江戸時代からつづく4年に一度の雨乞い
長さ約36メートル、重さ約3トン。地域住民総出で作り上げた「龍蛇」を300人が担いで練り歩き、雷電池(かんだちがいけ)で繰り広げられる、4年に一度の雨乞い。1600年代に始まったとされる「脚折雨乞(すねおりあまごい)」は、今年はコロナ禍での中止を経て8年ぶりの開催でした。行事に向けて、会長の横沢運治(よこさわかずはる)さんをはじめとした地域住民は炎天下のなか材料を調達し、竹の骨組みを整え、麦わらを積み、龍の目玉や口、角を作っていきます。今回は当日だけでなく、人との絆を生む準備の段階から見学しました。行事当日は300人が汗まみれ・泥まみれになる行事の迫力に近藤さんも圧倒されました。



