Vol.115
2025年6月号
彩の国さいたま芸術劇場
はるかとおくはなれた地球へ・・・
2025年9月4日~7日 (全7ステージ)
4日(木) 19:30〜
5日(金) 14:00〜/19:30〜
6日(土) 13:00〜/18:00〜
7日(日) 12:00〜/16:00〜
一般発売 | 2025年6月16日(月)10:00 |
メンバーズ発売 | 2025年6月16日(月)10:00 |
彩の国さいたま芸術劇場では、異なるジャンルがクロスしたところに生まれる驚きを追い求める新進の表現者に、実験と発表の場を提供する新たな公募型のサポート制度「彩芸ブロッサム」を2024年よりスタートしました。第二弾には、“演劇をポップカルチャーに押し上げる”ことをスローガンに掲げエネルギッシュに活動する劇団「南極」が登場します。
〈彩芸ブロッサム〉2025年度の採択アーティストが決定しました!
本公演では、この「南極」が 「ビジュアル演劇」に挑みます。身体表現やキャラクターモチーフを作中に盛り込み、南極の強みである<カルチャーミックス>が生み出す独自の没入感、グルーブ感をより視覚的かつ直感的に楽しめる演劇形式に昇華。文化的出自や年齢、知識の多寡を問わない新しい演劇の楽しみ方を提供する試みに、どうぞご期待ください。
ある夜少年の前に現れたのは3人の異星人。
かれらの星では、だれも死ぬことを怖がっていない。むしろ素敵なことだと思ってる。でもこの異星人たちはそれはそれは強い体を持っていて、自分の星では死ぬことができない。だからみんな宇宙に飛び立って死ぬための旅行をするんだ。
3人の異星人も、死ぬために地球旅行にやってきた。少年が住んでいる「キンキ県」を舞台に、それぞれどんな風に死にたいかプランを練ってきた。少年は異星人たちのガイド役をすることになって・・・。
脚本・演出:こんにち博士(南極)コメント
小学生の頃、死ぬことを異様に怖がっていました。自分が死ぬのも、身近な人が死ぬのも、想像するだけであまりにも怖かった。2012年で世界が滅亡するっていう噂を目にした日には失神してしまいそうでした。大人になったいま、死への恐怖を克服したとかそういうわけではなくてやっぱり死ぬのはずっとこわい。でも、子どものときは「死」というもののイメージがいまよりも鮮明だったように思います。
『ゆうがい地球ワンダーツアー』では、僕にとって未知なる存在である「死」をテーマに、大人から子どもまで楽しめる演劇をつくろうと思っています。やっぱり特に子どもに見てもらいたいです。子どもの頃の自分に見せるつもりでつくります。
日時 | 2025年9月4日~7日 (全7ステージ) 4日(木) 19:30〜★ ※★は来場者特典付き |
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会場 | 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール |
脚本・演出 | こんにち博士(南極) |
演出補佐 | soccer boy soccer boy |
美術 | いとうすずらん |
音楽 | 揺楽瑠香(南極) |
スタッフ | 音響 椎名晃嗣(next lighting) |
出演 | 端 栞里、古田絵夢、井上耕輔、ユガミノーマル、瀬安勇志 |
主催 | 株式会社南極 |
提携 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場) |
料金 (税込) |
【全席自由・税込】 一般 4,000円、U-28* 3,000円、小学生・中学生・高校生** 1,000円 *公演時、28歳以下対象。入場時要身分証明書提示 ※未就学児は入場不可 |
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発売日 | 2025年6月16日(月) 10:00 |
とびきりキュートな10人によるゆかいな劇団。2020年春の誕生以来、“どきどき、わくわく、ちょっとこわい”演劇をつくっている。劇団員全員が俳優であり、自立したクリエイターとしてそれぞれの創造力を持ち寄り作品に臨む。
過去作:第7回本公演『wowの熱』(2025年)
第6回本公演『バード・バーダー・バーデスト』(2024年)
第5回本公演『(あたらしい)ジュラシックパーク』(2024年)ほか
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