秩父市

秩父屋台囃子傳承會

埼玉回遊

秩父夜祭で演奏される秩父屋台囃子を今に伝える

秩父神社の例大祭、秩父夜祭。日本三大曳山祭りのひとつであり(※)、国の重要有形・無形民俗文化財や、ユネスコの世界無形文化遺産に指定されました。その秩父夜祭で曳きまわされる曳山(屋台)の中で演奏されるのが秩父屋台囃子です。「秩父屋台囃子傳承會(ちちぶやたいばやしでんしょうかい)」の守屋泰之(もりややすゆき)さんは、代々の名人の記録や記憶をひもときながら、稽古を主体として屋台囃子を伝えています。ご神幸祭の屋台を動かす原動力となる太鼓の響き。独特の裏拍のリズムに魅了され、お囃子の力強さと迫力に圧倒されるひと時でした。

※日本三大曳山祭り…京都・祇園祭、岐阜・高山祭、埼玉・秩父夜祭

秩父屋台囃子傳承會

X(旧Twitter)

近藤良平からのコメント

近藤良平

いやぁ、音がとにかくすごい!内蔵で聴いている感じ。みんな命がけでやっている。こんなにすごいものだと思っていなかった。秩父夜祭は見たことがありますが、お祭で見るのと間近で聴くのは全然違いますね。心臓を見ている感じがする。屋台囃子の「テケテケ」の裏拍リズムをもっと勉強したいです。屋台囃子は「音を貫く」「音を合わせる」ことに徹底する作業。非常に集中しながらも、みんなで合わせている。全身が洗われるようなきもちでした。

回遊先一覧