Vol.111
2024年10月号
彩の国さいたま芸術劇場 |
1994年の開館以来、国内でも重要なダンスの拠点の一つとして、国内外の第一線で活躍する振付家やアーティスト、カンパニーによる優れた作品を皆さまにお届けしている彩の国さいたま芸術劇場のダンス・ラインナップ。
90年代よりイリ・キリアンのネザーランド・ダンス・シアター、ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団、ローザス、ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップスなど、ダンスの歴史にその名を刻む振付家やカンパニーが日本での上演拠点として当劇場を選び、来日を重ねてきました。またダンスの概念や身体表現の新たな可能性を拡げる創作で知られているフィリップ・ドゥクフレやジェローム・ベル、ディミトリス・パパイオアヌーなどのアーティストによる意欲的な作品を次々と紹介。身体表現を通して時代を映し出し、様々な価値観を提案する、多彩な作品をご紹介してまいりました。
劇場開館30周年の記念すべき節目を迎えるにあたり、本展示では厳選した舞台写真や貴重なポスターと共に「ダンスのさいたま」30年間の軌跡を振り返ります。
彩の国さいたま芸術劇場
『ダンスで辿る30年』
【会期】2024年5月28日(火)~8月18日(日)
※休館日を除く9:00~22:00
【会場】彩の国さいたま芸術劇場 1階ガレリア ※入場無料
※展示作品の撮影はご遠慮ください。
【展示写真/ポスター 作品リスト(上演年順)】
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『船と共に』(1996)/ラ・ラ・ラ・ヒューマン・ステップス『アンファント』『2』(1996)/オハッド・ナハリン バットシェバ舞踊団『Z/na(ジーナ)』(1997)/ネザーランド・ダンス・シアターⅠ『ワン・オブ・ア・カインド』(1999)/ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『七つの大罪』(2002)/彩の国キリアン・プロジェクト「キリアン-NDT フェスティバル2002」(2002)/ローザス『レイン』(2003)/ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団『天地 TENCHI』(2004)/ローザス『ビッチェズ・ブリュー/タコマ・ナロウズ』(2005)/トリシャ・ブラウン・ダンス・カンパニー(2006)/インバル・ピント・カンパニー『Hydra ヒュドラ』(2007)/ナチョ・ドゥアト スペイン国立ダンスカンパニー『ロミオとジュリエット』(2008)/ヤン・ファーブル『寛容のオルギア』(2009)/池田扶美代+アラン・プラテル+ベンヤミン・ヴォルドンク『ナインフィンガー』(2010)/ホフェッシュ・シェクター『ポリティカル・マザー』(2010)/オハッド・ナハリン バットシェバ舞踊団『SADEH21―サデ21』(2012)/アクラム・カーン『DESH―デッシュ』(2013)/コンドルズ埼玉公演2016『LOVE ME TenDER』(2016)/フィリップ・ドゥクフレ カンパニーDCA『CONTACT―コンタクト』(2016)/ディミトリス・パパイオアヌー『THE GREAT TAMER』(2019)/Noism×鼓童『鬼』(2022)/ディミトリス・パパイオアヌー『TRANSVERSE ORIENTATION』(2022)/マギー・マラン『May B』(2022)
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