2024年11月4日(月・休)14:00開演
◎13:20 ~13:35に、指揮者 キンボー・イシイによるプレコンサート・トークあり
一般発売 | 2024年6月22日(土)10:00 |
メンバーズ発売 | 2024年6月15日(土)10:00 |
毎年恒例、埼玉会館のNHK交響楽団公演。今年は「舞曲」をキーワードに、ともに世界を舞台に活躍する指揮者キンボー・イシイとピアニスト福間洸太朗を迎え、極上の名曲プログラムをお届けします。
幕開けはウィンナ・ワルツの源流ともいわれるウェーバー《舞踏への勧誘》。輝かしいベルリオーズの管弦楽版でお聴きいただきます。続くピアノと管弦楽のための二作品はその対比が聴きもの。ショパンが故郷愛を綴った《ポーランドの歌による幻想曲》では舞曲や民謡旋律が美しく抒情的に歌われるのに対し、《死の舞踏》では打楽器的なピアノ用法で強烈なまでに地獄の恐怖を描き出したリストの先進性が光ります。ヨーロッパと日本を拠点に活動し「何よりも深い感動を与えることができる音楽家(Radio Bremen)」として国際的に高い評価を受ける福間洸太朗のピアノに是非ご注目ください。そしてビゼー「カルメン」組曲は、指揮者自ら再構成した「キンボー・イシイ版」。ドイツ各地の歌劇場で音楽監督を歴任し、欧米アジア数多のオーケストラからの信頼も厚いマエストロの解釈で、世界屈指の人気オペラの名旋律がどのように響くのか期待が高まります。日本を代表するオーケストラ、N響のゴージャスなサウンドで、華麗なる「舞曲」の数々をたっぷりとお楽しみください。
日時 | 2024年11月4日(月・休)14:00開演(13:00開場) |
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会場 | 埼玉会館 大ホール |
出演 | キンボー・イシイ(指揮)、福間洸太朗(ピアノ)、NHK交響楽団(管弦楽) |
曲目 | ウェーバー(ベルリオーズ編曲):舞踏への勧誘 作品65 ショパン:ポーランドの歌による幻想曲 作品13 リスト:死の舞踏 S.126 ビゼー:「カルメン」組曲(キンボー・イシイ版) |
主催 | 公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 |
後援 | さいたま市、NHKさいたま放送局 |
助成 | 文化庁文化芸術振興費補助金 |
託児サービス | 0歳6か月以上の未就学児に対して託児のご予約を承ります。 【託児お申し込み先】 お電話又は問合せフォームへご連絡ください。 ※お子さま1人につき2,000円の負担金をいただきます。 |
料金 (税込) |
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発売日 | 【一般】2024年6月22日(土)10:00 |
幼少期を日本で過ごし、ヴァイオリンを風岡裕氏に学ぶ。12歳で渡欧、ウィーン市立音楽院にてヴァイオリンをワルター・バリリ、ピアノをゲトルッド・クーバセック各氏に師事。1986年に渡米、ジュリアード音楽院にてドロシー・ディレイ、ヒョー・カン各氏のもとで研鑽を積むが、左手の故障(局所性ジストニア)のためヴァイオリンを断念、指揮に転向。小澤征爾等各氏に指揮法を師事。1993年、1995年のタングルウッド音楽祭に奨学生として参加、小澤征爾をはじめサイモン・ラトル等に師事。1995年、デンマークで開催されたニコライ・マルコ国際指揮者コンクールで4位に入賞。小澤征爾、サイモン・ラトル、ベルナルド・ハイティンク等各氏の副指揮者を務めた。これまでにベルリン・コミッシェ・オーパー首席カペルマイスター、マクデブルグ歌劇場音楽総監督、大阪交響楽団首席客演指揮者、ドイツ・シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州立劇場音楽総監督などを歴任。
日本においては、N響、都響、読響、名フィル、札響、九響等を指揮。オペラでは、びわ湖ホール・オペラビエンナーレ《フィガロの結婚》、関西二期会《魔弾の射手》を指揮。2010年、「第9回斎藤秀雄メモリアル基金賞」指揮者部門受賞。
20歳でクリーヴランド国際コンクール日本人初の優勝およびショパン賞受賞。パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学にて学ぶ。これまでにカーネギーホール、リンカーンセンター、サントリーホールなどでのリサイタルの他、クリーヴランド管、イスラエル・フィル、NHK交響楽団など著名オーケストラと多数共演。CDは『バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ』(ナクソス)などをはじめ多数録音しており、2023年4月21日にはNAXOS JAPANより通算19枚目のCD『幻想を求めて – スクリャービン&ラフマニノフ』(ナクソス)を世界同時リリース。また、ラジオのパーソナリティや自身のYouTubeチャンネルでは、演奏動画、解説動画、ライブ配信などで幅広い世代から注目されている。多彩なレパートリーと表現力、コンセプチュアルなプログラム、また5か国語を操り国内外で活躍中。テレビ朝日系「徹子の部屋」や「題名のない音楽会」、NHK-TV「クラシック音楽館」などにも出演。第39回日本ショパン協会賞受賞。2024年、デビュー20周年を迎える。
1926年10月に新交響楽団の名称で結成。1951年には日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称。以来、今日に至るまで、世界一流の指揮者を次々と招聘、話題のソリストたちとも共演し、歴史的名演を残してきた。2013年8月、ザルツブルク音楽祭に初出演、2020年春にはヨーロッパ主要9都市で公演を行うなど、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。現在、年間54回の定期公演をはじめ、全国各地で約120回のコンサートを行い、その演奏はNHKの放送を通じて国内外に広く紹介されている。また社会貢献活動として、全国の学校を訪問する「NHKこども音楽クラブ」、被災地や病院に安らぎと元気を届ける室内楽コンサートなど、多彩な活動を行っている。