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彩の国シネマスタジオ 埼玉会館上映会
『マリア・モンテッソーリ 愛と創造のメソッド』

2026年10月
30日(金10:30/14:30/18:30 

 

【問い合わせ先】埼玉映画ネットワーク  048-762-9407

 

※前売券なし・当日現金支払いのみ・全席自由・各回入替制・整理券制

 

◎10/30(金)14:30の回終了後、アフターセミナー開催!

子どもの権利のために闘う それが私の運命
マリア・モンテッソーリが、1907年自らの教育法を実践する「子どもの家」を開設するまでの、試練と歩みの7年間の物語

Amazon 創業者ジェフ・ベゾス、Google 創業者ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、シンガー・ソングライターのテイラー・スウィフト、将棋の藤井聡太などが受けたことでも注目されるモンテッソーリ教育。その生みの親であり、イタリア初の女性医師、そして未婚の母でもあったマリア・モンテッソーリ(1870-1952)。彼女が自らの教育実践の場として1907 年「子どもの家」を開設するまでの試練と歩みの7年間を描く。それは、心の自律を信じ、勇気をもって新しい時代を切り開いた、ひとりの女性の宿命の物語。

* * *

これは、マリア・モンテッソーリが、人間形成と教育についての見解と洞察を形成するのに役立った、画期的な年月を描いた特別な映画です。
この映画は、社会が彼女に課した挑戦…男性優位の世界で若い医師として、科学者として、そして新しい母親として…を見事に捉えています。
レア・トドロフの繊細な演出には真正性があります。必見です!

国際モンテッソーリ協会事務局長 リン・ローレンス

 

 


レア・トドロフ監督インタビュー

 

マリア・モンテッソーリのどのような点に興味をそそられ、この映画を制作しようと思ったのですか?

私は、第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の進歩的教育に関する歴史ドキュメンタリーを制作していた時に、初めてマリア・モンテッソーリについての本を読みました。イタリア初の女性医師、国際的な有名人、神話、そして人々を魅了する存在であったマリア・モンテッソーリの人生のロマンティックな側面に強く惹きつけられました。実証主義の学派に属していたにもかかわらず、彼女は観察や実験について語るのと同じくらい、啓示や直観について語りました。また、ムッソリーニと一時期協力しながらも、同時に世界平和を提唱していました。(中略)

しかし、この映画を制作するきっかけとなったターニング・ポイントは、私の娘の誕生でした。娘は遺伝性の病気を持って生まれ、私はすぐに、母親になるだけでなく、特別なニーズを持つ子どもの母親になるのだということを理解しました。

私は、そのような子どもたちの存在が十分に表現されていないことに苦しみました。ハンディキャップと向き合う中で、私はドキュメンタリー映画『Révolution école』を制作する際に、20 世紀初頭の様々な教育者の著作を数年間にわたって研究したことを思い出しました。近代教育の二大巨匠である二人の博士、オヴィド・ドクロリとマリア・モンテッソーリは、いわゆる「白痴児」の子どもたちと関わる前に、「正常な」子どもたちと関わっていました。 私が目にした、これらの子どもたちの古い映像が、私の脳裏に蘇りました。 自分の娘を前にして、この知識は理論の域を超え、現実のものとなったのです。 私自身の必要性によって、このテーマへの関心が再び呼び起こされました。—

 

この映画で19 世紀の女性の人生のさまざまな側面を描くことは、あなたにとってどれほど重要でしたか?

フランスでは、この映画のタイトルは「新しい女性」です。
これは一般的に歴史家が使う表現で、1900 年代に専門職や学術的なキャリアを獲得することに成功し、知識によって社会での地位を主張した、フェミニストで教養があり自立した女性たちを指します。
ですから、それはどちらかというとマリア・モンテッソーリを指す言葉です。 しかし、リリのキャラクターを考案するにあたり、私は彼女を自立した女性として表現したいと思いました。そうすれば、彼女の境遇がマリアやジュゼッペのそれとあまり重ならないからです。彼女をクルチザンヌにしたのは、当時の力強く自由な女性のもう一つのモデルを提供するためでした。

 

教育は現代の大きな問題の一つです。マリア・モンテッソーリの教育方法は、現在の教育に関する議論を豊かにするものでもあると思いますか?

モンテッソーリの教育方法で私が本当に気に入っているのは、子どもを観察することを求めている点です。子どもは皆同じではないと思いますし、学校は子どもに合わせるべきであって、その逆ではないと思います。

 

モンテッソーリの教育法について、ご自身で経験されたことはありますか?

娘のおかげで、特別な支援を必要とする子どもたちの教育については多くの経験があります。その多くは、マリア・モンテッソーリが実践していたことと非常に近いものです。

 

なぜ今日、マリア・モンテッソーリの生涯と功績を思い起こす必要があるのでしょうか?

この映画が、私たちの社会において、よりインクルーシブ(包括的)であろうとする意欲が欠如していることの問いを投げかけることを願っています。
長い間見えにくく、しばしば疎外されてきた、神経疾患や障がいを持つ人々に、社会の中心にふさわしい地位を与える時が来たのです。

 

あらすじ

20 世紀初頭のローマで、マリア・モンテッソーリ(ジャスミン・トリンカ)は、ある「成功者」と出会う。フランスの有名なクルチザンヌ(高級娼婦)であるリリ・ダレンジ(レイラ・ベクティ)だ。リリは娘の学習障がいが明るみに出そうになったとき、自分の名声を守るためにパリから逃亡してきたのだ。マリアはこの時期すでに画期的な新しい教育法の基礎を築いていた。リリはマリアを通して、娘はただの障がいのある女の子ではなく、強い意志と才能を持った人として、ありのままの娘を知るようになる。マリアに共鳴したリリは、男性中心社会の中でもがくマリアが目指す理想の実現に手を貸す。

 


◎アフターセミナー

「モンテッソーリ教育」の生みの親である主人公マリアについて、フェミニストの立場から熱く解説していただきます!

◇日時:2026年10月30日(金)14:30の回終了後

◇場所:埼玉会館 小ホール

◇ゲスト:小田原 琳さん(東京外国語大学 教授

公演インフォメーション

日時

2026年10
30日(金)10:30/14:30/18:30

会場

埼玉会館 小ホール

作品情報

監督・脚本:レア・トドロフ

出演:ジャスミン・トリンカ、レイラ・ベクティ、ラファエル・ソンヌヴィル=キャビー、ラファエレ・エスポジト、ピエトロ・ラグーザ、アガト・ボニゼール、セバスティアン・プドゥル、ラウラ・ボレッリ、ナンシー・ヒューストン

2023年/フランス・イタリア/イタリア語・フランス語/99分/原題:Maria Montessori (La Nouvelle Femme)/字幕:杉本あり

配給:オンリー・ハーツ

協力:国際モンテッソーリ協会(AMI)

後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
   イタリア大使館/イタリア文化会館

© Geko Films – Tempesta – 2023

主催

特定非営利活動法人埼玉映画ネットワーク

共催

公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(埼玉会館)

チケットインフォメーション

料金
(税込)

【全席自由】

一般1,100円/小中高生600円*(いずれも税込)

※前売券なし・当日現金支払いのみ・各回入替制・整理券制

※各回の開始1時間前より販売開始

*学生証を確認する場合がございます。

 

 

オンラインチケット予約
SAFメンバーズ会員の方 一般の方

※当日券はご予約いただけません。

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