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公演情報
performance information

彩の国さいたま芸術劇場

シネマ・イベント

彩の国シネマスタジオ 『世界のはしっこ、ちいさな教室』

彩の国シネマスタジオ 『世界のはしっこ、ちいさな教室』

2024年7月

 10日(水)10:30/14:30
 11日(木)10:30/14:30
 12日(金)10:30/14:30
 13日(土)10:30/14:30
 14日(日)10:30/14:30      

(1日2回、計10回上映)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制

◎13日(土)14:30の上映終了後に、アフターセミナーあり。

 

【問い合わせ先】埼玉映画ネットワーク 048-762-9407

 

言葉がわからなくて悔し涙を流した少年も、結婚させようとする親と闘って進学を選んだ少女も、宿題を忘れて下を向く兄弟も、みんな輝かしい未来だ。

 

『世界の果ての通学路』製作チームが贈る、感動の教室ドキュメンタリー!

1億2,100万人。これは就学費用がない、近くに学校がない、学校に先生がいないなど、さまざまな理由から学ぶことのできない子どもたちの数だ。教育を受けられずに、読み書きができない非識字者は約7億7,300万人(世界の15歳以上の7人に1人)もいる。義務教育就学率99.96%の日本からすると、信じられない数字だろう。この問題を解決するために教育後進国では様々な政策が実行されている。

日本でも大ヒットした『世界の果ての通学路』(12)の製作チームが、今度は世界の果ての先生に注目した。キャスティングの条件は、意外性に満ちた教室であることと、情熱的に子どもたちに向き合う女性教師だった。識字率アップが国家の使命であるブルキナファソでは、国立初等教育学校を卒業したばかりの新人教師20名から、2人の子を持つ母であるサンドリーヌ・ゾンゴを。バングラデシュ北部のボートスクールで働く7人の女性教師の中から、子どもや女性の権利を守るために粘り強く闘う若きフェミニストのタスリマ・アクテルが。広大なシベリアに暮らす遊牧民、エヴェンキ族の研究者から紹介されたのは、現役の遊牧民であり伝統の消滅を危惧するスヴェトラーナ・ヴァシレヴァと、彼女たちが直面する困難も個性も職歴も三者三様。

子どもたちに広い世界を知ってほしいという情熱だけを胸に、家族と離ればなれになっても、両親から反対されても、「子どもたちには明るい未来がある」と、信じる道を進み続ける。先生と子どもたちの笑顔に、いつかの自分を思い出す感動の教室ドキュメンタリー。この瞬間も世界のはしっこでたくさんの夢が育っている!

 


 

貧困や児童婚、消えゆく伝統の継承・・・子どもたちの運命を変えるために、先生ができること

3人の先生の奮闘を見守るのは、前作「MON MAITRE D’ECOLE」で、定年退職間近の恩師ジャン=ミシェル・ブレル先生の風変りな授業を記録したドキュメンタリー作品で高評価を得たエミリー・テロン監督。監督本人や教え子に影響を与えてくれた恩師のように、世界のどこかで希望の種を植える先生に密着するプロジェクトは、教育支援団体やジャーナリストなどの協力を得て実現した。

『前作「MON MAITRE D’ECOLE」の後、私は再び「伝達」というテーマに取り組みたいと考えていました。よりアクセスしにくく、より複雑な場所で職業を実践することで、子どもたちにより多くのものを与えられることが出来るに違いない。私はこのことについて掘り下げてみたいと思いました。「天職」という概念を探求したかったのです。…』(監督 エミリー・テロン)

あらすじ

舞台になるのは、3か国の学校。ソーラー発電はあっても、水道とガスはなく、スマホの電波も途切れがちなブルキナファソのティオガガラ村。シベリアの雪原で伝統的な遊牧民生活を送るエヴェンキ族のキャンプ地。年の半分は洪水で土地が消えるバングラデシュのスナムガンジ地方の農村。どこも学校へ赴任するだけでも一苦労の僻地ばかりだが、「子どもたちには明るい未来がある」と、3人の先生は熱意、工夫、根気で教壇に立つ。相談相手になる同僚はおらず、時には無理難題を吹っかける保護者も相手にすることもある。孤立無援の状況に心が折れかける先生を救うのは、日々進化する子どもたちだ。日に日にわかることが増えて、自身に満ちた笑顔を見せるようになってくる。そして修了式。壁のない教室に、キャンプに、ボート教室に奇跡の時が訪れる—。

 


◎アフターセミナー

「みんな輝かしい未来だ。」

◇日時:2024年7月13日(土)14:30の回終了後

◇場所:彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール

◇ゲスト:神田 モヨ 歩 さん(ふじみ野国際交流センター 相談員、日本福祉大学 助教)

 

公演インフォメーション

上映日時

2024年7月
10日(水) 10:30/14:30
11日(木) 10:30/14:30
12日(金) 10:30/14:30
13日(土) 10:30/14:30
14日(日) 10:30/14:30

会場

彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール

作品情報

監督:エミリー・テロン

出演:サンドリーヌ・ゾンゴ、スヴェトラーナ・ヴァシレヴァ、タスリマ・アクテル

ナレーション:カリン・ヴィアール(『エール!』)

2021年/フランス/82分/ビスタ/原題:Être prof/英題:Teach me if you can

主催

特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク

提携

彩の国さいたま芸術劇場

お読みください

◆発熱や体調不良時には来館や来場をお控えください。

◆施設内でのマスク着用は個人の判断となります。混雑時のほか、必要に応じて着用してください。

◆施設内での咳エチケットや手洗いの励行を推奨します。

◆スタッフは検温を実施し、健康状態を確認のうえ、異常がある場合は業務につきません。また、手指消毒を実施しています。マスクは必要に応じて着用する場合があります。

◆会場内は、法令にもとづき機械設備による十分な換気が行われています。

チケットインフォメーション

料金
(税込)

【全席自由】

一般1,100円/小中高生600円*(いずれも税込)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・各回入替制・整理券制

*学生証を確認する場合がございます。

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