川越市

梅鉢会

埼玉回遊

川越で現代の里神楽を実践する

川越の神楽社中「梅鉢会(うめばちかい)」の稽古場を訪問。神楽師の白石信人(しらいしのぶと)さんが主宰されている梅鉢会の里神楽は、形式を大切にしながらも、新しいアイデアがたくさん盛り込まれた、現代の神楽。若い方もたくさん参加されています。拝見したのは『菩比上使』という演目。神話のなかにもコミカルな動きや、感情がわかる仕草が潜んでいて、ユーモアたっぷりで躍動感あふれる作品でした。白石さんはご自宅を稽古場に改修され、神楽面、道具、衣裳は全てこだわりのものばかり。活気あふれるお稽古場で楽しい時間を過ごさせていただきました。

相模流里神楽 梅鉢会

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近藤良平からのコメント

近藤良平

こんな身近に、至近距離で神楽を感じたのは初めての体験でした。稽古場の暑さも良かった(笑) このような場所だからこそ、より芸能に近づける感じがする。今日見た神楽は、「美しい」日本文化というより、「庶民」の文化。それを含めて日本人でよかったと感じました。しかし「モドキ」という存在はおもしろいなぁ。もっと探りたくなりました。

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