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彩の国さいたま芸術劇場 |

シネマ・イベント

【企画展】『さいたまゴールド・シアターの軌跡 2006~2021』12/26(日)まで(彩の国さいたま芸術劇場 1階ガレリア/入場無料)

2021年12月07日

 

故・蜷川幸雄氏が2006年に創設した高齢者演劇集団「さいたまゴールド・シアター」。
2005年11月、彩の国さいたま芸術劇場芸術監督に内定した蜷川氏が、就任後第一に取り組むべき事業として「年齢を重ねた人々が、その個人史をベースに、身体表現という方法によって新しい自分に出会う場を提供する」ための集団作りを提案したことに始まります。その活動は、他に類を見ない演劇集団としての強烈な個性と一人一人の豊かな人生経験がにじみ出るリアルな演技で演劇界に新風を吹き込むだけでなく、日本の高齢社会の有り様に問いかけるモデル・ケースとして大きな注目を集めてきました。しかし集団の平均年齢は81歳を超え、在籍しながらも様々な理由から活動への参加が難しいメンバーも増える中、長引くコロナ禍が決定打となり、『水の駅』公演を最後に集団を解散することといたしました。
本展では、長年、さいたまゴールド・シアターを取材してきた山口宏子氏の寄稿、さいたまゴールド・シアターの舞台写真・チラシを展示し、日々泣き笑いしながら歩んだゴールドの軌跡を振り返ります。

 

 

さいたまゴールド・シアター最終公演 『水の駅』上演にあわせて、是非お楽しみください。

 

 

【展示写真 作品リスト】
中間発表公演『 Pro-cess~途上~』(2006)/中間発表公演“Pro-cess2”『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』(2006)/第1回公演『船上のピクニック』(2007)/中間発表公演“Pro-cess3”『想い出の日本一萬年』/第2回公演『95kgと97kgのあいだ』/第3回公演『アンドゥ家の一夜』(2009)/第4回公演『聖地』(2010)/第5回公演『ルート99』(2011)/“ザ・ファクトリー1”『白鳥の歌(カルカース)ひと幕の習作』『楽屋–流れ去るものはやがてなつかしき–』(2012)/第6回公演『鴉よ、おれたちは弾丸をこめる』/さいたまゴールド・シアター×瀬山亜津咲『KOMA’』(2014)/『リチャード二世』(2015)/『Pro-cess2017』(2017)/第7回公演『薄い桃色のかたまり』(2017)/番外公演『ワレワレのモロモロ ゴールド・シアター2018春』(2018)/世界ゴールド祭2018『徘徊演劇 よみちにひはくれない』『BED』(2018)   ほか

 


 

【会期】2021年12月7日(火)~26日(日)
    ※2021年12月13日(月)を除く
【会場】彩の国さいたま芸術劇場 1階ガレリア ※入場無料

 

【重要】彩の国さいたま芸術劇場及び埼玉会館のご利用について