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ニューヨーク有数の観光スポットにして世界中の図書館員の憧れの的
世界最大級の<知の殿堂>
この図書館が世界で最も有名である<理由>を通して見える
公共とは何か
アメリカ社会を支える民主主義とは何か
巨匠フレデリック・ワイズマンの傑作ドキュメンタリー。
観光客は決して立ち入れない、その舞台裏へ!
本作の主役は、荘厳な19世紀初頭のボザール様式の建築で知られ、本館と92の分館に6000万点のコレクションを誇る世界最大級の<知の殿堂>ニューヨーク公共図書館だ。この図書館は、研究者のみならず地域住民への徹底的なサービスでも知られている。作家サマセット・モーム、ノーマン・メイラー、トム・ウルフ、画家アンディ・ウォーホルなど文学、芸術などの分野でも多くの人材を育ててきた一方で、世界有数のコレクションを誇りながら”敷居の低さ”も世界一といえるほど、ニューヨーク市民の生活に密着した存在でもある。その活動は「これが、図書館の仕事?!」と私たちの固定観念を打ち壊し、驚かす。
映画には、リチャード・ドーキンス博士、エルヴィス・コステロやパティ・スミスなど著名人も多数登場するが、カメラは図書館の内側の、観光客は決して立ち入れない STAFF ONLYの舞台裏を見せていく。
監督のフレデリック・ワイズマンは、2016年にアカデミー名誉賞を受賞したドキュメンタリーの巨匠だが、1967年の第1作以来89歳となる現在に至るまで1年〜1年半に1本のペースで作品を発表している”生ける伝説”だ。本作でも神業のような編集により、図書館の現実を浮き彫りにするとともに、図書館に集う多種多様な民族を映し出し、必然的にアメリカが現在置かれている状況を明らかにしている。その一方で、図書館の厳粛なイメージを覆すいくつもの楽しげな場面が織り込まれ、どの人物もどのストーリーも均等に扱い、その場所で行われている日々の営みについての印象を観客に与える。
ニューヨーク公共図書館を通して、「公共とは何か」、「アメリカ社会を支える民主主義とは何か」を伝えていくワイズマンだが、「図書館は民主主義の柱だ」という映画の中の発言が大げさではという指摘に対して、「この映画に取り掛かるまで、図書館の活動がこれほど広範囲に及ぶものだとは思ってもみなかった。図書館で12週間過ごした結論としては・・・・僕にとって、ニューヨーク公共図書館は民主主義の実例であり、アメリカの最も優れた一面の象徴なんだ」と答え、本作はまさにその言葉を明らかにしている作品といえるだろう。
デジタル化による本離れが加速し、「未来に図書館は必要ない」という意見さえ聞かれる現代に、「彼らは図書館の進化を知らない」と映画の中の登場人物に語らせるワイズマンは、図書館の未来が重要な意味を持つことを知らしめる作品を完成した。3時間超の作品だが、「途方もないほど贅沢な3時間 ワイズマンの叙事詩にあなたは幸福の涙を流すだろう」(タイムアウト)、「3時間余りを過ごすための贅沢な方法がここにある」(ヴァラエティ)と評されている必見の傑作ドキュメンタリーが「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」だ!