埼玉会館

シネマ・イベント

彩の国シネマスタジオ 埼玉会館上映会
『カムバック・トゥ・ハリウッド!!』

2024年8月
16日(金)10:30/14:30/18:30

 

【問い合わせ先】 埼玉映画ネットワーク048-762-9407

 

※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制

◎14:30の回終了後に、アフターライブあり♪

ロバート・デ・ニーロ×トミー・リー・ジョーンズ×モーガン・フリーマン アカデミー賞に輝くハリウッドの3大レジェンドが豪華共演!!

他人を騙してナンボのハリウッドとはいえ、詐欺スレスレどころか絶対アウトなダメ男マックスに扮するのはロバート・デ・ニーロ。自殺願望を持ちながらも意外な大活躍を見せる元西部劇スターのデュークにトミー・リー・ジョーンズ。そして極悪なギャングのボスで映画マニアのレジーにモーガン・フリーマン。世界の映画ファンに愛されてきた重鎮3人が、同じ画面で演技合戦を繰り広げているだけでもスゴいが、ノリはあくまでも軽く、ドタバタな珍騒動を楽しそうに演じている姿がたまらない。平均年齢78歳。煮ても焼いても食えないジジイたちのタフさと愛嬌に魅了されずにいられない、すべての映画ファンに贈る最高の《お達者コメディ》が誕生した!

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監督と脚本と務めたのは、デ・ニーロに王道エンタメの道を開いたアクションコメディ『ミッドナイト・ラン』の脚本で知られるジョージ・ギャロ。ギャロは18歳の時にたまたま『The Comeback Trail』という映画のラフカットを観る機会があり、そのアイデアに魅せられて、長年に渡ってリメイクの可能性を模索していたという。

同作は70~80年代に多くのB級映画を手がけたハリー・ハーウィッツ監督が自主制作したもので、正式に劇場公開されたことがなく、わずかな業界人しか観ていない幻のカルト映画として一部で話題になっていた。ところがギャロは、偶然ハーウィッツの未亡人と知り合ってリメイク権を獲得。さらに旧知のデ・ニーロから「何か愉快な作品をやりたい」と言われたことで念願の企画を実現させることができた。ギャロにとっては、ほぼ半世紀に渡る夢のプロジェクトだったのだ。

 


 

監督ジョージ・ギャロは語る

多くの点で、『カムバック・トゥ・ハリウッド』は2つの映画だ。これはマックス・バーバーの保険詐欺の物語だが、彼らが作ることになる映画の話でもある。観客は『西部の老銃士』の撃ち合いシーンが始まると、画面が微妙に鮮やかになることに気づくことになるだろう。ここで私たちは偉大なジョン・フォードの手法を取り入れようとした。デューク・モンタナは本物の西部の男というのではない。彼はアメリカ西部における昔のハリウッドの伝説を表現している。そうした古めの映画には視覚において多くの決まった手法があり、私たちはそうしたものを大いに拝借した。

こうした古めの映画は、現代のカットを多用する手法とは反対に、カメラの動きを利用してエネルギーを作り出すという異なる方法で製作された。この映画はそうしたより伝統的な手法を念頭に置いて作られ、編集のジョン・ヴィターレと私はカットが自然に見えてできるだけ意識されないようにした。

最後に、私は常に古いタイプのテーマ曲を聴いて過ごしていた。今日の映画の大半にはそうしたものがなくなってしまっている。昔の定番の映画を考えると、テーマ曲が頭に浮かぶものだ。今日の多くの音楽担当者は昔のようには典型的なテーマ曲にこだわらないが、本作の音楽担当アルド・シラクはそうした曲をぜひ書きたいと少々先祖返りをした。彼の書く音楽は西部で生まれたように感じられなければならず、コミカルさも感じさせながらパロディになってはいけないという難しい仕事だった。

全体として、この映画を作ることは素晴らしい経験だった。それがわかるのは、本作に関わったすべての人たちがいまでも連絡を取り合っているからだ。私はこの映画が単純に人々を笑わせることを願う。現在の私たちは暗く不確かな時代にいる。笑いというのはいいものだ。

 

あらすじ

舞台は1970年代のハリウッド。B級映画プロデューサーのマックス(ロバート・デ・ニーロ)は、ギャングのレジー(モーガン・フリーマン)からの借金が返せず大ピンチだが、起死回生の大トリックを思いつく。危険なスタント撮影で死亡事故が起きれば、保険金がガッポリ入って大儲けができる!早速ボツにしていたサイテーの脚本を引っ張り出し、老人ホームから往年のスター、デューク(トミー・リー・ジョーンズ)を担ぎ出して西部劇の撮影を開始する。ただし真の目的は、映画を絶対に完成させないこと、そして撮影中にデュークに死んでもらうこと。ところがデュークは思いの外しぶとくて、撮影は順調に進んでしまう。さあ、どうするマックス⁉

 


◎アフターライブ

「♬ハリウッド映画の音楽メドレー♬」

◇日時:2024年8月16日(金)14:30の回終了後

◇場所:埼玉会館 小ホール

◇ゲスト:one difference(サックス演奏:白坂勉さん、ギター演奏:米田雄一さん)

 

公演インフォメーション

日時

2024年8
16日(金)10:30/14:30/18:30

会場

埼玉会館 小ホール

作品情報

監督・脚本:ジョージ・ギャロ

出演:ロバート・デ・ニーロ、トミー・リー・ジョーンズ、モーガン・フリーマン、ザック・ブラフ、エミール・ハーシュ、ケイト・カッツマン

2020年/アメリカ/104分/原題:The Comeback Trail/シネスコ

 

主催

特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク

提携

埼玉会館

お読みください

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チケットインフォメーション

料金
(税込)

【全席自由】

一般1,100円/小中高生600円*(いずれも税込)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・各回入替制・整理券制

*学生証を確認する場合がございます。

 

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