Vol.111
2024年10月号
彩の国さいたま芸術劇場
2018年6月
6日(水) 10:30/14:30/18:00
7日(木) 10:30/14:30/18:00
8日(金) 10:30/14:30/18:00
9日(土) 10:30/14:30/18:00
10日(日) 10:30/14:30★
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
★6/10(日)14:30の回終了後、森下詩子氏によるアフタートークあり!
誰かを受け入れるとき、そこには希望が生まれる
フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキが監督と脚本を担当した、『ル・アーヴルの靴みがき』に続く難民3部作の第2弾となる人間ドラマ。生き別れた妹を捜すシリア人青年がレストランオーナーたちと知り合い、絆を育んでいく様子を描く。“いい人々のいい国”だと聞いていたフィンランドで、無情にも難民申請を却下され、ネオナチからのいわれのない暴力にさらされる主人公が、社会の片隅でつつましやかに生きる人々のちいさな善意によって救われていく。そんな、今世界が忘れかけている“当たり前”の人間性が、辛辣なユーモアと無償のやさしさをもって描かれていく。
2017年ベルリン国際映画祭「監督賞」受賞作品
内戦が激化する故郷シリアを逃れた青年カーリドは、生き別れた妹を探して、偶然にも北欧フィンランドの首都ヘルシンキに流れつく。空爆で全てを失くした今、彼の唯一の望みは妹を見つけだすこと。ヨーロッパを悩ます難民危機のあおりか、この街でも差別や暴力にさらされるカーリドだったが、レストランオーナーのヴィクストロムは彼に救いの手をさしのべる。そんなヴィクストロムもまた、行きづまった過去を捨て、人生をやり直そうとしていた。それぞれの未来を探す2人はやがて“家族”となり、彼らの人生には希望の光がさし始める…。
●アフタートーク!
6月10日(日)14時30分終了後アフタートークがあります。
【登壇者】森下詩子(もりしたうたこ)
[kinologue主宰/クリーニングデイ・ジャパン代表]
https://www.facebook.com/kinologue/
http://cleaningday.jp/
本作品にも出演されている森下さんのトークは必聴です。
どうぞおたのしみに!
上映日時 | 2018年6月 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール |
作品情報 | 【監督・脚本】アキ・カウリスマキ |
主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
提携 | 彩の国さいたま芸術劇場 |
後援 | 埼玉県教育委員会、さいたま市教育委員会 |
料金 (税込) |
【全席自由】 |
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