Vol.110
2024年8月号
彩の国さいたま芸術劇場
2018年1月
5日(金) 10:30/14:00/18:00
6日(土) 10:30/14:00★/18:00
7日(日) 10:30/14:00/18:00
8日(月・祝) 10:30/14:00
★1/6(土)14時の回終了後、渋谷哲也氏(ドイツ映画研究者/東京国際大学国際関係学部教授)によるアフタートークあり
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
ドイツ式“最後の時間”の寄り添い方
認知症を発症した妻を介護する夫と、彼らの子どもたちが、介護に悩みながらも夫婦、家族の絆を強めていく姿をユーモアも交えて描いたドイツ製のドキュメンタリー。本作が長編監督2作目となるダーヴィット・ジーヴェキングが、自身の両親の様子をカメラに収め、ドイツで異例の大ヒットを記録、世界中を優しい笑顔とあたたかい涙で包んだ。
今日は他人、ときどき知人、でも愛があれば 大丈夫
ドキュメンタリー作家ダーヴィット・ジーヴェキングは、フランクフルト近郊の実家へ帰ってきた。認知症になった母グレーテルの世話を手伝うためだ。父マルテは、長年妻を介護してきたが、さすがに疲れてしまったらしい。ダーヴィットは母の世話をしながら、昔からの親友であるカメラマンと共に、母と過ごす最期の時間を映像に記録する。理性的だった母は、病によって、すべての抑制から解放され心の赴くまま自由に過ごしているように見える。かつてはドライで個人主義的に見えた父と母の夫婦関係も、いつしか愛情をありのままに表す関係へと変わっていく。記憶を失っていく母の病は、夫婦、家族にとって、新たな“はじまり”となり…。
1月6日(土)14時の回終了後、アフタートークがあります。どうぞおたのしみに!
【登壇者】渋谷哲也氏(ドイツ映画研究者/東京国際大学国際関係学部教授)
【テーマ】「消えゆく記憶−映画による記録」 〜字幕翻訳者が語る〜
上映日時 | 2018年1月 |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール |
作品情報 | 【監督・脚本】ダーヴィット・ジーヴェキング |
主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
提携 | 彩の国さいたま芸術劇場 |
後援 | 埼玉県教育委員会、さいたま市教育委員会 |
料金 (税込) |
【全席自由】 |
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