Vol.120
2026年4月号
埼玉会館
2026年6月
12日(金)10:30/14:30/18:30
【問い合わせ先】埼玉映画ネットワーク 048-762-9407
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
◎6/12(金)14:30の回終了後、アフターセミナー開催予定!
独身、スポーツマン、会社社長
自由と女性をこよなく愛する49歳モテ男が出会ったのは、車いすのヴァイオリニスト

イタリア映画祭2023では笑いと涙の大反響。ヒロインを演じたミリアム・レオーネはイタリア映画記者組合よりコメディ女優賞を受賞。主人公にはイタリア映画を牽引する第一人者ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ。パラリンピック・イヤー(公開当初)にふさわしい心が熱くなる傑作ラブコメディ!

笑うことで浮かび上がる物事の本質
社会の問題を、愛情こめてユーモアたっぷりに描くヒット・メーカー、リッカルド・ミラーニ監督の長編映画11作目はラブコメディ。フランス映画『パリ、嘘つきな恋』(19)のリメイクだ。「残念ながら、肉体的な美しさを尊び、誰もが美しく健康であるようなコミュニティを社会のモデルとして示されることの多い現代文明の問題点について描いた」と監督は語る。健康と美が損なわれたとき、人は取り残されてしまう。「笑いは人を寛容にする。テーマを観客によりよく伝えるために、コメディというジャンルは有効だ。」と言う。
本当の強さとは
主人公を演じたファヴィーノは「この作品はこの世界の反映です。障がいとはいわば鏡であり、私たちはその人の真実を見るのではなく、その人が象徴するものを見ているだけだと学びました」と語る。レオーネは「強さとは傲慢さや身体能力の高さであるという大きな誤解がありますが、本当の強さとは自分のキャラクターが持っている“優しさ”だと信じています」と話す。
多くの障がい者が協力
製作には障がい者スポーツ協会や障がい者スポーツ連盟の協力が不可欠だった。車いすテニス選手ジュリア・カポッチをはじめとする多くの障がい者が出演し、彼らの存在がこの作品を自然なものにし撮影現場の連帯感を高めたという。
故ピエラ・デッリ・エスポスティの存在感
舞台女優として知られ多くの人に愛されたピエラ・デッリ・エスポスティは、本作の撮影後間もない2021年8月に亡くなった。エスポスティと親しかったミラーニ監督は、酸素ボンベとチューブを手放せなくなっていた彼女のために2人の脚本家とともにオリジナルにはなかった、皮肉屋だが世故に長け存在感たっぷりの祖母の役を書き足した。
愛の道
ローマのシーンは主に市の南部オスティエンセ地区のテヴェレ川沿いで撮影された。さらに重要な役割を果たすのがサヴォイア家のお膝元、豪華な宮殿文化が花開いたトリノだ。世界で最も古いオペラハウスの一つレッジョ劇場、マリア・カラスなど名だたる音楽家が演奏してきた舞台で、キアラはヴァイオリンのソリストとしてオーケストラと共演する。そして物語のエンディングで響くのが、ミック・ジャガーが甘く切なく歌い上げるザ・ローリング・ストーンズ “Streets of Love”。



ジャンニは、ハンサムで独身、スポーツマンで女たらしの49歳。一流のアスリートをフィーチャーする有名シューズブランドのトップでもある。女性を口説くためなら何でもする彼は、新たなターゲットを誘惑するために車いすに乗って憐みを請う。というもの彼が障がい者に対して抱く唯一の感情が憐みだからだ。そんなジャンニが、ヴァイオリニストで車いすテニスにも情熱を注ぐキアラと出会い、人生で経験したことのない感情に激しく揺さぶられてしまう…。
◎アフターセミナー
◇日時:2026年6月12日(金)14:30の回終了後
◇場所:埼玉会館 小ホール
◇ゲスト:押場 靖志 さん(イタリア映画研究/イタリア語教師)

| 日時 | 2026年6月 |
|---|---|
| 会場 | 埼玉会館 小ホール |
| 作品情報 | 監督:リッカルド・ミラーニ 脚本:フーリオ・アンドレオッティ、ジュリア・カレンダ 出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、ミリアム・レオーネ ほか 配給:オンリー・ハーツ 後援:イタリア大使館/イタリア文化会館 2022年/イタリア/イタリア語/113分/1:2.35/5.1ch/原題:Corro da te © 2020 WILDSIDE-VISION DISTRIBUTION
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| 主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
| 共催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(埼玉会館) |
| 料金 (税込) |
【全席自由】 |
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