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彩の国さいたま芸術劇場 |

シネマ・イベント

【参加者募集】さいたま舞台技術フォーラム2014 ※終了しました

2014年1月24日

〜劇場の活性化を目指して〜
さいたま舞台技術フォーラム2014
舞台で活躍するピアノの魅力を探る

 

〜ピアノをピアニストの一部にするコンサート・チューナーのマジック〜

1) 多種多様な表情の音を奏でるピアノの原理を探る
2) ピアノをピアニストと一心同体にする調律師のマジック
3) ピアニストが求めるピアノとは~ピアノの表現力を知る


 今回は、舞台の備品としてどこの劇場・ホールにもあると思われるピアノについて、その魅力をあらためて検証します。
 楽器は本来、演奏家にとって自分の表現手段として身体の一部、一心同体の存在となって演奏家に寄り添っています。しかし、ピアノはその大きさ故に持ち運べるものではないので、ピアニストとは関係なく、劇場・ホールの欠かせないものとして備えられているのが一般的です。
 この施設に備えられたピアノで、ピアニストは、他の楽器の演奏家のように十分に自分の思い通りの演奏表現ができているのでしょうか。
 もちろん日々、各劇場・ホールから、数々の名演が生まれています。その名演のウラでは、その日のピアニストと劇場・ホールに備えられたピアノを一心同体の状態にするため、コンサート・チューナーと呼ばれる調律師が活躍しています。ここであらためて、ピアニストの思いとそれを実現するための調律師の仕事を、ひとつの例として仲道さん、外山さんに披露してもらい、そこにどんなマジックがあるのかをじっくり観察してみたいと思います。
 またそのマジックを可能にしているピアノとはそもそもどんな楽器で、その音色はどうして生まれるのか、またピアニストの多様な表現をどうして可能にしているのかなどについて、音楽器音響の専門家、森先生にわかりやすく解き明かしてもらいます。
 ピアノの魅力、奥深さを知れば知るほど、各劇場・ホールのピアノがそれぞれ、すばらしい個性をもったものになり得ると同時に、各館のセールスポイントにもなるかもしれません。そのためにもこの機会に、音楽の専門家ではない劇場技術者・管理者の我々も、今一度ピアノについて、いろんな角度から研究してみませんか。
 

パネラー


仲道郁代氏(ピアニスト)
87 年ヨーロッパと日本で本格的にデビュー。人気、実力ともに日本を代表するピアニスト。近年はモーツァルト、ベートーヴェンの全曲演奏会などの他、豊かな人間性がますます多くのファンを魅了している。
www.ikuyo-nakamichi.com

外山洋司氏(コンサートチューナー:(株)松尾楽器商会 技術部長)
スタインウェイの音の豊かさに惹かれ、87年、当時スタインウェイ総輸入代理店であった松尾楽器商会に入社。91年、ハンブルク・スタインウェイ工場で半年間研修を受ける。帰国後、国内外の多くのピアニストのコンサート調律を手がけるとともに、多数のホールピアノのメンテナンス、オーバーホールを行う。

森 太郎氏(国立音楽大学准教授:楽器音響学、音楽音響学)
ブラウンシュバイク工科大学修了。ドイツ連邦理工学研究所研究員、徳島大学助教授を経て現在国立音楽大学音楽文化デザイン学科准教授。専門は楽器音響学、計算機応用学、音楽音響情報処理。ピアノの音響学、室内音響学等の研究に携わる。工学博士(Dr.-Ing.)。

 

開催概要


【日時】 2014年2月25日(火)
【会場】 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
【受付】 13:00〜
【開講】 13:30〜17:00
【参加費】 無料
【申込み方法】 氏名、所属、連絡先(電話/メールアドレス)を明記して、ファックス、あるいはメールにてお申し込みください。
FAX: 048-858-5782 E-mail: tanno-s@saf.or.jp
申込書ダウンロードはこちら


【お問い合わせ】劇場部 丹野、宮崎、山内まで
TEL: 048-858-5504 E-mail: tanno-s@saf.or.jp


【主催】公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
【協力】公共劇場舞台技術者連絡会/埼玉県公立文化施設協議会

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