視覚障がい者と多彩な活動を行う
青空の美しい夏の日、明るくにぎやかな声のあふれる「領家グリーンゲイブルズ」を訪ねました。盲学校の卒業生やサポートが必要な障がいのある方などが通う施設です。施設名は、『赤毛のアン』のアンの住まい「グリーン・ゲイブルズ(緑の切妻屋根の家)」から。利用者の方々は、芸術活動や、点字名刺プレス作業、マッサージ(資格所有者)、コーヒー焙煎、農福連携事業など、様々な活動に携わっています。焙煎小屋では利用者の皆さんによるコーヒー焙煎を見学。「ハゼ」(豆のはぜる音)のごく小さな音の変化を聞き分けることが求められる繊細な作業です。探求心と根気から生まれるコーヒーの味わいは格別でした。皆さんがそれぞれの強みを発揮する姿に目を奪われました。



