◎第1回 2025年3月15日（土）14:00～15:45（13:40開場）
蜷川マクベス、萬斎マクベス、さまざまなマクベス

講師：河合祥一郎（かわい・しょういちろう／東京大学教授）

講師プロフィール：
英文学者。東京大学教授。東大とケンブリッジ大学から博士号取得。自ら演出を手掛けるKawai Projectは小田島雄志・翻訳戯曲賞特別賞を受賞、シビウ国際演劇祭にも招聘された。『ハムレットは太っていた！』（白水社）でサントリー学芸賞受賞。著書に『シェイクスピア』（中公新書）ほか。角川文庫よりシェイクスピアや児童文学の新訳を刊行中。本講座のコーディネーターを務める。

◎第2回 2025年3月29日（土）14:00～15:45（13:40開場）
マクベスはなぜ悪人になってしまったのか？－言葉の曖昧さの悲劇

講師：冬木ひろみ（ふゆき・ひろみ／早稲田大学文学部教授）

講師プロフィール：
専門はシェイクスピアを中心とする16-17世紀イギリス演劇。編著書に『シェイクスピア大事典』（日本図書センター、共著）、『ことばと文化のシェイクスピア』（早稲田大学出版部、編著）、『シェイクスピアの広がる世界』（彩流社、編著）、『甦るシェイクスピア』（日本シェイクスピア協会編、共著）、Shakespeare in Succession: Translation and Time（McGill-Queen’s University Press、共著）などがある。学生と毎年シェイクスピアのリーディング公演を行っている。

◎第3回 2025年4月13日（日）14:00～15:45（13:40開場）
『マクベス』の惡女の魅力－魔女とマクベス夫人

講師：本多まりえ（ほんだ・まりえ／明治学院大学文学部准教授）

講師プロフィール：
第29回福原賞（公益信託福原記念英米文学研究助成基金）受賞。専門はシェイクスピアを中心とする初期近代イギリス文学。単著にHenry Chettle’s Careers（英宝社、2015年）、共著に『十七世紀英文学における病と癒し』（金星堂、2023年）、『緑の信管と緑の庭園－岩永弘人先生退職記念論集』（音羽書房鶴見書店、2021年）、『十七世紀英文学における生と死』（金星堂、2019 年）などがある。

◎第4回 2025年4月27日（日）14:00～15:45（13:40開場）
「マクベス」の翻訳から学んだこと

講師：松岡和子（まつおか・かずこ／翻訳家）
進行：河合祥一郎（かわい・しょういちろう／東京大学教授）

松岡和子プロフィール：
翻訳家。演劇評論家。彩の国シェイクスピア・シリーズの翻訳を担当。ちくま文庫より、シェイクスピア全37 作品を完訳した『シェイクスピア全集』（全33 巻）を刊行。完訳の功績により、第75 回毎日出版文化賞〈企画部門〉、第69 回菊池寛賞、第58 回日本翻訳文化賞、第14 回小田島雄志・翻訳戯曲賞〈特別賞〉、2021 年度朝日賞を受賞。主著に『深読みシェイクスピア』（新潮文庫）などがある。

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団

【全席指定】
《一般・メンバーズ》4回通し券：4,600円　1回券：1,400円
《U-25*》4回通し券：2,300円　1回券：700円

*U-25のチケットは、ご来場時に25歳以下の方が対象です。入場時に身分証明書をご提示ください。
※車椅子でご来場の方は、勉強会当日のスムーズなご案内のため、前日までにSAFチケットセンター（TEL: 0570-064-939）までご連絡ください。
※駐車場は台数に限りがございます。

【一般】2025年2月16日（日）10:00
【メンバーズ】2025年2月9日（日）10:00
※通し券に残席があった場合のみ、2月22日（土）10:00から1 回券を販売いたします（一般・メンバーズとも）。