一般発売 | 2023年9月9日(土) |
メンバーズ発売 | 2023年9月2日(土) |
当日券あり
毎年恒例の、バッハ・コレギウム・ジャパン (BCJ) さいたま公演。彩の国さいたま芸術劇場が長期休館中の今年は、昨年に引き続き埼玉会館で開催いたします。
お届けするのは、ヨーロッパではクリスマス時期の風物詩として親しまれるヘンデル《メサイア》。有名な「ハレルヤ・コーラス」を始め、メロディメーカーと称されるヘンデルならではの美しい旋律、印象的なアリアや合唱曲が次々に現れ、時を経ても色褪せることのない名作です。キリストの誕生から受難、そして復活に至る物語が綴られる宗教作品ですが、時代はもちろん、国や宗教も超えて、長く愛され続けています。
演奏する鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンは、古楽演奏団体として1990年の創設以来、作曲家が活躍した時代のスタイルを追求し、作品誕生当時の衝撃や感動、作品が持つ本来のエネルギーをも伝え続けてきました。《メサイア》は彼らがこれまで毎年のように演奏してきた大切な作品。埼玉会館での響きに期待が高まります。また、公演に先立ち「作品解説レクチャー」も開催いたします。指揮者自らが語る言葉に導かれ、作品をより深く知る貴重な機会となることでしょう。
街がクリスマスの色に染まる季節、温もりを感じる“木のホール”埼玉会館にて、極上の古楽の響きで紡がれるキリストの物語——特別な時間をどうぞご一緒に。
日時 | 2023年12月17日(日)15:00開演(14:20開場) |
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会場 | 埼玉会館 大ホール |
出演 | 鈴木 優人(指揮)《指揮者変更》鈴木雅明から変更となりました 澤江 衣里(ソプラノ) クリント・ファン・デア・リンデ(アルト) セイル・キム(テノール) ポール・マックス・ティプトン(バス) バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱&管弦楽) |
曲目 | ヘンデル:オラトリオ《メサイア》HWV 56 全曲 【アンコール】 |
主催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業) |
後援 | 埼玉県合唱連盟 |
託児サービス | 0歳6か月以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。 【託児お申し込み先】 お電話又は問合せフォームへご連絡ください。 ※お子さま1人につき2,000円の負担金をいただきます。 |
当日券あり |
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料金 (税込) |
・メンバーズおよびU-25は財団チケットセンター、埼玉会館のみ取り扱い |
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発売日 | 【一般】2023年9月9日(土) |
東京藝術大学卒業及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞、第29回(2021年度)渡邉曉雄音楽基金音楽賞受賞。バッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナー、アンサンブル・ジェネシス音楽監督、2023年4月より関西フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者就任。指揮者としてNHK交響楽団、読売日本交響楽団等と共演するほか、2022年4月にはドイツ・ハンブルク交響楽団に客演。鈴木優人プロデュース・BCJオペラシリーズ、ヘンデル:歌劇《リナルド》(2020)ではバロック・オペラの新機軸として高く評価され、第19回佐川吉男音楽賞を受賞。2023年10月、ヘンデル:歌劇《ジュリオ・チェーザレ》を上演。2022年5月のグルック:歌劇《オルフェオとエウリディーチェ》(勅使川原三郎新演出)で新国立劇場に指揮者として初登場。NHK-FM「古楽の楽しみ」にレギュラー出演するほか、テレビ朝日系列「題名のない音楽会」などメディア出演も多い。録音はBCJとのJ. S. バッハのチェンバロ協奏曲集(BIS)、タメスティとのデュオ(Harmonia Mundi)など多数。調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー。作曲、編曲はもとより、バッハの喪失楽章の復元も多数手がける。ブルーノート東京にも定期的に出演するなど、その活動に垣根はなく、各方面から大きな期待が寄せられている。九州大学客員教授。
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1990年鈴木雅明により創設。音楽監督に鈴木雅明、首席指揮者に鈴木優人を擁する。世界各国から集まる古楽のスペシャリストとともに、オリジナル楽器を用いてバッハを中心とした音楽遺産の理想的上演を目指し演奏活動を行う。多数のCD録音が高い評価を受けるほか、BBCプロムスやカーネギーホールなど世界中で活発な演奏活動を展開。2022年秋のパリ、ウィーンなど9都市を巡る欧州公演においては、満席の聴衆から熱狂的な喝采を浴びた。2023年6月、ライプツィヒ・バッハ音楽祭フィナーレへも招聘されるなど、日本のみならず世界の音楽シーンを牽引している。第45回サントリー音楽賞を鈴木雅明と共に受賞。18年の年月をかけて完成した「バッハ:教会カンタータ全曲シリーズ」は、世界的にも貴重な成果として注目を浴び、「ヨーロッパのグラミー賞」と称されるエコー・クラシック賞を受賞。2020年秋上演の鈴木優人指揮・ヘンデル《リナルド》公演が第19回佐川吉男音楽賞を受賞。
島根県益田市出身。国立音楽大学卒業。東京藝術大学大学院修士課程及び博士課程修了。英国歌曲研究により博士号取得。日本学術振興会より奨学金を得て、ロンドン留学。第79回日本音楽コンクール2位入賞。第11回東京音楽コンクール最高位。声楽を永井和子、佐藤峰子に師事。2006年よりバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)のアンサンブル・メンバーとして研鑽を積む。ソリストとして日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、BCJと共演。バッハ《ロ短調ミサ曲》、ロイド=ウェバー《レクイエム》など後期バロックから現代まで幅広いレパートリーを持つコンサート歌手として活躍している。島根県ふるさと親善大使・遣島使。洗足学園音楽大学非常勤講師。
澤江衣里オフィシャル・ウェブサイト https://www.eri-sawae.com
南アフリカのドラケンスバーグ少年合唱団で10歳のときから歌い始め、英国王立音楽大学に学んだ。ソリストとして長いキャリアを誇り、これまでにエイジ・オブ・エンライトゥメント管、アムステルダム・バロック、ロンドン・フィルをはじめとする主要オーケストラ、サー・ロジャー・ノリントン、トン・コープマン、フリーダー・ベルニウスらの名だたる指揮者と共演している。欧米各地の主要なコンサートホールや歌劇場の舞台に立っており、音楽祭ではBBCプロムス、ライプツィヒ・バッハ・フェスティバル、エディンバラ国際音楽祭などに登場している。歌劇では《ジューリオ・チェーザレ》、《ポッペアの戴冠》、《夏の夜の夢 》、《ヴェニスに死す》などで主要な役柄を歌った。録音も数多く、マタイ受難曲、ミサ曲ロ短調、ペルゴレージ「スターバト・マーテル」などがある。
サンタ・チェチーリア音楽院、ジュネーヴ音楽院、チューリヒ芸術大学でニコライ・ゲッダ、フランコ・コレッリに師事。これまでに、ウィーン・ムジークフェライン、ベルリン国立歌劇場、チューリヒ・トーンハレなどで歌い、ヴェルビエ国際音楽祭、ライプツィヒ・バッハ・フェスティバルなどに招かれた。宗教作品のソリストとして高い評価を受けており、韓国では韓国国立合唱団「メサイア」で毎年ソリストを務めている。リートではアントワープのデ・シンゲルでリサイタルを行い、ピアノのヘルムート・ドイチュとも共演。オペラでは、アムステルダム・コンセルトヘボウのシャルパンティエ《冥界に下るオルフェ》題名役で大成功を収めた他、グルック《オルフェオとエウリディーチェ》、モンテヴェルディ《オルフェオ》などを歌った。2018年より江原大学校で教鞭を執っている。
ミシガン大学アナーバー校音楽学部およびイェール大学教会音楽研究所で研鑽を積む。オペラ、オラトリオ、室内楽など多方面にわたって活躍している。レパートリーはシュッツ、モンテヴェルディからブリテン、ボルコムまで幅広く、特にバッハ、ハイドンが高く評価されている。これまでにニューヨーク・フィルハーモニック、オーケストラ・オブ・セント・ルークス、バッハ・コレギウム・ジャパン、エーテボリ・バロック等と歌い、鈴木雅明、レナード・スラトキン、ヘルムート・リリンク、ポール・ヒリアー、トン・コープマンらの指揮者と共演。スポレート音楽祭、アムステルダム他各地の古楽音楽祭に招かれている。鈴木雅明とはニコラス・ブルーンスのソロ・カンタータを録音、レナード・スラトキン指揮ボルコム《無垢と経験の歌》の録音では2006年のグラミー賞3部門を受賞している。2022年にBCJと第九で共演。