Vol.123
2026年10月号
彩の国さいたま芸術劇場
2027年2月
24日(水)10:30/14:30
25日(木)10:30/14:30
26日(金)10:30/14:30
27日(土)10:30/14:30
28日(日)10:30/14:30
(1日2回、計10回上映)
※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制
◎27日(土)14:30の回終了後、アフターイベント開催予定!
【問い合わせ先】埼玉映画ネットワーク 048-762-9407
ロマン・ポランスキーが19世紀末のフランスを震撼させた冤罪事件を映画化

『 ローズマリーの赤ちゃん』『チャイナタウン』『テス』など幾多の名作を世に送り出し、『戦場のピアニスト』でカンヌ国際映画祭パルムドールとアカデミー賞®監督賞を受賞したロマン・ポランスキー。母国ポーランドでの長編デビューから約60年にわたって輝かしいフィルモグラフィーを築き上げてきた巨匠が、齢80代半ば(19年の制作時86歳)にして新たな傑作を生み出した。19世紀末のフランスを震撼させた歴史的な冤罪事件“ドレフュス事件”を映画化し、第76回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員大賞)を受賞した『オフィサー・アンド・スパイ』である。
* * *
巨大権力と闘った男の不屈の信念と命がけの逆転劇を壮大なスケールで描く歴史サスペンス!
1894年、ユダヤ系の陸軍大尉アルフレッド・ドレフュスが、ドイツに軍事機密を流した容疑でパリ軍法会議にかけられる。反逆罪で終身刑を宣告されたドレフュスは、軍籍を剥奪され、仏領ギアナの悪魔島に収監された。ところがドレフュスの元教官でもある防諜の責任者のジョルジュ・ピカール中佐は、ドレフュス有罪の決め手となった文書が別人によって書かれたことを示す衝撃的な証拠を発見。ドレフュスの無罪を確信したピカールは上官に対処を迫るが、国家的なスキャンダルを恐れて隠蔽をもくろむ上層部に左遷を命じられてしまう。やがて1897年、ドレフュスの再審を願うピカールは、おのれの信念に従ってパリに戻り、作家のエミール・ゾラらに支援を求める。しかし、その行く手には腐敗した権力や反ユダヤ勢力との過酷な闘いが待ち受けていた……。
このドレフュス事件は当時のフランス社会に深刻な分断をもたらし、国家の土台を揺るがす危機的な政治問題となった。ポランスキー監督は、いわれなき罪を着せられたドレフュスと、元教え子である彼を救い、世に真実を知らしめようとする主人公ピカールの壮絶な運命を描出。その圧倒的なまでにサスペンスフルで心揺さぶるストーリー展開は、衣装や美術などのあらゆる細部を突きつめた重厚なビジュアルと相まって、ひとときも目が離せない。しかも日本人にとってこの物語は、決してはるか昔の遠い国の出来事と見過ごすことはできない。本作が生々しく伝える巨大権力による隠蔽、証拠の捏造といった陰謀は、まさしく私たち観客が生きる今の時代に警鐘を打ち鳴らしている。
<ドレフュス事件>とは?
1894 年、フランス。ユダヤ人のドレフュス大尉がドイツのスパイとして終身刑に処せられる。その後、真犯人が現れるが軍部が隠匿。これに対し知識人らが弾劾運動を展開し政治的大事件となった。1899年、ドレフュスは大統領の恩赦により釈放。1906 年に無罪が確定した。
* * *
『アーティスト』のオスカー俳優ジャン・デュジャルダンを始めとする豪華キャストと、一流スタッフが結集した重厚な映像世界
この念願のプロジェクトに挑んだポランスキーのもとには一流のスタッフが集結した。原作小説と共同脚本を手がけたのは、2010年の『ゴーストライター』以来のコラボレーションとなるロバート・ハリス。さらに撮影監督のパヴェル・エデルマン、編集のエルヴェ・ド・ルーズ、『グランド・ブダペスト・ホテル』『シェイプ・オブ・ウォーター』でアカデミー賞®音楽賞を二度受賞した作曲家アレクサンドル・デスプラなど、ポランスキー作品の常連でもある名手たちが熟練の仕事ぶりを披露している。
キャストにも豪華な実力派俳優がずらりと揃った。ピカールを演じるのは、『アーティスト』でアカデミー賞®主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダン。軍の組織的な隠蔽工作に虐げられながらも、不屈の信念で真実と正義を追い求めた実在の軍人を力強く体現した。そして『グッバイ・ゴダール!』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』のルイ・ガレルが冤罪被害者ドレフュスに扮し、グレゴリー・ガドゥボワ、マチュー・アマルリック、メルヴィル・プポー、ヴァンサン・ペレーズ、ポランスキーの公私にわたるパートナーのエマニュエル・セニエといったフランス映画界のスターががっちりと脇を固めている。




ドイツに機密を漏洩したスパイ容疑で終身刑となったユダヤ人大尉ドレフュス。彼の無実を示す衝撃の証拠を発見した防諜局長のピカール中佐が、スキャンダルを恐れ証拠の捏造や文書の改竄などあらゆる手で隠蔽をもくろむ国家権力に抗いながら真実と正義を追い求める姿を描く。
| 上映日時 | 2027年2月 |
|---|---|
| 会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 映像ホール |
| 作品情報 | 監督:ロマン・ポランスキー 脚本:ロバート・ハリス、ロマン・ポランスキー 原作:ロバート・ハリス「An Officer and a Spy」 出演:ジャン・デュジャルダン、ルイ・ガレル、エマニュエル・セニエ、グレゴリー・ガドゥボワ、メルヴィル・プポー、マチュー・アマルリック他 2019年/フランス・イタリア/仏語/131分/4K 1.85ビスタ/カラー/5.1ch/原題:J’accuse /日本語字幕:丸山垂穂 字幕監修:内田樹/映倫区分:G 提供:アスミック・エース、ニューセレクト、ロングライド 配給:ロングライド ©2019-LÉGENDAIRE-R.P.PRODUCTIONS-GAUMONT-FRANCE2CINÉMA-FRANCE3CINÉMA-ELISEO CINÉMA-RAICINÉMA |
| 主催 | 特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク |
| 共催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場) |
| 料金 (税込) |
【全席自由】 一般1,100円/小中高生600円*(いずれも税込) *学生証を確認する場合がございます。 |
|---|
MOVIE Information
SOCIAL NETWORKING SERVICE