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今年「彩の国さいたま芸術劇場」は平成6年のオープン以来、おかげさまをもちまして開館20周年を迎えることができました。これもひとえに、皆さまのご支援のおかげと、心から感謝申し上げます。

当劇場は「創造する劇場」として、演劇、音楽、舞踊など、それぞれの芸術分野に最適な空間を備えた4つの専門ホールと大小様々な稽古場、練習室を併せ持ち、開館以来、公共劇場として全国の先駆的な役割を果たしてまいりました。

特に、蜷川幸雄芸術監督の演出・監修のもとシェイクスピア全37作品の上演を目指す「彩の国シェイクスピア・シリーズ」をはじめ、55歳以上の高齢者による「さいたまゴールド・シアター」、次世代を担う演劇人を育てる「さいたまネクスト・シアター」など、芸術文化における新たな領域の開拓を積極的に進めており、今後も、埼玉が誇る芸術文化の拠点として、新しい文化を創造し、世界に向けて発信していきたいと考えております。

当劇場では、開館20周年に当たり、皆さまの長年のご愛顧への感謝の気持ちと、劇場の更なる発展を願い、各種の記念事業を開催します。皆さまのご来場を心よりお待ち申し上げております。