彩の国さいたま芸術劇場

音楽


ジャパニーズ・ミニマル・ミュージック ~オール・久石譲・プログラム~

2024年11月10日(日) 開演15:00

彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

 

【当日券販売について】

※開演時間までSAFオンラインチケットからチケット購入可能です(クレジットカード決済/セブン-イレブン発券またはチケットれすQ)。
※窓口での当日券販売は14:20から音楽ホール入口前にて販売いたします。

チケットインフォメーション

一般発売

2024年6月22日(土)10:00

メンバーズ発売

2024年6月15日(土)10:00

チケットの購入方法

当日券あり

 この「ジャパニーズ・ミニマル・ミュージック ~オール・久石譲・プログラム~」は、時潮を捉えた見事な企画だ! 何故なら昨年2023年3月にクラシック音楽の名門レーベルであるドイツ・グラモフォンと独占契約を発表。ジブリ音楽をシンフォニックに構築し直したアルバムや、交響曲第2番とViola Saga(現状世界トップのヴィオラ奏者アントワン・タメスティが独奏者)を収録したアルバムを全世界へむけてリリースしているのだ。久石譲といえば、数々のスタジオジブリ作品や北野武作品を手掛けた映画音楽の大家というイメージが強いかもしれないが、今まさに久石は映画音楽のみならずクラシック音楽の文脈で書かれた作品も再評価されている段階なのである。

 久石自身も日本国内でこの10年ほど、室内アンサンブル規模の作品を軸にした演奏会シリーズを企画しているが、そこで取り上げられる久石作品は近作・新作が中心。なので映画音楽でもなく、近作で再度取り上げられてもいない久石作品は長年のファン以外からはあまり知られていないのが現状である。そうしたアルバムのひとつが、今回の演奏会でメインに据えられた『ヴィオリストを撃て』(2000)だ。久石自身も当時「自分の代表作ができた」と語っていた重要作で、隠れた名作の筆頭格である。なかには他のアルバムにも収録されたお馴染みの楽曲もあるのだが、このアルバムに収録されたアレンジは久石の音楽を構成する現代音楽(ミニマル)、クラシック(抒情的な映画音楽)、ポピュラー(特にプログレ)の要素が絶妙なバランスで混在しており、ある意味では久石譲という作曲家らしさが最も表れた傑作といえる。

 演奏を担うのは音楽監督を務めるピアニスト・指揮者の中川賢一のもとに集まった精鋭たち。2022年にザ・フェニックスホールで挑んだフィリップ・グラス『浜辺のアインシュタイン』(演奏会形式・抜粋版)は令和4年度 文化庁芸術祭《大賞》受賞するほどの大評判になったチームなので、ミニマル・ミュージックへの理解もとても深い。

 クラシック音楽の歴史を振り返ってみれば、作曲家自身のもとを離れたあとにこそ作品の真価が試される。今回演奏される『ヴィオリストを撃て』や『フェルメール&エッシャー』等から、中川たちはどんな新しい可能性を引き出してくれるのか? 絶対に聴き逃がせないコンサートになりそうだ。

 小室敬幸(音楽ライター)

公演インフォメーション

日時

2024年11月10日(日)15:00開演

会場

彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

出演

中川賢一(ピアノ/音楽監督)
石上真由子(ヴァイオリン)
森岡聡(ヴァイオリン)
安達真理(ヴィオラ)
鈴木皓矢(チェロ)
長谷川順子(コントラバス)
大石将紀(サクソフォン)
井上ハルカ(サクソフォン)
畑中明香(パーカッション)
宮本妥子(パーカッション)
※久石譲の出演はございません

曲目

第1部
揺れ動く不安と夢の球体(for two marimbas)
アルバム『フェルメール&エッシャー』より
Muse-um(for piano)
Circus(for piano trio)
Vertical lateral thinking(for piano trio)
Sense of the light(for piano quintet)
Encounter(for piano quintet)

第2部
<アルバム『ヴィオリストを撃て』より>
794BDH
Kids Return
MKWAJU
LEMORE
TIRA-RIN
DA・MA・SHI・絵
Summer

【アンコール】
Kids Return

主催

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

企画

あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール   

共同制作

あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール、公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

託児サービス

0歳6か月以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。
(本公演への未就学児の入場はご遠慮いただいております)

【託児お申し込み先】
株式会社明日香
お電話又は問合せフォームへご連絡ください。
[電話] 0120-165-115(予約受付:土・日・祝を除く10:00~17:00)
[問合せフォーム] https://ws.formzu.net/dist/S8221706/
※お子さま1人につき2,000円の負担金をいただきます(料金を改定いたしました)。
※公演1週間前の17:00までにお申し込みください。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。

 

このコンサートは、サントリー芸術財団佐治敬三賞推薦コンサートです。

 

チケットインフォメーション

当日券あり

料金
(税込)

【全席指定】
一般:6,000円(メンバーズ 5,500円) U-25:3,000円 

*U-25・・・公演時、25歳以下の方対象/ご入場時、身分証明書をご提示ください。
※バルコニーエリア(2階SL列・SR列)の一部はステージが見づらいお席となります。予めご了承ください。

発売日

【一般】2024年6月22日(土)10:00
【メンバーズ】2024年6月15日(土)10:00

 

プロフィール

久石 譲(ひさいし じょう)

国立音楽大学在学中よりミニマル・ミュージックに興味を持ち、現代音楽の作曲家として出発。
2004年「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ」の音楽監督に就任。17年からは「Joe Hisaishi Symphonic Concert: Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」世界ツアーで大成功を収める。14年より最先端の“現代の音楽”を紹介する「MUSIC FUTURE」を主宰。19年「FUTURE ORCHESTRA CLASSICS」を開始、同年リリースの「久石譲 ベートーヴェン:交響曲全集」で第57回レコード・アカデミー賞特別部門特別賞を受賞。23年6月には、ドイツ・グラモフォンからリリースされた最初のCD「A Symphonic Celebration」が米国ビルボード2部門で1位を獲得した。
新日本フィルハーモニー交響楽団 Music Partner、日本センチュリー交響楽団首席客演指揮者。2024年4月よりロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団のComposer-in-Association。25年4月、日本センチュリー交響楽団音楽監督に就任予定。
※本公演に久石譲は出演いたしません。

 

中川 賢一(なかがわ けんいち)/ ピアノ

桐朋学園大学音楽学部でピアノと指揮を学び、卒業後、アントワープ音楽院ピアノ科首席修了。在学中にフォルテピアノ、チェンバロも習得。1997年オランダのガウデアムス国際現代音楽コンクール第3位。帰国後はソロ、室内楽、指揮で活躍する他、国内外の様々な音楽祭に出演。NHK-FM、NHK-BSに度々出演、新曲初演多数。ダンスや他分野、朗読と音楽のコラボレーションなども展開している。ピアノ演奏とトークのアナリーゼは好評を博す。全国各地でアウトリーチ活動、ワークショップやコンサートを行う一方、地元参加型の舞台作品制作などに指揮者・編曲者として携わる。また、未就学児参加可能の演奏会、幼児向けの音楽会のプロデュースなども数多く行っている。音楽監督を務めたフィリップ・グラス作曲オペラ「浜辺のアインシュタイン」(演奏会形式・抜粋版)では令和4年度第77回文化庁芸術祭大賞受賞。(一財)地域創造公共ホール音楽活性化支援事業、ソニー音楽財団の「こどものためのクラシック」各登録アーティスト。「アンサンブル・ノマド」、5台ピアノ「ピアノ・ツィルクス」、「Trio “N”」各メンバー。お茶の水女子大学、桐朋学園大学非常勤講師。http://nakagawakenichi.jp

 

石上 真由子(いしがみ まゆこ) / ヴァイオリン

日本音楽コンクール等、国内外で優勝・受賞多数。題名のない音楽会、NHKクラシック音楽館、NHK-FM名曲リサイタルやリサイタル・ノヴァ等に出演。東響、東京都響、読響、日本フィル、京響、仙台フィル、大響、大阪フィル、関西フィル、東京シティ管、セントラル愛知、ブラショフ国立響、愛知室内、山響など、内外で多数のオーケストラと共演。欧米各地の音楽祭・演奏会に出演。長岡京室内アンサンブル、アンサンブル九条山メンバー。Ensemble Amoibe主宰。Music Dialogue、CHANEL室内楽、京都コンサートホール、おんかつアーティスト。京都市芸術新人賞、音楽クリティック・クラブ賞、大阪文化祭賞、青山音楽賞、藤堂音楽賞受賞。
日本コロムビアよりCD「ヤナーチェク:ヴァイオリン・ソナタ」、「ブラームス:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番」、ALTUSより「ラヴェル:ツィガーヌ」好評発売中。
www.mayukoishigami.com
Twitter @MayukoIshigami
Instagram @mayukoishigamiviolin

Facebook https://www.facebook.com/IshigamiMayuko/

 

森岡 聡(もりおか さとし) / ヴァイオリン

都立芸術高校を経て東京藝術大学音楽学部卒業。在学中に安宅賞、卒業時に同声会賞を受賞。
北ドイツLubeck音楽大学に留学。
これまでにヴァイオリンを砂原亜紀、栗原尚子、霜佐紀子、服部芳子、岡山潔,寺岡有希子、森悠子、青木高志、Stefan Wagner、Elisabeth Weber 各氏に師事。
日本国内にとどまらずリサイタル、オーケストラとの共演、音楽祭出演など幅広い演奏活動を行う。
2022年結成した弦楽四重奏団【Eureka Quartet】ではベートーヴェン 弦楽四重奏曲全曲演奏会を始め、様々な活動を展開している。
現在、紀尾井ホール室内管弦楽団メンバー、神戸市室内管弦楽団コンサートマスター。東京藝術大学大学院室内楽科非常勤講師。
2023年4月より名古屋フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター。公式ホームページ https://moriokasatoshi.com/

 

安達 真理(あだち まり)/ ヴィオラ

日本フィルハーモニー交響楽団ヴィオラ客演首席奏者。ソリスト、室内楽奏者としても様々な領域で活躍している。
2019年に若手音楽家の登竜門として知られるリサイタル・シリーズ、東京オペラシティ文化財団主催「B→C」に出演。その後もヴィオラ・リサイタルを多数開催し、コンセプトを大事にするユニークなプログラミングに定評がある。「MARI ADACHI presents 聖なる子守歌 (2021)」(Hakuju Hall)、「MARI ADACHI presents 武満徹×シキ・ゲン(2022)」(MUSICASA)など、公演の企画・主催も行う。 録音作品は「Winterreise」(ART UNION 2018)、「J.S.バッハ 組曲&パルティータ」(T-TOC RECORDS 2021) 「MY DEAR」(Pourquoi Label 2022)をリリース。
桐朋学園大学卒業、ウィーン国立音楽大学室内楽科を経てローザンヌ高等音楽院ソリスト修士課程修了(卒業試験でローザンヌ室内管弦楽団と共演)と国内外で研鑽を積み、ヴァイオリンを篠崎功子、ヴィオラを店村眞積、ジークフリート・フューリンガー、ギラッド・カルニ、今井信子、室内楽をヨハネス・マイスルの各氏に師事。また、小澤征爾音楽塾生、N響アカデミー生としてオーケストラ経験を積んだ。在学中からCamerata de Lausanne(現 CameratAmoyal)のメンバーとしてピエール・アモイヤル氏と共にヨーロッパを中心に各地で演奏。2013年よりインスブルック交響楽団副首席奏者を2年間務め、2014年バンベルク交響楽団に首席として客演。2016年よりパーヴォ・ヤルヴィ氏率いるエストニア・フェスティバル管弦楽団のメンバーとして、パルヌ音楽祭、BBCプロムス公演、ヨーロッパツアー、CDのレコーディング等に参加。2019年の来日ツアーでは、各地で行われた全てのプレコンサートにおいて五嶋みどり氏とモーツァルトの二重奏曲を披露した。
テレビ朝日『題名のない音楽会』などのメディア出演のほか、2019年には熊本城ホール開業記念公演で坂本龍一、藤原真理の各氏とピアノ・トリオを演奏し、その模様はNHK-BSプレミアムで放送され話題となった。
アミティ・カルテットとして2022年よりバルトークの弦楽四重奏曲全曲演奏会チクルス、DSCH弦楽四重奏団としてショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲全曲演奏会チクルスを開始。
坂東祐大氏率いるEnsemble FOVEメンバーとしてオリジナルのアートプロジェクトに参加するほか、ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』、映画『竜とそばかすの姫』、米津玄師、宇多田ヒカル各氏の楽曲等レコーディングに参加。

 

鈴木 皓矢(すずき こうや)/ チェロ

桐朋学園大学チェロ科首席卒業。バルセロナのリセウ音楽院にてルイス・クラレット氏のもとで研鑽を積み、その後渡独。ハンス・アイスラー音楽大学ベルリン修士課程を修了。小澤征爾音楽塾オーケストラプロジェクトIに参加。第10回ラス・コルツ国際コンクール器楽部門第4位入賞。日本チェロ協会主催「第9回チェロの日」にソリストとして出演。2022、23年にピアノ三重奏団「TRIO VENTUS」としてリサイタルツアーを開催。Web批評誌メルキュール・デザールをはじめ、各誌にて絶賛を博す。オーケストラ奏者としても各地のオーケストラに首席奏者として客演している他、弦楽四重奏団「Eureka Quartet」のメンバーとしても積極的な活動を展開中。

 

長谷川 順子(はせがわ じゅんこ)/ コントラバス

相愛大学卒業。米ルーズヴェルト大学シカゴ芸術学院に留学。留学中、シカゴシビックオーケストラに所属。ミルウォーキー交響楽団サブメンバーに合格。京都バッハアカデミー、京都バッハゾリステンでバッハカンタータ全曲演奏に参加。長岡京室内アンサンブル、関西室内楽協会 大阪チェンバーオーケストラ、いずみシンフォニエッタ大阪、神戸市室内管弦楽団、また、タンゴグループTangueros Articos、Llano Tango、他、プロムジカ使節団、バッハコレギウムジャパン、オーケストラリベラクラシカ、など広く活動をしている。

 

大石 将紀(おおいし まさのり)/ サクソフォン

サクソフォン奏者としてクラシック音楽、特に現代音楽のジャンルで活躍し、これまでに数々の日本初演を手がける。
東京藝術大学卒業、同大学大学院修了後、03年に渡仏しパリ国立高等音楽院に入学。サクソフォン科、室内楽科、即興演奏科を全て最優秀の成績で卒業後、08年帰国。その後は国内を初めヨーロッパやアジアにおいても音楽祭に出演したり、リサイタルを開催している。第13回佐治敬三賞、令和元年度文化庁芸術祭レコード部門優秀賞受賞。現在大阪音楽大学特任准教授、エリザベト音楽大学客員教授、東京藝術大学、洗足学園音楽大学非常勤講師。
www.m-oishi.com

 

井上 ハルカ(いのうえ はるか)/ サクソフォン

ESA音楽学院、リヨン地方音楽院、パリ国立高等音楽院を修了。ブーローニュ・ビヤンクール現代音楽コンクール2014にて審査員特別賞(部門最高位)、現代音楽演奏コンクール《競楽XII》にて聴衆賞を受賞。現在は関西を拠点に後進の指導と、現代音楽や非オリジナル作品を通じて新たなサクソフォンのレパートリーの開拓を行なっている。インペトゥス・サクソフォンアンサンブル、サクソフォンカルテット・アニマ、現代音楽ユニットDuo März各メンバー。Studio N.A.TよりCD『SONATE』、『Rachmaninov』(配信限定)、『trans-』(レコード芸術特選盤)発売中。ESA音楽学院専門学校、大阪府立夕陽丘高等学校音楽科非常勤講師。

 

畑中 明香(はたなか あすか)/ パーカッション

同志社女子大学音楽学科及び専修課程修了。在学中に日本打楽器協会新人演奏会にて最優秀賞及び朝日現代音楽コンクール<競楽Ⅳ>第2位入賞。ドイツ国立カールスルーエ音楽大学を最優秀にて卒業。その後、アンサンブル・モデルンアカデミー(Ensemble Modern Akademie)にて研鑽を積む。2006年ダルムシュタット国際現代音楽際にてクラーニヒシュタイナー音楽賞(Kranichsteiner Musikpreis)受賞。フェスティバル・ムジカ、ハダースフィールド国際現代音楽祭、アルシペル音楽祭、ドナウエッシンゲン現代音楽祭、あいちトリエンナーレ、サントリーサマーフェスティバル、愛知国際芸術祭などに出演。アンサンブル九条山のメンバーとして音楽クリティッククラブ賞奨励賞、大阪文化祭奨励賞受賞。相愛大学音楽学部・同大学院非常勤講師。

 

宮本 妥子(みやもと やすこ)/ パーカッション

ドイツ国立フライブルク音楽大学大学院を経てソリスト科を首席最優秀にて修了。ドイツ国家演奏家資格(konzertexamen)首席取得。数々の国際コンクールで入賞、優勝。滋賀県文化奨励賞、平和堂財団芸術奨励賞を受賞。これまで世界 10 カ国以上の現代音楽祭で ソリストとして招待演奏するなど欧米各地で演奏。帰国後、(一財)地域創造公共ホール音楽活性化支援事業協力アーティストとして全国各地でアウトリーチ活動を行う。CD 「Dear」「空想~千夜一夜」発売中。現在は滋賀県立石山高等学校音楽科、 相愛大学・同大学院非常勤講師、同志社女子大学嘱託講師。パール・アダムスモニターアーティスト。
http://www.yasukomiyamoto.com/

公演関連記事

「埼玉アーツシアター通信」No.110
P.16 中川賢一Interview 映画音楽の巨匠・ 久石譲の知られざる 一面に迫る 取材・文=小室敬幸(音楽ライター)

 

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■窓口
・彩の国さいたま芸術劇場(10:00~18:00/休館日を除く)アクセス
・埼玉会館(10:00~18:00/休館日を除く) アクセス

 

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