノードで生まれ、ブリュッセル近郊のスカールベークで育つ。広報学、社会科学を大学で学んだのち、映画の脚本執筆、監督を手掛ける。2013年11月に劇場公開された長編映画『モロッコのジゴロたち Morrocan Gogolo’s』は、フランス語圏ベルギーのボックス・オフィスを席巻し、第五回マグリット映画賞を受賞した。『ジハード』は彼の三作目の戯曲であり、アヴィニョン・フェスティヴァルで成功した作品『これはもうカップルじゃない』に続く注目作である。

『ジハード(Djihad)』オフィシャルホームページはこちら

瀬戸山美咲(せとやま・みさき)/Misaki Setoyama

劇作家、演出家。1977年、東京都生まれ。2001年、ミナモザを旗揚げ。現実の事象を通して、社会と人間の関係を描く。2016年、『彼らの敵』で第23回読売演劇大賞優秀作品賞受賞。劇団外の活動に『埒もなく汚れなく』『始まりのアンティゴネ』(ともに作・演出)、『グリーンマイル』(上演台本・演出)など。世田谷パブリックシアターのワークショップなどコミュニティの人々とつくる演劇にも継続的に携わる。また、『アズミ・ハルコは行方不明』(監督:松居大悟)、『リバーズ・エッジ』(監督:行定勲)などの映画脚本も手掛ける。

さいたまネクスト・シアター_(ゼロ)/Saitama Next Theatre _ (zero)

「次代を担う若手俳優の育成」を目的として2009年に蜷川幸雄が立ち上げ、以降公演を通した実践的な俳優育成を行っている若手演劇集団。現在メンバーは1〜4期生までの21名(男性15名、女性6名)。Ø(ゼロ)は、新旧メンバーにより構成。

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P.6-7 さいたまネクスト・シアター_(ゼロ) 世界最前線の演劇1『ジハード ーDjihad−』 世界中で語ることができる物語 取材・文◎川添史子 Photo◎田中亜紀

【チケット取扱い】
■SAFチケットセンター
・電話 0570-064-939(彩の国さいたま芸術劇場休館日を除く10:00〜19:00)
 ※一部携帯電話、PHS、IP電話からは、ご利用いただけません。
・SAFチケットオンライン
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■窓口
・彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く10:00〜19:00) アクセス
・埼玉会館(休館日を除く10:00〜19:00) アクセス
■プレイガイド
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(音声自動認識/Pコード:485-708)
 

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