クルド文化を通じて移民・難民と地域をつなぐ
川口市で料理教室や手芸教室を通してクルド文化を紹介する「ROJI NO KOUBOU」主宰の中島直美(なかじまなおみ)さん。近所に住むクルドの人々への関心から料理教室に参加したことを機にクルドの女性たちと交流を深め、ROJI NO KOUBOUを立ち上げました。この日は、ボランティア講師のヤセミンさんをお招きし、「ケバブアバージャナ」(ナスとひき肉のオーブン焼き)と「テナシール」(ライスプディング)の作り方を教わりました。味の要はトマトなどに塩とトウガラシを加えて発酵させた調味料「サルチャ」。酸味と辛みが食欲を誘います。できあがったお料理は「ソフレ」(床に布を敷いて作る食卓)の形式でいただきました。馴染みのある食材から生まれる異国情緒溢れるお料理に驚き、舌鼓を打ちました。



