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彩の国さいたま芸術劇場 |

ダンス

【参加者募集】さいたまダンス・ラボラトリVol.4(2021)夏期集中ワークショップ

2021年6月01日

さいたまダンス・ラボラトリ Vol.4(2021)
夏期集中ワークショップ

2021年8月2日(月)〜15日(日)
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール舞台上

明日を担う若手ダンサーの育成や中堅アーティストによる作品創作を目的として、2018年度からスタートした育成・創造事業「さいたまダンス・ラボラトリ」。3月には小ホールでの公演『明日を探る身体』で更なる発展を見せた本プロジェクトの第4弾として夏期集中ワークショップの実施が決定しました!
講師/ナビゲーターには引き続き、ダンサー・振付家として世界を舞台に活躍する小㞍健太、湯浅永麻を迎え、新たなクリエーションに挑みます。最終日2日間の公開リハーサルも予定。
意欲あふれるダンサー/アーティストの皆さんの応募をお待ちしています!

 


 

<ワークショップに向けて>

小㞍健太 Kenta Kojiri

 

2018年からさいたまダンス・ラボラトリに携わり毎年思うことは、挑戦することをやめてはいけないということです。ダンスに限ったことではなくて、誰もが人生の中でいろんな経験を積んで成長していく。その過程として、学校、会社、劇場、社会、そして文化や芸術、ダンスもある。どんなに小さなことであっても自身にとって新しい経験に挑むことは勇気がいるし、まわりに流されずにそれを乗り越えることで充実感を日常の暮らしに反映させることができる。今年は4回目となりますが、こうして今年度も彩の国さいたま芸術劇場という素晴らしい環境のもとでラボラトリを継続できることを大変嬉しく思います。ぜひこの機会に日本の若いダンサーたちと各々の新しいダンスの表現に挑むことで刺激ある体験ができたら嬉しいです。

 

 

 

湯浅永麻 Ema Yuasa

 

4回目を迎えるさいたまダンス・ラボラトリ。回を重ねるごとに私は受講生の方々から多大に影響を受けるのですが、特にコロナ禍での前回は、それぞれの抱える不安、ジェンダー問題などにも作品制作の中で触れることができ、ダンスを介して、受講生の方々のダンサーとしてのみではなく、人としての面も垣間見、非常に心が動かされました。まだ感染症の波は続いていますが、困難な中で浮き彫りになる問題点や、またダンスの可能性などにも、受講生、講師という垣根を超えて、フラットな立場で一緒に向き合えるオープンなラボラトリを見つけていきたいと楽しみにしています。

 


 

【ワークショップ日程】
2021年8月2日(月)~15日(日)11:00~19:00 
※休講日8月8日(日・祝)
※8月14日(土)・15日(日)公開リハーサル予定

 

【会場】彩の国さいたま芸術劇場 大ホール舞台上

 

【タイムスケジュール&プログラム】
①11:00~12:15 クラス(バレエクラス/カウンターテクニック/Gaga ※講師:柿崎麻莉子)
②12:30~13:30 レパートリークラス(クリスタル・パイト作品より抜粋)
③14:15~16:30 小㞍健太によるアトリエクラス
④16:45~19:00 湯浅永麻によるアトリエクラス
※クラスおよびレパートリークラスの講師は小㞍健太、湯浅永麻が交代で務める予定です。
※アトリエクラスの時間帯は日替わりとなる予定です。
※タイムスケジュール、プログラム、公開リハーサル詳細等はやむをえない事情により内容を変更する場合がありますので、予めご了承ください。
※その他、新型コロナウイルス感染症拡大の影響などにより内容を変更する場合があります。

 

【講師/ナビゲーター】小㞍健太・湯浅永麻
【参加費】:35,000円(税込)
【定員】:20名
【対象】:15歳以上35歳未満のダンス経験者・中級以上
※原則、全日程参加出来る方。
※対象外の年齢の方は相談可、ダンスのジャンルは特に問いません。

 

【応募方法】応募フォームより以下の必要事項をご記入の上、締切日までにご応募ください。
①氏名 ②フリガナ ③性別 ④年齢 ⑤生年月日
⑥郵便番号 ⑦住所 ⑧電話番号 ⑨メールアドレス
⑩ダンス経験(ジャンル、年数及び舞台経験など)
⑪「さいたまダンス・ラボラトリ」に参加したい理由(200字以内)
⑫顔写真1枚(1MB以内)※ファイル名に氏名必須
⑬全身写真1枚(1MB以内)※ファイル名に氏名必須
⑭ダンス動画A(AとB両方の動画をご提出ください)
課題:即興ダンス(音楽なし、無音。基本自由即興ですが、「直線」「曲線」「かたい」「柔らかい」のタスクを用いる)のソロ映像2分
※YouTubeに限定公開でアップし、リンクをフォームにてご入力ください。動画名に氏名の記載必須。
⑮ダンス動画B(AとB両方の動画をご提出ください)
課題:振付作品(自作、あるいは振付家の作品、即興不可)を踊っているソロまたはデュエット映像2分
※原則過去3年以内の最新のもの。
※動画タイトル欄に必ずご自身の氏名、振付者名、撮影年、デュエットの場合応募者がどちらかを明記。
※YouTubeに限定公開でアップし、リンクをフォームにてご入力ください。
※動画がYouTubeの規定で音楽著作権上問題がありアップできない場合があります。必ずリンク先をご確認いただき、アップできていない場合Google Driveへアップ、共有設定を「リンクを知っている全員」に変更しリンクをご記入ください。

 

【応募先】
下記フォームより
https://forms.gle/GybTBsWUw6LmaaEp9

 

【応募締切】:2021年6月23日(水)必着
※応募者多数の場合は書類選考させていただきます。
※今回のカリキュラムでは、小㞍健太アトリエ、湯浅永麻アトリエ両方にご参加いただきます。
※結果は2021年7月9日(金) までに、応募者全員に通知いたします。
※定員に余裕がある場合に限り、締切後でも受け付けます。

 

【お問合せ】 彩の国さいたま芸術劇場(舞踊担当) 
Mail: workshop@saf.or.jp Tel: 048-858-5506 

 

◆本企画は新型コロナウイルス感染症対策を講じながら開催いたします。
ご参加の皆様へのお願い、当劇場の対応等については下記をご確認いただき、あらかじめ
ご了承のうえお申し込みいただきますようお願い申し上げます。
https://www.saf.or.jp/arthall/information/detail/89212/

 

 


 

■講師プロフィール■

小㞍健太 (コジリ・ケンタ)
1999年ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル・スカラシップ賞受賞。イリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターⅠに初の日本人男性として入団。2010年よりフリーランスとなり、国内外においてダンサーとしての活動を起点に創作、振付、講師、表現指導など多岐にわたり活躍。『Study for Self/portrait』(2017年、原美術館)などの創作活動をはじめ、シルヴィ・ギエム「6000 Miles Away」世界ツアー、Noism、スウェーデン王立バレエ団に客演。近年は、渡辺レイ、湯浅永麻とOpto(オプト)を主宰するほか、新国立劇場バレエ研修所講師、オペラやミュージカルの振付/指導、フィギュアスケート日本代表選手の表現指導、DaBYダンスエバンジェリストを務める。

 
湯浅永麻 (ユアサ・エマ)
ネザーランド・ダンス・シアターに 11 年間所属後フリーとなり、マッツ・エック、サシャ・ヴァルツ、 向井山朋子などの作品に出演するなど国内外で活躍。渡辺レイ・小㞍健太と共同でOpto、シディ・ ラルビ・シェルカウイ率いるEASTMANに所属。XHIASMA projectを2018から開始し、振付家としてデザイナーの廣川玉枝、建築家の田根剛、作曲のworld’s end girlfriendなど異なるジャンルのアーティスト達とのコラボレーション作品を発表しつつ、演劇への出演など、クリエイター、パフォーマーとして活躍の場を拡げている。第 13 回、第15回日本ダンスフォーラム賞受賞。