蓮田市

吉澤果樹園

埼玉回遊

試行錯誤を重ね美味しい梨作りに取り組む

梨は蓮田市の特産品。埼玉県で3番目の栽培面積を誇ります。地形の特徴(台風が来ない、平地が多い、水はけがいい)が梨の栽培に適しているそうです。「吉澤果樹園」の吉澤一徳(よしざわかずのり)さんは、梨農家としては3代目(農家としては12代目!)の若手。中学生の頃から梨農家になると宣言し、その志がぶれることはなかったそう。特筆すべきは、お父様から畑を受け継いだ後に吉澤さんの身長に合わせて作り変えた梨棚。少し腰をかがめねばならないため「梨農家は腰痛持ち」とのこと。近藤さんにはかえって新鮮だったようで、中腰で畑を歩き探索しながら感覚を楽しんでいました。工夫を重ね研鑽を積む吉澤さんとご家族の「梨道」に魅了されました。

よしざわ果樹園

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近藤良平からのコメント

近藤良平

吉澤さん、お話が上手!ついついこちらも色んな話をしてしまいました。人間が色々な試行錯誤をしても、木には口が無いから慎重に反応を見極めなければいけない。「木は甘やかすと梨があまり美味しくならない。相当厳しくすると、とても良い木になる」という吉澤さんのコメントもおもしろかった。梨の話を聞いているうちに、哲学的な話になり、人間が自然とともに生きることを考えさせられました。

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