本庄市

怪談師 北城椿貴さん

埼玉回遊

怪談を通じて地域の歴史や文化を伝承する怪談師

平日はIT企業で働く会社員、休日は怪談師として活躍する北城椿貴(きたしろつばき)さん。現在は本庄市を拠点に、全国各地の歴史や言い伝えを調査、収集し、現代につながる怪談話として人々の前で語っています。この日は、北本市文化センター展示ホールにて、「北本怪談がたり」(北本市立中央図書館主催)を聴きました。地域に伝わる源範頼(源頼朝の弟)と石戸蒲ザクラの伝説や、埼玉県内の「怖い場所」についての怪談話は、少し背筋が寒くなるものの、その土地への興味が深まります。近藤さんも「北本にまた来たいという気持ちになった」と笑顔。北城さんの歴史と人への愛を感じました。

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近藤良平からのコメント

近藤良平

「怪談師」という存在そのものが謎めいていてすてきだよね。僕は特別な怪談ファンではないけれど、北城さんのお話は歴史に基づく面白いお話で、すんなりと聞くことができました。北城さんは自分の「好き」を突き詰めている方。かなりのフィールドワークをされていて、怪談師という枠をすでに超えている気がする。これからさらに活動が広がっていきそうですね。

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